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ライゼン通りの錬金術師さん4 ~光と闇の王国~
四章 ヴィロックの滝
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セツナからアイアンゴーレムの話を聞いたソフィアは、ミラの水を大量生産するためヴィロックの滝で必要な素材を採取しに来ていた。
「はい、お姉さん。朝雫の葉集めたよ」
「私も籠一杯になりましたよ」
ポルトが駆けてくると籠の中を見せる。そこにハンスもやってきて報告してきた。
「二人とも有り難う。私もヴィロック滝の水を一杯集めたわ。これだけあれば十分に足りるはずよ」
「でもさ、ローリエが一緒で助かったね」
にこりと笑い言ったソフィアへとポルトがローリエを見やり話す。
「えぇ。朝雫の葉が群生しているところを見つけてもらえて助かりました」
「そんな。私は朝雫の葉の木が沢山あるところを偶々見つけただけで……」
ハンスも助かったといいたげに話すと二人の言葉に彼女が照れた顔で答える。
「でも、あれが朝雫の木だなんて見たって分からないよ」
「えぇ。どの木も同じようにしか見えませんでしたからね。ここはやはり植物に詳しいローリエのおかげですよ」
「ふふ。照れちゃいますね」
二人が有難がる様子にローリエはついに照れた顔を赤くしてはにかむ。
「さ、野営の準備をして夕飯の支度をしましょう」
ソフィアの言葉に三人は頷くと野営の準備に取り掛かる。
「魔物出ませんよね?」
「この辺りには危険な魔物の目撃情報はないから大丈夫だと思うけど」
焚き火を囲い夕食を食べながらローリエが呟いた言葉にソフィアは答える。
「そうですよ。前にソフィーと二人で来た時も特に危険はありませんでしたので心配はいらないと思いますよ」
「ハンスが苦い思い出を作った時の話だね」
「妖精さんは余計なことは言わなくていいのです。と、言うよりもどうして知ってるのですか?」
「う~ん。妖精の勘ってやつ?」
ハンスの言葉に答えた彼は首をかしげる。
「妖精の勘で勝手に憶測を立てないでください」
「でもさその後でしょ。怪しげな商人からあの悪魔のペンダントを買ったのは」
「ぬっ……もう忘れて下さい」
「ふふっ。あらごめんなさい。つい可笑しくって……なんだかミラの水を生み出すために必死になっていた頃が懐かしいわね」
「ソフィーさんの思いはきっと世界中を救いますよ。そしてこの国も」
二人の会話を聞いて可笑しくなって笑ってしまったソフィアへとローリエがマグカップへと視線を落としながら呟く。
「そうなる事を願っているわ。もう、誰の血も流させやしないわ。そして誰の命も奪わせはしない」
「アイアンゴーレム……奴は一体何者なのでしょうか? どうしてあんな事をしたのでしょうか」
「そんなのおいら達には分かんないけどさ。でも、なんか隊長は隠してそうなんだよね。真実ってやつをさ」
彼女の願いを聞きながらハンスが呟くとポルトも話す。
「聞いたところで無駄よ。前に聞いたけれど国家秘密だって言われて教えてもらえなかったもの」
「だけどさ、なんで今頃……ずっとどこか遠くの地で眠ってればいいのに」
ソフィアは小さく溜息を吐きながら話すとポルトが頬を膨らませて言う。
「本当ですよね。そうしてもらえていたなら良かったのに」
「偶然なのか必然なのかは分かりませんがこうして奴がこの国に現れた以上私達は過去への決着をつけなくてはならないのです」
ローリエも同感だと言った感じで頷くとハンスが真剣な顔で語った。
「決着をつけたらミラ、喜んでくれるのかな?」
「如何かしらね。逆に悲しむかもしれない」
きっと喜んでくれるに違いないと三人が思っている時にソフィアだけが違うかもしれないと話皆驚いて彼女の顔を見詰める。
「悲しむってどうしてそう思ったの?」
「何となくそんな気がしただけ。前にミラさんの夢を見たのよ。その時ミラさんは何か伝えたそうな顔をしていた。だけど声が聞き取れなくてね。ただその夢がずっと気になっていてそれでアイアンゴーレムとの決着を望んでいないんじゃないかって思ってしまったの」
ポルトの問いかけにソフィアは以前見た夢を思い出しながら語る。
(あの時ミラさんは確かに彼を許してあげてと言っていた。もしかしてその彼っていうのは――)
「血で血を洗う争いになんってなって欲しくないと、ミラさんは夢に現れたのかもしれませんね」
「そうかもしれません。いえ、ミラさんはとても優しい方ですから多くの人の血が流れる事を望んでいないのでしょう。だから悲しむとそう思ったのですね」
考え込んでいるとローリエが微笑み語る。ハンスもミラならそうするだろうと言った。
「そうね、ミラさんは望んでいないのかもしれない。アイアンゴーレムとの戦いを」
「ミラらしいね。おいらも前にミラの夢を見た時誰かを許してほしいって言っていた。それってもしかしてアイアンゴーレムの事だったりして」
ソフィアの話にポルトが仮説を唱える。
「だとしたらアイアンゴーレムは話の分かるやつなのでしょう。あの時の様子から見るとそのようには見えませんでしたがね」
「そうね。何だかロボットみたいだったもの」
ハンスがいささか疑問に思いながら言うと彼女も同意して頷く。
「傀儡って奴?」
「傀儡なんて難しい言葉よく知っていましたね」
ポルトが言った言葉にローリエが驚く。
「おいらだって人間界にもう何十年もいるんだからね。お勉強だってしてきたんだ。偉い?」
「はい。偉いです」
偉いと褒めて頭を撫でてもらう姿に自然と皆の顔が笑顔になった。
「何が起こるか分からないけれど前に進むしかないわ。その為に私達はミラさんの死を無駄にしない為に研究を重ねてミラの水を生み出したのだから」
「そうだよ、アイアンゴーレムが来たとしても今度は大丈夫だよ。お姉さんとおいらで作ったこの万能薬があるからさ」
きっと大丈夫だと言い合うことで不安な心をごまかし合う。そうして四人は同じ意識を持ち頷く。
「私は逃げも隠れも致しません。商人の力を見せてやりますよ」
「私も薬草や薬になりそうな植物の素材の提供を約束いたします」
「二人とも有り難う」
ハンスが言うとローリエも力強い口調で言う。そんな二人へとソフィアは微笑みお礼を述べた。
その後は皆寝る支度をして体を横にする。
「……私は無力だ。でも必ず愛した人のいる国を守るためにできうる限りの準備は致しますよ。戦闘は隊長達に任せることになったとしても心を支えてあげる事は私にしかできないはずですから。ソフィーを今度は支えて見せます」
一人火の番をしながらハンスは星空へと向けて誓いを立てた。その力強い決意を知る者は誰もいない。だが今の彼は嘗ての彼とは全くの別人のように大きく成長していたのであった。
翌日、目を覚ましたソフィア達は街へと向けて帰る。
「あ、そう言えばハンスさん例の件はどうなりましたか?」
「竜にまつわる何かについてですね。確かに竜にまつわるものはありました。ですが、探していた物ではありませんでした」
「そう……」
帰りの道中話しながら歩いているとソフィアはふと思い出したと言った感じで尋ねた。それに彼が答えると彼女は吐息を吐き出す。
「ですがザールブルグ王室より錬金術について詳しい人物がいるから竜にまつわる何かがある場所について聞いてもらえることになりましたよ」
「それってもしかしてオルドーラ王国にいるアカデミーの校長先生のことかもしれないわね」
「校長先生がどうして竜にまつわる何かについて詳しく知っているの?」
ハンスの言葉に思い当たる人物がいるようでソフィアは話す。それにポルトが首を傾げた。
「校長先生の先祖はね、アカデミーを創立した王国魔法研究所の所長だった人の血をひいているから。だから色々な事に精通しているって噂なの」
「へぇ。それがもし本当なら竜にまつわる何かすぐに見つかるかもしれないね」
「えぇ。私達が欲しい素材がどこにあるのか分かるかもしれないわ」
少しだけリリアの壊れたペンダントを作り直す為の素材調達の道が開けた気がして皆喜ぶ。
「コーディル王国に帰ったらさっそくレオ様に話を聞いてきましょう」
「ハンスさんお願いします」
ハンスの言葉にソフィアはお願いするとこの後は雑談をしながら帰路についた。
「はい、お姉さん。朝雫の葉集めたよ」
「私も籠一杯になりましたよ」
ポルトが駆けてくると籠の中を見せる。そこにハンスもやってきて報告してきた。
「二人とも有り難う。私もヴィロック滝の水を一杯集めたわ。これだけあれば十分に足りるはずよ」
「でもさ、ローリエが一緒で助かったね」
にこりと笑い言ったソフィアへとポルトがローリエを見やり話す。
「えぇ。朝雫の葉が群生しているところを見つけてもらえて助かりました」
「そんな。私は朝雫の葉の木が沢山あるところを偶々見つけただけで……」
ハンスも助かったといいたげに話すと二人の言葉に彼女が照れた顔で答える。
「でも、あれが朝雫の木だなんて見たって分からないよ」
「えぇ。どの木も同じようにしか見えませんでしたからね。ここはやはり植物に詳しいローリエのおかげですよ」
「ふふ。照れちゃいますね」
二人が有難がる様子にローリエはついに照れた顔を赤くしてはにかむ。
「さ、野営の準備をして夕飯の支度をしましょう」
ソフィアの言葉に三人は頷くと野営の準備に取り掛かる。
「魔物出ませんよね?」
「この辺りには危険な魔物の目撃情報はないから大丈夫だと思うけど」
焚き火を囲い夕食を食べながらローリエが呟いた言葉にソフィアは答える。
「そうですよ。前にソフィーと二人で来た時も特に危険はありませんでしたので心配はいらないと思いますよ」
「ハンスが苦い思い出を作った時の話だね」
「妖精さんは余計なことは言わなくていいのです。と、言うよりもどうして知ってるのですか?」
「う~ん。妖精の勘ってやつ?」
ハンスの言葉に答えた彼は首をかしげる。
「妖精の勘で勝手に憶測を立てないでください」
「でもさその後でしょ。怪しげな商人からあの悪魔のペンダントを買ったのは」
「ぬっ……もう忘れて下さい」
「ふふっ。あらごめんなさい。つい可笑しくって……なんだかミラの水を生み出すために必死になっていた頃が懐かしいわね」
「ソフィーさんの思いはきっと世界中を救いますよ。そしてこの国も」
二人の会話を聞いて可笑しくなって笑ってしまったソフィアへとローリエがマグカップへと視線を落としながら呟く。
「そうなる事を願っているわ。もう、誰の血も流させやしないわ。そして誰の命も奪わせはしない」
「アイアンゴーレム……奴は一体何者なのでしょうか? どうしてあんな事をしたのでしょうか」
「そんなのおいら達には分かんないけどさ。でも、なんか隊長は隠してそうなんだよね。真実ってやつをさ」
彼女の願いを聞きながらハンスが呟くとポルトも話す。
「聞いたところで無駄よ。前に聞いたけれど国家秘密だって言われて教えてもらえなかったもの」
「だけどさ、なんで今頃……ずっとどこか遠くの地で眠ってればいいのに」
ソフィアは小さく溜息を吐きながら話すとポルトが頬を膨らませて言う。
「本当ですよね。そうしてもらえていたなら良かったのに」
「偶然なのか必然なのかは分かりませんがこうして奴がこの国に現れた以上私達は過去への決着をつけなくてはならないのです」
ローリエも同感だと言った感じで頷くとハンスが真剣な顔で語った。
「決着をつけたらミラ、喜んでくれるのかな?」
「如何かしらね。逆に悲しむかもしれない」
きっと喜んでくれるに違いないと三人が思っている時にソフィアだけが違うかもしれないと話皆驚いて彼女の顔を見詰める。
「悲しむってどうしてそう思ったの?」
「何となくそんな気がしただけ。前にミラさんの夢を見たのよ。その時ミラさんは何か伝えたそうな顔をしていた。だけど声が聞き取れなくてね。ただその夢がずっと気になっていてそれでアイアンゴーレムとの決着を望んでいないんじゃないかって思ってしまったの」
ポルトの問いかけにソフィアは以前見た夢を思い出しながら語る。
(あの時ミラさんは確かに彼を許してあげてと言っていた。もしかしてその彼っていうのは――)
「血で血を洗う争いになんってなって欲しくないと、ミラさんは夢に現れたのかもしれませんね」
「そうかもしれません。いえ、ミラさんはとても優しい方ですから多くの人の血が流れる事を望んでいないのでしょう。だから悲しむとそう思ったのですね」
考え込んでいるとローリエが微笑み語る。ハンスもミラならそうするだろうと言った。
「そうね、ミラさんは望んでいないのかもしれない。アイアンゴーレムとの戦いを」
「ミラらしいね。おいらも前にミラの夢を見た時誰かを許してほしいって言っていた。それってもしかしてアイアンゴーレムの事だったりして」
ソフィアの話にポルトが仮説を唱える。
「だとしたらアイアンゴーレムは話の分かるやつなのでしょう。あの時の様子から見るとそのようには見えませんでしたがね」
「そうね。何だかロボットみたいだったもの」
ハンスがいささか疑問に思いながら言うと彼女も同意して頷く。
「傀儡って奴?」
「傀儡なんて難しい言葉よく知っていましたね」
ポルトが言った言葉にローリエが驚く。
「おいらだって人間界にもう何十年もいるんだからね。お勉強だってしてきたんだ。偉い?」
「はい。偉いです」
偉いと褒めて頭を撫でてもらう姿に自然と皆の顔が笑顔になった。
「何が起こるか分からないけれど前に進むしかないわ。その為に私達はミラさんの死を無駄にしない為に研究を重ねてミラの水を生み出したのだから」
「そうだよ、アイアンゴーレムが来たとしても今度は大丈夫だよ。お姉さんとおいらで作ったこの万能薬があるからさ」
きっと大丈夫だと言い合うことで不安な心をごまかし合う。そうして四人は同じ意識を持ち頷く。
「私は逃げも隠れも致しません。商人の力を見せてやりますよ」
「私も薬草や薬になりそうな植物の素材の提供を約束いたします」
「二人とも有り難う」
ハンスが言うとローリエも力強い口調で言う。そんな二人へとソフィアは微笑みお礼を述べた。
その後は皆寝る支度をして体を横にする。
「……私は無力だ。でも必ず愛した人のいる国を守るためにできうる限りの準備は致しますよ。戦闘は隊長達に任せることになったとしても心を支えてあげる事は私にしかできないはずですから。ソフィーを今度は支えて見せます」
一人火の番をしながらハンスは星空へと向けて誓いを立てた。その力強い決意を知る者は誰もいない。だが今の彼は嘗ての彼とは全くの別人のように大きく成長していたのであった。
翌日、目を覚ましたソフィア達は街へと向けて帰る。
「あ、そう言えばハンスさん例の件はどうなりましたか?」
「竜にまつわる何かについてですね。確かに竜にまつわるものはありました。ですが、探していた物ではありませんでした」
「そう……」
帰りの道中話しながら歩いているとソフィアはふと思い出したと言った感じで尋ねた。それに彼が答えると彼女は吐息を吐き出す。
「ですがザールブルグ王室より錬金術について詳しい人物がいるから竜にまつわる何かがある場所について聞いてもらえることになりましたよ」
「それってもしかしてオルドーラ王国にいるアカデミーの校長先生のことかもしれないわね」
「校長先生がどうして竜にまつわる何かについて詳しく知っているの?」
ハンスの言葉に思い当たる人物がいるようでソフィアは話す。それにポルトが首を傾げた。
「校長先生の先祖はね、アカデミーを創立した王国魔法研究所の所長だった人の血をひいているから。だから色々な事に精通しているって噂なの」
「へぇ。それがもし本当なら竜にまつわる何かすぐに見つかるかもしれないね」
「えぇ。私達が欲しい素材がどこにあるのか分かるかもしれないわ」
少しだけリリアの壊れたペンダントを作り直す為の素材調達の道が開けた気がして皆喜ぶ。
「コーディル王国に帰ったらさっそくレオ様に話を聞いてきましょう」
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