僕(じゃない人)が幸せにします。

【副題に☆が付いている話だけでだいたい分かります!】
・第1章
 彼、〈君島奏向〉の悩み。それはもし将来、恋人が、妻ができたとしても、彼女を不幸にすることだった。

 そんな彼を想う二人。
 席が隣でもありよく立ち寄る喫茶店のバイトでもある〈草壁美頼〉。
 所属する部の部長でたまに一緒に帰る仲の〈西沖幸恵〉。

 そして彼は幸せにする方法を考えつく――――

「僕よりもっと相応しい人にその好意が向くようにしたいんだ」

 本当にそんなこと上手くいくのか!?
 それで本当に幸せなのか!?
 そもそも幸せにするってなんだ!?

・第2章
 草壁・西沖の二人にそれぞれの相応しいと考える人物を近付けるところまでは進んだ夏休み前。君島のもとにさらに二人の女子、〈深町冴羅〉と〈深町凛紗〉の双子姉妹が別々にやってくる。

 その目的は――――

「付き合ってほしいの!!」
「付き合ってほしいんです!!」

 なぜこうなったのか!?
 二人の本当の想いは!?
 それを叶えるにはどうすれば良いのか!?

・第3章
 文化祭に向け、君島と西沖は映像部として広報動画を撮影・編集することになっていた。

 君島は西沖の劇への参加だけでも心配だったのだが……

 深町と付き合おうとする別府!
 ぼーっとする深町冴羅!
 心配事が重なる中無事に文化祭を成功することはできるのか!?

・第4章
 二年生は修学旅行と進路調査票の提出を控えていた。

 期待と不安の間で揺れ動く中で、君島奏向は決意する――

「僕のこれまでの行動を二人に明かそうと思う」

 二人は何を思い何をするのか!?
 修学旅行がそこにもたらすものとは!?
 彼ら彼女らの行く先は!?

・第5章
 冬休みが過ぎ、受験に向けた勉強が始まる二年生の三学期。

 そんな中、深町凛紗が行動を起こす――

 君島の草津・西沖に対するこれまでの行動の調査!
 映像部への入部!
 全ては幸せのために!

 ――これは誰かが誰かを幸せにする物語。

ここでは毎日1話ずつ投稿してまいります。
作者ページの「僕(じゃない人)が幸せにします。(「小説家になろう」投稿済み全話版)」から全話読むこともできます!
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