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第15話 飲み屋みたいなテンションで入ってくんな!

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「ほら、宇野さんこれですよ。なんて言うんでしたか?」

 そう聞くと、宇野は悔しそうに僕を睨みつけて小声で何やらボソリを呟いた。

「ちゃんと聞こえるように言ってくださいよ。約束でしょ? 僕は約束守ってるのに宇野さんは守らないんですか?」
「おチンポ様! 言えばいいんだろっ!」
「ちゃんと言えるじゃないですか」

 そして。

「それじゃあ今日は僕座ってるので、宇野さんが自分で入れてみてくださいよ」

 一体どんな反応をするのかと思ったが、宇野はブツブツと声で悪態をつきながらも、意外なほどすんなりとパンツを脱いだ。
 悪いのはあくまでも僕に対してであって、おチンポ様には責任は無いということなんだろうか。

 宇野は僕の足の間に入ってくると、上から僕を睨みつけてから背を向けて、掴んだムスコの上に腰を下ろしてくる。

「…………っく!」

 ゆっくりと、着実に、ムスコは宇野の中に飲み込まれていく。
 1週間ぶりということもあってか、宇野の中はとても狭く感じた。
 そうしてようやく宇野の奥まで届いた時だった――部室の扉がガチャリと音を立てた。

 その瞬間、ほとんど条件反射のように宇野は立ち上がり、脱いだパンツをひったくるように掴んで後ろ手に隠した。
 宇野はそれでいい。立ち上がればスカートが隠してくれるんだから。

 しかし僕は違う。
 フル勃起状態のムスコを丸出しだから誤魔化せるわけがない。

「ヤッテる?」

 そう言って入って来たのは木本だったが、僕の状態を見てアワアワし始めた。

「あっ⁉ マジかっ! ゴメン⁉」

 そうは言いながらも出ては行かずに入って来る。

 そうして僕の方に来ると、当たり前みたいなムスコを触って来るのだが、それは今入れていたばかりのムスコ。

「あれ……これ、汁? えっ、マン汁じゃん! ガッツリヤッテたかんじ⁉」

 そんな驚きの声を上げたかと思うと、流れるような動作で宇野のスカートを掴み、捲って何かを確認しようとしている。

「ちょっ、やめろっ!」
「いつもは見せてくれるじゃん! 見せられないの? 見せられない状態なの⁉」
「うるさい! やめろっバカ!」
「あっ! サヤカったら内腿伝ってお汁が垂れてきてる~」

 そんなやり取りをしたあと、「どうぞ続けて」と平気な顔で言ってくるが、続けられるわけがない。

 宇野の顔を見ると今までとは比べ物にならないぐらいブチギレていらっしゃる。

「木本さん、なんか用でもありましたか?」
「用があるわけじゃないけど」
「無いのかよっ!」
「なんかサヤカがソワソワしてるし、先に帰るからこれはもしやと思ってさ」

 つまり、それでもしかしたら今からヤルのかもと、わざわざ確認をしに来たということなんだろう。
 なんていう野次馬根性なんだろうか。

 とりあえず木本にはお引き取りしてもらおうかと思ったら、木本はそのまま宇野の愛液でベトベトのムスコを当たり前みたいに握ってきた。

「ちょっと木本さん……何してるんですか?」
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