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ライゼン通りのお針子さん6 ~春色の青春物語~
エピローグ
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今年も残りわずかとなったある日の仕立て屋。
「ご機嫌よ。アイリス聞きましたわよ。殿方とお付き合いすることになったとか。おめでとう」
「お~。アイリスさん好きな人が出来たとか。おめでとございます!」
何時の間に王国中に知れ渡ったのか分からないがアイリスがキースと付き合うことが皆に伝わり朝からおめでとうの嵐で引っ切り無しにお客が訪れる。
「やぁ、アイリス聞いたぞ。キースと付き合うことになったんだってな。おめでとう」
「失礼します。アイリスさんお話聞きました。良かったですね」
「騎士団の人えっと名前は確か……あぁ、そうそう。キースさんでしたね、その方とお付き合いする事になったとか。上手くいくように応援致しております」
マルセンがやってくるなり笑顔で話すとそこに訪れたシュテリーナとジョルジュも花が咲いたように微笑む。
「失礼する。アイリス、キースと付き合うことになったそうだな。その。おめでとう。だが奴に何か不満があったら相談するんだぞ。私がしっかり叱りつけてやるからな」
「失礼するよ。アイリス話は聞いたぞ。いや~。ようやく恋の到来か。実にめでたい! 応援しているぞ」
ジャスティンがやってくるなり話すとレオも笑顔で来店してきた。
「失礼する。アイリスさん彼氏が出来たと聞きました。おめでとうございます。これであのバカ息子も諦める事でしょう」
侯爵がやってくるなりそう言うとアイリスに好きな人が出来た事が自分の事のように嬉しくて涙する。
「アイリスさんおめでとうございます。わたくし達ファンクラブ会員一同心より応援致しておりますわ」
「子猫ちゃん。好きな人と付き合うことになったって話を聞いたよ。……何だろう。やきもちを焼くかと思っていたんだが……何だか釈然としないな」
イリスとルークが同時に入って来ると令嬢は笑顔で彼は難しい顔をして話す。
「よ、姉ちゃん聞いたぞ! キースと付き合うことになったんだってな。これはめでたい。オレ達精霊も姉ちゃん達の事応援しているからな」
「失礼。アイリス話は聞いたわよ。お仕事一筋だと思っていたけれどちゃんと恋愛する気になったのね。おめでとう。何か嫌なことされたら相談するのよ」
「失礼。アイリスさん隊長達から話は聞いたわ。キースさんと付き合うことになったとか。ふふっ。おめでとう」
マクモが突然現れるなり笑顔で言うとキリとリゼットもやってきて微笑む。
「凄い騒ぎになってしまって……こんなことになるなんて」
「皆アイリスの幸せを願ってくれているんだよ」
委縮しながら頬を赤らめ呟くアイリスへとイクトが優しい微笑を讃えて話す。
「これは、結婚しましたなんて話になったら街中が大騒ぎになりそうだな」
「もう、イクトさん変なこと言わないでください」
可笑しそうに笑う彼へと彼女は慌てて止めてくれと思いながら言う。
こうして街の人達に祝福されながら二人のお付き合いは今後も続いていくこととなった。
======
あとがき
はい。ようやくアイリスに春が着ました。おめでとうございます。幼馴染だから恋心に気付くのに時間がかかってしまったアイリスではありますが付き合い始めたらきっとゴールは早いと思います(フラグ)では次回は錬金術師さん5でお会いしましょう。
「ご機嫌よ。アイリス聞きましたわよ。殿方とお付き合いすることになったとか。おめでとう」
「お~。アイリスさん好きな人が出来たとか。おめでとございます!」
何時の間に王国中に知れ渡ったのか分からないがアイリスがキースと付き合うことが皆に伝わり朝からおめでとうの嵐で引っ切り無しにお客が訪れる。
「やぁ、アイリス聞いたぞ。キースと付き合うことになったんだってな。おめでとう」
「失礼します。アイリスさんお話聞きました。良かったですね」
「騎士団の人えっと名前は確か……あぁ、そうそう。キースさんでしたね、その方とお付き合いする事になったとか。上手くいくように応援致しております」
マルセンがやってくるなり笑顔で話すとそこに訪れたシュテリーナとジョルジュも花が咲いたように微笑む。
「失礼する。アイリス、キースと付き合うことになったそうだな。その。おめでとう。だが奴に何か不満があったら相談するんだぞ。私がしっかり叱りつけてやるからな」
「失礼するよ。アイリス話は聞いたぞ。いや~。ようやく恋の到来か。実にめでたい! 応援しているぞ」
ジャスティンがやってくるなり話すとレオも笑顔で来店してきた。
「失礼する。アイリスさん彼氏が出来たと聞きました。おめでとうございます。これであのバカ息子も諦める事でしょう」
侯爵がやってくるなりそう言うとアイリスに好きな人が出来た事が自分の事のように嬉しくて涙する。
「アイリスさんおめでとうございます。わたくし達ファンクラブ会員一同心より応援致しておりますわ」
「子猫ちゃん。好きな人と付き合うことになったって話を聞いたよ。……何だろう。やきもちを焼くかと思っていたんだが……何だか釈然としないな」
イリスとルークが同時に入って来ると令嬢は笑顔で彼は難しい顔をして話す。
「よ、姉ちゃん聞いたぞ! キースと付き合うことになったんだってな。これはめでたい。オレ達精霊も姉ちゃん達の事応援しているからな」
「失礼。アイリス話は聞いたわよ。お仕事一筋だと思っていたけれどちゃんと恋愛する気になったのね。おめでとう。何か嫌なことされたら相談するのよ」
「失礼。アイリスさん隊長達から話は聞いたわ。キースさんと付き合うことになったとか。ふふっ。おめでとう」
マクモが突然現れるなり笑顔で言うとキリとリゼットもやってきて微笑む。
「凄い騒ぎになってしまって……こんなことになるなんて」
「皆アイリスの幸せを願ってくれているんだよ」
委縮しながら頬を赤らめ呟くアイリスへとイクトが優しい微笑を讃えて話す。
「これは、結婚しましたなんて話になったら街中が大騒ぎになりそうだな」
「もう、イクトさん変なこと言わないでください」
可笑しそうに笑う彼へと彼女は慌てて止めてくれと思いながら言う。
こうして街の人達に祝福されながら二人のお付き合いは今後も続いていくこととなった。
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あとがき
はい。ようやくアイリスに春が着ました。おめでとうございます。幼馴染だから恋心に気付くのに時間がかかってしまったアイリスではありますが付き合い始めたらきっとゴールは早いと思います(フラグ)では次回は錬金術師さん5でお会いしましょう。
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