88 / 184
ー光ー 第六章 燦爛鳳条国
第八十七話 本当は
しおりを挟む
ここはどこだと思ったが、どうやら燦爛鳳条国の城の病室だそうだ。
なぜここにいるかと言うと、天光琳は鬼神落暗を倒した後、黒い煙が空高くまで舞った。
それが目印になったらしく、天俊熙たちは急いでそこへ向かった。
すると、血だらけで倒れている二神を発見し、直ぐに城に戻ってきたそうだ。
実は鬼神落暗が鬼神の力を使い、方向感覚を狂わせていたのか、焔光山に行ったことがある者でも皆迷子になっていたのだが、天光琳が鬼神落暗を倒した後、急に道が分かったそうだ。
そのため、天光琳たちを見つけたあと、直ぐに帰ることが出来た。
「伽耶斗は......亡くなってしまったのでしょうか...?」
鳳条眞秀は悲しそうな顔をして言った。
しかし聞かなくても、ここに京極伽耶斗の姿は無い。どうなったか分かるだろう。
あの時、京極庵に聞かなかったのは、京極伽耶斗が死んだ...ということをなんとなく分かっていたからだ。
「伽耶斗さんは......亡くなりました......」
天光琳がそう言うと、鳳条眞秀と天俊熙はやっぱりか......と下を向いた。
......そして、天麗華は信じられない...という顔をしている。そして目には涙を浮かべていた。
「ごめんなさい......伽耶斗さんは......僕が...桜雲天国の王子だからって......僕と庵くんに逃げろって......僕......なにも出来なかった......」
天光琳は涙を流しながらゆっくりと話した。
「お前はあの悪神......いや、鬼神を倒したんだろ......?庵から聞いた。鬼神を倒して、庵を死なせなかった。よくやったよ」
「でも庵くんは...何も出来ない体になっちゃった......僕が早く倒さなかったから......」
天俊熙は慰めたが、天光琳は自分を責め続けた。
いつもなら天麗華が慰めているのだが、今の天麗華は気持ちを整えるので精一杯だった。
「ありがとう......君と伽耶斗と庵はこの国の英雄です」
✿❀✿❀✿
その日の夜のこと。
静かになった病室で一神、天光琳はベッドの上で寝転がっていた。寝転がっていても、身体中がズキズキと痛む。
今は午後八時。
「......っ......」
天光琳は痛みに耐えながらゆっくりと起き上がった。
傷口が開いてしまわないように...と願いながら、そっとベッドから降りた。
「...いっ......」
足首がとても痛い。
昼間、京極庵の部屋に走って行った時も傷んだのだが、その時よりも痛みが増している。
恐らく痛みを和らげる能力を使ってくれていたのだろう。しかし今はその効果が切れている。
(そういえば......足首の皮膚がえぐれちゃったんだよね......)
鬼神落暗の鬼神の力で生み出された黒いツタが天光琳の脚を絡めていて動けなくなってしまった時、痛みを我慢し、無理やり抜け出したのだ。
足首は包帯で巻かれているが、包帯の下は見ていられないほどぐちゃぐちゃになっているだろう。
それでも天光琳は立ち上がった。
壁にもたれて、なるべく脚の負担を軽くする。
そして、壁に寄りかかりながらゆっくりと隣の部屋へ向かった。
「......っ...」
「...光琳......?」
隣の部屋はまだ扉が開いていて、天光琳の声が聞こえたのだろう。
「お前......起き上がっていいのか......?」
「......」
天光琳は何も話さず、京極庵がいる部屋に入ると、壁から手を離し、フラフラと京極庵のベッドの方へ歩いた。
そして途中で立っていられなくなり、ベッドの付近でしゃがみ込んだ。
天光琳はしゃがみ込んだまま下を向いている。
...肩が震えている。
「......ごめんなさい.........謝っても......許してくれないことだと分かってる.........でも......」
「お前のせいで......」
天光琳は涙を流し、一生懸命謝っている。
京極庵は言っている途中に被せて言った。
「......お前のせいで伽耶兄が死んだっ!!......お前のせいでこんな体になっちゃったじゃないかっ!!俺は......もう何も出来ないっ!お前みたいに無能神様になっちゃったよ.........どうしてくれるんだよ......どうしてくれるんだよ!!」
京極庵は泣きながら叫んだ。
そして震えながら一度深呼吸をした。
「......って......思っちゃうんだ.........」
「......え...?」
天光琳は顔を上げた。
「......伽耶兄は......自分の意思で俺たちを守って......死んだ。俺も...自分の不注意だった...。お前が謝ると......お前を責めちゃうんだ......お前は悪くない......のに......。もう......謝らないでくれ......頼むから謝らないでくれよっ!!」
「......っ!」
天光琳は京極庵の言葉を聞いて、さらに涙がこぼれていった。
まさか自分のことを悪くない...と思っているとは。
「俺さ......お前のおかげで気づけたんだよ......。母さんと父さん...本当は俺の事嫌ってなかったって。俺が目が覚めた時、母さんと父さんは泣きながら喜んでくれたよ。天才の伽耶兄じゃなくて、全身が麻痺して動けなくなったこんな俺が帰ってきたのに、よく帰ってきたって......喜んでくれたんだよ。俺が勝手に嫌われてるって勘違いしててさ......伽耶兄が違うよって教えてくれたのに信じなくて......」
京極庵は首を横に動かし、天光琳の方を見た。
「俺...自分からお前の護衛をするって眞秀様に言ったんだ。鬼神が現れて直ぐに、光琳たちが来てくれたら誰が護衛するかって話になってな......。だから俺は母さんたちに許可を取らず、勝手に名乗り出た。俺だって国ために役に立ちたい。そう思ったんだ。......だけどそれがすぐに伽耶兄にバレて......伽耶兄も心配だから着いていく...って......。......本当は...伽耶兄の死は、俺が原因なんだよな......」
三神が行方不明になったあと、鳳条眞秀は京極の両親に行方不明になったと伝えたそうだ。そこで京極の両親は京極庵たちが天光琳たちの護衛をしていることを知った。
夜になっても家に帰ってこないことが多い京極庵と、京極庵の面倒を見てたまに家に帰らない京極伽耶斗が二日、三日いないことは日常的だった。そのため、また二神はどこかで遊んでいるのだろうと両親は思っていたのだ。
まさか危険な任務を受けているとは。
そして......見つかったと知らせが来て病室に向かったら......京極伽耶斗の姿は見当たらなかった。
京極庵が目覚め、最初に聞いた言葉は......
「伽耶兄は死んだ......」
両親の気持ちを考えると胸が締め付けられる。
自分のことを責めているのは天光琳だけではなかった。京極庵もそうだった。
「違うよ......庵くんのせいじゃない......。鬼神が...全部悪いんだよ」
「そうだよ。鬼神が全部悪い。お前は悪くない。だから笑えよ。そんな顔してると、俺が泣かせたみたいで、伽耶兄に怒られる」
京極庵は微笑んだ。兄を無くし、前のように明るい笑顔ではなかったが、それでも優しい笑顔だった。
「庵くんは...優しいね」
なぜここにいるかと言うと、天光琳は鬼神落暗を倒した後、黒い煙が空高くまで舞った。
それが目印になったらしく、天俊熙たちは急いでそこへ向かった。
すると、血だらけで倒れている二神を発見し、直ぐに城に戻ってきたそうだ。
実は鬼神落暗が鬼神の力を使い、方向感覚を狂わせていたのか、焔光山に行ったことがある者でも皆迷子になっていたのだが、天光琳が鬼神落暗を倒した後、急に道が分かったそうだ。
そのため、天光琳たちを見つけたあと、直ぐに帰ることが出来た。
「伽耶斗は......亡くなってしまったのでしょうか...?」
鳳条眞秀は悲しそうな顔をして言った。
しかし聞かなくても、ここに京極伽耶斗の姿は無い。どうなったか分かるだろう。
あの時、京極庵に聞かなかったのは、京極伽耶斗が死んだ...ということをなんとなく分かっていたからだ。
「伽耶斗さんは......亡くなりました......」
天光琳がそう言うと、鳳条眞秀と天俊熙はやっぱりか......と下を向いた。
......そして、天麗華は信じられない...という顔をしている。そして目には涙を浮かべていた。
「ごめんなさい......伽耶斗さんは......僕が...桜雲天国の王子だからって......僕と庵くんに逃げろって......僕......なにも出来なかった......」
天光琳は涙を流しながらゆっくりと話した。
「お前はあの悪神......いや、鬼神を倒したんだろ......?庵から聞いた。鬼神を倒して、庵を死なせなかった。よくやったよ」
「でも庵くんは...何も出来ない体になっちゃった......僕が早く倒さなかったから......」
天俊熙は慰めたが、天光琳は自分を責め続けた。
いつもなら天麗華が慰めているのだが、今の天麗華は気持ちを整えるので精一杯だった。
「ありがとう......君と伽耶斗と庵はこの国の英雄です」
✿❀✿❀✿
その日の夜のこと。
静かになった病室で一神、天光琳はベッドの上で寝転がっていた。寝転がっていても、身体中がズキズキと痛む。
今は午後八時。
「......っ......」
天光琳は痛みに耐えながらゆっくりと起き上がった。
傷口が開いてしまわないように...と願いながら、そっとベッドから降りた。
「...いっ......」
足首がとても痛い。
昼間、京極庵の部屋に走って行った時も傷んだのだが、その時よりも痛みが増している。
恐らく痛みを和らげる能力を使ってくれていたのだろう。しかし今はその効果が切れている。
(そういえば......足首の皮膚がえぐれちゃったんだよね......)
鬼神落暗の鬼神の力で生み出された黒いツタが天光琳の脚を絡めていて動けなくなってしまった時、痛みを我慢し、無理やり抜け出したのだ。
足首は包帯で巻かれているが、包帯の下は見ていられないほどぐちゃぐちゃになっているだろう。
それでも天光琳は立ち上がった。
壁にもたれて、なるべく脚の負担を軽くする。
そして、壁に寄りかかりながらゆっくりと隣の部屋へ向かった。
「......っ...」
「...光琳......?」
隣の部屋はまだ扉が開いていて、天光琳の声が聞こえたのだろう。
「お前......起き上がっていいのか......?」
「......」
天光琳は何も話さず、京極庵がいる部屋に入ると、壁から手を離し、フラフラと京極庵のベッドの方へ歩いた。
そして途中で立っていられなくなり、ベッドの付近でしゃがみ込んだ。
天光琳はしゃがみ込んだまま下を向いている。
...肩が震えている。
「......ごめんなさい.........謝っても......許してくれないことだと分かってる.........でも......」
「お前のせいで......」
天光琳は涙を流し、一生懸命謝っている。
京極庵は言っている途中に被せて言った。
「......お前のせいで伽耶兄が死んだっ!!......お前のせいでこんな体になっちゃったじゃないかっ!!俺は......もう何も出来ないっ!お前みたいに無能神様になっちゃったよ.........どうしてくれるんだよ......どうしてくれるんだよ!!」
京極庵は泣きながら叫んだ。
そして震えながら一度深呼吸をした。
「......って......思っちゃうんだ.........」
「......え...?」
天光琳は顔を上げた。
「......伽耶兄は......自分の意思で俺たちを守って......死んだ。俺も...自分の不注意だった...。お前が謝ると......お前を責めちゃうんだ......お前は悪くない......のに......。もう......謝らないでくれ......頼むから謝らないでくれよっ!!」
「......っ!」
天光琳は京極庵の言葉を聞いて、さらに涙がこぼれていった。
まさか自分のことを悪くない...と思っているとは。
「俺さ......お前のおかげで気づけたんだよ......。母さんと父さん...本当は俺の事嫌ってなかったって。俺が目が覚めた時、母さんと父さんは泣きながら喜んでくれたよ。天才の伽耶兄じゃなくて、全身が麻痺して動けなくなったこんな俺が帰ってきたのに、よく帰ってきたって......喜んでくれたんだよ。俺が勝手に嫌われてるって勘違いしててさ......伽耶兄が違うよって教えてくれたのに信じなくて......」
京極庵は首を横に動かし、天光琳の方を見た。
「俺...自分からお前の護衛をするって眞秀様に言ったんだ。鬼神が現れて直ぐに、光琳たちが来てくれたら誰が護衛するかって話になってな......。だから俺は母さんたちに許可を取らず、勝手に名乗り出た。俺だって国ために役に立ちたい。そう思ったんだ。......だけどそれがすぐに伽耶兄にバレて......伽耶兄も心配だから着いていく...って......。......本当は...伽耶兄の死は、俺が原因なんだよな......」
三神が行方不明になったあと、鳳条眞秀は京極の両親に行方不明になったと伝えたそうだ。そこで京極の両親は京極庵たちが天光琳たちの護衛をしていることを知った。
夜になっても家に帰ってこないことが多い京極庵と、京極庵の面倒を見てたまに家に帰らない京極伽耶斗が二日、三日いないことは日常的だった。そのため、また二神はどこかで遊んでいるのだろうと両親は思っていたのだ。
まさか危険な任務を受けているとは。
そして......見つかったと知らせが来て病室に向かったら......京極伽耶斗の姿は見当たらなかった。
京極庵が目覚め、最初に聞いた言葉は......
「伽耶兄は死んだ......」
両親の気持ちを考えると胸が締め付けられる。
自分のことを責めているのは天光琳だけではなかった。京極庵もそうだった。
「違うよ......庵くんのせいじゃない......。鬼神が...全部悪いんだよ」
「そうだよ。鬼神が全部悪い。お前は悪くない。だから笑えよ。そんな顔してると、俺が泣かせたみたいで、伽耶兄に怒られる」
京極庵は微笑んだ。兄を無くし、前のように明るい笑顔ではなかったが、それでも優しい笑顔だった。
「庵くんは...優しいね」
0
お気に入りに追加
27
あなたにおすすめの小説
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ハルのてのひら、ナツのそら。
華子
恋愛
中学三年生のナツは、一年生の頃からずっと想いを寄せているハルにこの気持ちを伝えるのだと、決意を固めた。
人生で初めての恋、そして、初めての告白。
「ハルくん。わたしはハルくんが好きです。ハルくんはわたしをどう思っていますか」
しかし、ハルはその答えを教えてはくれなかった。
何度勇気を出して伝えてもはぐらかされ、なのに思わせぶりな態度をとってくるハルと続いてしまう、曖昧なふたりの関係。
ハルからどうしても「好き」だと言われたいナツ。
ナツにはどうしても「好き」だと言いたくないハル。
どちらも一歩もゆずれない、切ない訳がそこにはあった。
表紙はフリーのもの。
最弱職の初級魔術師 初級魔法を極めたらいつの間にか「千の魔術師」と呼ばれていました。
カタナヅキ
ファンタジー
現実世界から異世界に召喚された「霧崎ルノ」彼を召還したのはバルトロス帝国の33代目の皇帝だった。現在こちらの世界では魔王軍と呼ばれる組織が帝国領土に出現し、数多くの人々に被害を与えていた。そのために皇帝は魔王軍に対抗するため、帝国に古から伝わる召喚魔法を利用して異世界から「勇者」の素質を持つ人間を呼び出す。しかし、どういう事なのか召喚されたルノはこの帝国では「最弱職」として扱われる職業の人間だと発覚する。
彼の「初級魔術師」の職業とは普通の魔術師が覚えられる砲撃魔法と呼ばれる魔法を覚えられない職業であり、彼の職業は帝国では「最弱職」と呼ばれている職業だった。王国の人間は自分達が召喚したにも関わらずに身勝手にも彼を城外に追い出す。
だが、追い出されたルノには「成長」と呼ばれる能力が存在し、この能力は常人の数十倍の速度でレベルが上昇するスキルであり、彼は瞬く間にレベルを上げて最弱の魔法と言われた「初級魔法」を現実世界の知恵で工夫を重ねて威力を上昇させ、他の職業の魔術師にも真似できない「形態魔法」を生み出す――
※リメイク版です。付与魔術師や支援魔術師とは違う職業です。前半は「最強の職業は付与魔術師かもしれない」と「最弱職と追い出されたけど、スキル無双で生き残ります」に投稿していた話が多いですが、後半からは大きく変わります。
(旧題:最弱職の初級魔術師ですが、初級魔法を極めたら何時の間にか「千の魔術師」と呼ばれていました。)

機械オタクと魔女五人~魔法特区・婿島にて
於田縫紀
ファンタジー
東京の南はるか先、聟島に作られた魔法特区。魔法技術高等専門学校2年になった俺は、1年年下の幼馴染の訪問を受ける。それが、学生会幹部3人を交えた騒がしい日々が始まるきっかけだった。
これは幼馴染の姉妹や個性的な友達達とともに過ごす、面倒だが楽しくないわけでもない日々の物語。
5月中は毎日投稿、以降も1週間に2話以上更新する予定です。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~
ぱつきんすきー
ファンタジー
突然「神」により異世界転移させられたワタシ
以前の記憶と知識をなくし、右も左も分からないワタシ
唯一の武器【買い物履歴】スキルを利用して異世界でぼちぼち生活
かつてオッサンだった少女による、異世界生活のおはなし

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。
200話で完結しました。
今回はあとがきは無しです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる