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ドゥーラ王国
王族の跡継ぎ
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「うっ離せ、この無礼ども!!」
叱咤するがアルゴを袋に入れようとしていた
すかさず剣を握り背後から男の首に剣をあてた
「そこまでだ」
「な……なんだお前は」
慌てている男たち、アルゴは袋に入れられてしまったようでこちらを見ていない
好都合
「この男を殺されたくなかったらそこの袋の中身をこちらに渡せ」
「俺のことはいい、早く行け」
袋を抱えたまま男たちは駆け出した。
「残念だったな」
「残念?」
男を気絶させ後を追う
簡単に他の者を倒し、アルゴを救う。
「シ……シルヴィーだったの」
と抱き着かれた
「無事か?」
「うん、怖かった」
ふっと後ろに誰かが立ちアルゴは気を失う
シルヴィーが振り向くと
金髪で金の瞳をした人が立っていた。
「なぜ?」
と俺は問いかけた
「アハハ」
と小さく言い口元に手をあてると甲高い音が聞こえ意識が朦朧とした。
「ぐっ……」
そっと肩に手を置かれ
「また今度」
とどこかに行ってしまった。
「あれはヴァンパイア……」
なぜ? ドゥーラ王国に?
深まる謎だが今はアルゴを寮に連れて帰った。
競技会の練習が始まった。
全校生徒出場の飛行魔法の訓練
「シルヴィー俺実は空中に浮いてられるの1分くらいなんだよね………………」
「え? そうなのか?」
「うん」
「アルゴには魔法を持続させる力が備わってないのか」
「どうしたらつくものかな?」
「うーん」
「とりあえずトレーニングが必要かな、今日と明日は飛行魔法の訓練で時間が取れるからアルゴは俺が考えたメニューでトレーニングを行おう」
「わかった、シルヴィーは飛行魔法練習しなくてもいいの?」
「初歩的なことだから俺は何時間でも飛べるよ」
「すっげー、やっぱり魔法国の学院生は違うね」
いや、魔法国の学院生でもそう何時間も飛べない
俺は絶海にいくほどだからとは簡単に言えない。
他の生徒が飛行魔法を練習している間、アルゴはトレーニングをしていた
本当に基礎的な基礎で他からみたら笑われ者に、でも基礎ができてるかできていないかで魔法の質が変わってくる。
2日間にわたり基礎を磨いたアルゴは20分継続して飛行魔法を会得した。
「でも大会は飛行時間3時間だよ?」
「始めの20分アルゴが頑張って、あとは俺が引き継ぐから気にするな」
「本当に! ありがとう」
アルゴの基礎体力普通に測っても一般より下の位だ、王族の跡継ぎにもかかわらずなぜ??
「アルゴ兄弟はいるか?」
「いるよ、弟が」
「じゃぁもしかして弟が魔力強いの?」
「あ、うん」
そういうことか兄弟にうまく分散されなかった。
「王位継承者はアルゴ1番目?」
「うんいちをね、弟はまだ幼くて俺が次の誕生日でお父様から王位を継ぐことになってる」
「なるほど」
だからそれまでの期間、アルゴの魔法育成と守りを俺に任せてきたってことか。
叱咤するがアルゴを袋に入れようとしていた
すかさず剣を握り背後から男の首に剣をあてた
「そこまでだ」
「な……なんだお前は」
慌てている男たち、アルゴは袋に入れられてしまったようでこちらを見ていない
好都合
「この男を殺されたくなかったらそこの袋の中身をこちらに渡せ」
「俺のことはいい、早く行け」
袋を抱えたまま男たちは駆け出した。
「残念だったな」
「残念?」
男を気絶させ後を追う
簡単に他の者を倒し、アルゴを救う。
「シ……シルヴィーだったの」
と抱き着かれた
「無事か?」
「うん、怖かった」
ふっと後ろに誰かが立ちアルゴは気を失う
シルヴィーが振り向くと
金髪で金の瞳をした人が立っていた。
「なぜ?」
と俺は問いかけた
「アハハ」
と小さく言い口元に手をあてると甲高い音が聞こえ意識が朦朧とした。
「ぐっ……」
そっと肩に手を置かれ
「また今度」
とどこかに行ってしまった。
「あれはヴァンパイア……」
なぜ? ドゥーラ王国に?
深まる謎だが今はアルゴを寮に連れて帰った。
競技会の練習が始まった。
全校生徒出場の飛行魔法の訓練
「シルヴィー俺実は空中に浮いてられるの1分くらいなんだよね………………」
「え? そうなのか?」
「うん」
「アルゴには魔法を持続させる力が備わってないのか」
「どうしたらつくものかな?」
「うーん」
「とりあえずトレーニングが必要かな、今日と明日は飛行魔法の訓練で時間が取れるからアルゴは俺が考えたメニューでトレーニングを行おう」
「わかった、シルヴィーは飛行魔法練習しなくてもいいの?」
「初歩的なことだから俺は何時間でも飛べるよ」
「すっげー、やっぱり魔法国の学院生は違うね」
いや、魔法国の学院生でもそう何時間も飛べない
俺は絶海にいくほどだからとは簡単に言えない。
他の生徒が飛行魔法を練習している間、アルゴはトレーニングをしていた
本当に基礎的な基礎で他からみたら笑われ者に、でも基礎ができてるかできていないかで魔法の質が変わってくる。
2日間にわたり基礎を磨いたアルゴは20分継続して飛行魔法を会得した。
「でも大会は飛行時間3時間だよ?」
「始めの20分アルゴが頑張って、あとは俺が引き継ぐから気にするな」
「本当に! ありがとう」
アルゴの基礎体力普通に測っても一般より下の位だ、王族の跡継ぎにもかかわらずなぜ??
「アルゴ兄弟はいるか?」
「いるよ、弟が」
「じゃぁもしかして弟が魔力強いの?」
「あ、うん」
そういうことか兄弟にうまく分散されなかった。
「王位継承者はアルゴ1番目?」
「うんいちをね、弟はまだ幼くて俺が次の誕生日でお父様から王位を継ぐことになってる」
「なるほど」
だからそれまでの期間、アルゴの魔法育成と守りを俺に任せてきたってことか。
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