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第9話 ちょっと関係性の様子がおかしくなってるかも
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なんだかんだで結局2回戦ヤッタ。
1回戦目の後、おそうじフェラをしてもらっていたら、物足りなさを感じてしまった。
そのまましゃぶって立たせて2回戦目へ。
そして2回戦目が終わり、なぜか2人でベッドに寝転がっている。
普通のカップルならここで粋なピロートークでも繰り広げるんだろうが、
あいにく僕たちはカップルでもなんでもない。
「宇野さんのグループって5人いるじゃいですか」
「うん」
「グループ内の力関係ってどうなんです? 1番は夏木さんで、宇野さんが2番だと思ってるんですけど、
他の人ってどんな感じなんです?」
「どうなんだろ」
改めて考えると分からないみたいで、
宇野は天井をジッと見つめて「うーん」と。
「マイとカオリとは友達って感じだけど、ユイとアイリはクラスの中で一緒にいるって感じかな。マイとユイは仲良いんだけど」
下の名前でツラツラと話されると、馴染みが無さ過ぎて頭が追い付かない。
「グループってみんな仲良しってわけじゃないの?」
「たぶん卒業しちゃえば遊ぶことも無くなるんじゃない?」
「女子のグループってそんな感じなんです?」
「去年のクラスはそんなことなかったけどね」
まるでクラスの中で孤立しないように、とりあえず群れを形成してるみたいだ。
「じゃあ、鈴木さんがグループ内で孤立気味ってことなんだ。木本さんはどんな感じの人なの?」
思い返すと、5人グループで僕のことをイジメていても、
木本は一番消極的というか、イジメに関して割と無関心だった。
みんながやっているから付き合いでといった感じ。
「カオリは付き合いで一緒にいるって感じだよね」
付き合いでイジメるというのも変な話で、
イジメられる方からしたらたまったものではないのだが。
そうなると、次のターゲットは鈴木アイリで決定だ。
「鈴木さんのこと色々教えてよ」
「アイリともこういうことするわけ?」
「そりゃ復讐するためにこれまで我慢してたんだから」
特に鈴木に関しては特に許せないことがあるのだから、
宇野のように仏心を見せたりはしない。
そんなことを考えてると、ムスコではなく玉の方を揉まれる感触。
「教えてあげるからもう1回してよ」
翌10月21日月曜日。
2時間目の授業が終わってスマホを見ると、宇名からメッセージが来ていた。
『生理来た。今日ホント無理。ゴメン』
宇野の席を見ると机に突っ伏していて、
思えば朝からずっと寝ているような気もする。
もしかしたら、昨日の異様な性欲はこれの前触れだったのかもしれないと。
しかし、改めてメッセージを見て思うが、「ゴメン」は要らないだろ。
「ゴメン」のせいでまるでカップルのやり取りみたいになってるじゃないか。
とはいえ、ちょうどいいから今日鈴木に仕掛けようと思う。
さっそく昨日教えてもらった鈴木の個人情報の数々が役に立ってしまう。
県内の第一志望だった四大に内定が出ていて、
保育士の資格を取ろうと考えているらしい。
家は母子家庭で母親と2人暮らし、大学の通学も自宅からの予定。
そして誕生日も迎えていてすでに18歳。
最高の条件が揃っている。
しかし、作戦の第1段階として手紙を手渡したいのだが、どれだけ待っても休み時間に鈴木が1人にならない。
仕方なく宇野と二人になったタイミングで「あの……これ」と手紙を差し出した。
すると宇野が、「おまえ急になに? マジでキモイんだけどww」と、生理痛にも関わらず見事な役者ぶりを発揮してくれたのだが、あまりのガチ感に少しだけ傷付いてしまった。
それでも無事に迎えた昼休み。
1回戦目の後、おそうじフェラをしてもらっていたら、物足りなさを感じてしまった。
そのまましゃぶって立たせて2回戦目へ。
そして2回戦目が終わり、なぜか2人でベッドに寝転がっている。
普通のカップルならここで粋なピロートークでも繰り広げるんだろうが、
あいにく僕たちはカップルでもなんでもない。
「宇野さんのグループって5人いるじゃいですか」
「うん」
「グループ内の力関係ってどうなんです? 1番は夏木さんで、宇野さんが2番だと思ってるんですけど、
他の人ってどんな感じなんです?」
「どうなんだろ」
改めて考えると分からないみたいで、
宇野は天井をジッと見つめて「うーん」と。
「マイとカオリとは友達って感じだけど、ユイとアイリはクラスの中で一緒にいるって感じかな。マイとユイは仲良いんだけど」
下の名前でツラツラと話されると、馴染みが無さ過ぎて頭が追い付かない。
「グループってみんな仲良しってわけじゃないの?」
「たぶん卒業しちゃえば遊ぶことも無くなるんじゃない?」
「女子のグループってそんな感じなんです?」
「去年のクラスはそんなことなかったけどね」
まるでクラスの中で孤立しないように、とりあえず群れを形成してるみたいだ。
「じゃあ、鈴木さんがグループ内で孤立気味ってことなんだ。木本さんはどんな感じの人なの?」
思い返すと、5人グループで僕のことをイジメていても、
木本は一番消極的というか、イジメに関して割と無関心だった。
みんながやっているから付き合いでといった感じ。
「カオリは付き合いで一緒にいるって感じだよね」
付き合いでイジメるというのも変な話で、
イジメられる方からしたらたまったものではないのだが。
そうなると、次のターゲットは鈴木アイリで決定だ。
「鈴木さんのこと色々教えてよ」
「アイリともこういうことするわけ?」
「そりゃ復讐するためにこれまで我慢してたんだから」
特に鈴木に関しては特に許せないことがあるのだから、
宇野のように仏心を見せたりはしない。
そんなことを考えてると、ムスコではなく玉の方を揉まれる感触。
「教えてあげるからもう1回してよ」
翌10月21日月曜日。
2時間目の授業が終わってスマホを見ると、宇名からメッセージが来ていた。
『生理来た。今日ホント無理。ゴメン』
宇野の席を見ると机に突っ伏していて、
思えば朝からずっと寝ているような気もする。
もしかしたら、昨日の異様な性欲はこれの前触れだったのかもしれないと。
しかし、改めてメッセージを見て思うが、「ゴメン」は要らないだろ。
「ゴメン」のせいでまるでカップルのやり取りみたいになってるじゃないか。
とはいえ、ちょうどいいから今日鈴木に仕掛けようと思う。
さっそく昨日教えてもらった鈴木の個人情報の数々が役に立ってしまう。
県内の第一志望だった四大に内定が出ていて、
保育士の資格を取ろうと考えているらしい。
家は母子家庭で母親と2人暮らし、大学の通学も自宅からの予定。
そして誕生日も迎えていてすでに18歳。
最高の条件が揃っている。
しかし、作戦の第1段階として手紙を手渡したいのだが、どれだけ待っても休み時間に鈴木が1人にならない。
仕方なく宇野と二人になったタイミングで「あの……これ」と手紙を差し出した。
すると宇野が、「おまえ急になに? マジでキモイんだけどww」と、生理痛にも関わらず見事な役者ぶりを発揮してくれたのだが、あまりのガチ感に少しだけ傷付いてしまった。
それでも無事に迎えた昼休み。
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