シンデレラダンス【社交ダンス×純愛】
「俺と一緒に踊りませんか」
──始まりは、幼馴染の翔馬が社交ダンス部に入りたい、と言ってきたことだった。
生まれつきの難聴で、音をうまく聞き取れず、言葉で話すことのできない三保にき。
しかし、翔馬がきっかけで、にきは社交ダンス部に入部することになる。
小さな頃からにきのことが好きだった、年下の翔馬。
そして、部内でにきとパートナーを組むことになった、慶一郎。
二人に揺れながら、消極的だったにきは、大きな一歩を踏み出そうとしていた。
私、踊りたい。踊れるようになりたい。
社交ダンスを通した、甘酸っぱい青春グラフィティ。
執筆期間 2017.05.23~05.31
第一章 『にき、一緒に踊ろう』
第二章 『色味を加えて、動き出す』
第三章 『翔馬の温かい眼差し』
第四章 『宝君のパートナー』
第五章 『私の好きな人』
第六章 『ずっとにきを想ってた』
第七章 『祭りにて、今』
最終章 『貴方と一緒に、踊りたい』
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