信長座☆座付作家 太田又助 《火起請の巻》
第一話を完結とし、第二話を連載にて継続にします。
織田信長近習に不思議な男がいた。名を太田牛一。通称又助と呼ばれた。
弓の者として武名に長け、かつ博識にして文才にも秀でた。又助は、信長の名を広め、残すために身の回りの虚実を漏らさず書き留めた。世に言う「信長公記」である。
もちろん書き遺せない事実もあったに違いない。
今回は「火起請」の項を取り上げた。
魔王と恐れられた信長ははたして人か、神の子なのか?
又助は何を見たのか?
第二話は、戦国期の公家の中で起った風変わりな事件。
織田家と縁の深い山科言継を中心に殿上人の話がちりばめられ、又助は奇妙な結末を迎えることになる。禁裏界隈では、武家のような断罪をするにはしがらみが多いようだ。
織田信長近習に不思議な男がいた。名を太田牛一。通称又助と呼ばれた。
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もちろん書き遺せない事実もあったに違いない。
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織田家と縁の深い山科言継を中心に殿上人の話がちりばめられ、又助は奇妙な結末を迎えることになる。禁裏界隈では、武家のような断罪をするにはしがらみが多いようだ。
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
終章
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その一
第二話 天正三年蹴鞠の会の巻 その二
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その三
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その四
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その五
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その六
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その七
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その八
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その九
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その十
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その十一
第二話 天正三年蹴鞠ノ会の巻 その十二
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