19 / 90
魔法国
モンスターに襲われる悲劇
しおりを挟む
「なぁ【あまいろ】もし夜の俺になにかあったら守ってくれよな」
【もちろんです、主は全てですから】
「ありがとう、さてモンスターを焼きはらいますか」
森の一部が燃え出した。
「あそこにいるな…ともう日が暮れるか…。シャンはまだルイスを探しているようだな」
日が完全に落ちた。
ルイスからシャーロットに変わる寸前
目の前が暗くなり気絶する
夜の森にシャーロットは無防備な状態でいた。
「こいつなんだ?」
「飯だろ」
「人間…喰うか」
ベロっと頬に生暖かい感触が伝わった。
目覚めると大きな口をしたモンスターが私を食べようとしている瞬間だった。
「あーん」
「ひっいや!!?」
魔法の煙をモンスターに投げつけた。
「ぎゃぁあああ」
遠征する際に必ず1つは持ち歩くよう言われている煙がまさかここで役に立つとは思わなかったがモンスターの腕から解放され森の中を逃げる
「い…いやぁぁぁぁぁ」
3体のモンスターが私を追いかけている
こんな雑魚モンスターになにもできない日がくるなんて屈辱でしかない
頑張って走るが岩に囲まれた場所についてしまった。
「ちょ…無理なんだけど…どうしよ…」
「お嬢ちゃん、勘弁しな」
目の前には涎を垂れ流しにしているモンスターたち。
「あぁ柔らかそうな肉だ」
「早く喰っちまおう、俺は目玉をくれ」
「ひぃ…」
木の陰に
「あれはたしかマーベラス様のとこのシャーロットちゃん…なんでこんなところに」
「クラウス様お知合いですか?」
「あぁ少しね…」
「助けないと」
と言いつつもシャンの腕はガタガタと震えている
そう、今シャーロットを襲っているのは魔法騎士が10人以上で挑む相手
しかもモンスターは3体 30人いてなんとか倒せる
「ここは任せて」
といいモンスターに飛びつこうとした瞬間
聞き覚えのある指笛が聞こえた
「ピーー」
「なんだ? 観念したか?」
とモンスターがシャーロットに飛びかかろうとした時
鋭い爪がモンスターを一撃で葬った。
プシューと息が漏れている
岩の上には赤い目を光らせモンスターに牙を向く
ぺたんと座り込む私
モンスターはいなくなり【あまいろ】が
【大丈夫か? 主?】と顔を舐めてきた
【怪我してない?】
「【あまいろ】…怖かった」
と【あまいろ】の顔に抱き着く
【あまいろ】はすかさず小さい姿に変身し
シャーロットに抱きかかえられる
ガサっと草陰から出てきたのは
「クラウスさん?」
クラウスは弟子と共に出てきた。
「シャーロットちゃん大丈夫だった? どこか怪我してないか? どうしてこんなところにいるんだい、もしかしてルイスに連れてこられたのか?」
と質問攻めにあった。
説明どうしよ…まさか見られているとは思っていなかったので困っていると横からシャンが声をかけてきた。
【もちろんです、主は全てですから】
「ありがとう、さてモンスターを焼きはらいますか」
森の一部が燃え出した。
「あそこにいるな…ともう日が暮れるか…。シャンはまだルイスを探しているようだな」
日が完全に落ちた。
ルイスからシャーロットに変わる寸前
目の前が暗くなり気絶する
夜の森にシャーロットは無防備な状態でいた。
「こいつなんだ?」
「飯だろ」
「人間…喰うか」
ベロっと頬に生暖かい感触が伝わった。
目覚めると大きな口をしたモンスターが私を食べようとしている瞬間だった。
「あーん」
「ひっいや!!?」
魔法の煙をモンスターに投げつけた。
「ぎゃぁあああ」
遠征する際に必ず1つは持ち歩くよう言われている煙がまさかここで役に立つとは思わなかったがモンスターの腕から解放され森の中を逃げる
「い…いやぁぁぁぁぁ」
3体のモンスターが私を追いかけている
こんな雑魚モンスターになにもできない日がくるなんて屈辱でしかない
頑張って走るが岩に囲まれた場所についてしまった。
「ちょ…無理なんだけど…どうしよ…」
「お嬢ちゃん、勘弁しな」
目の前には涎を垂れ流しにしているモンスターたち。
「あぁ柔らかそうな肉だ」
「早く喰っちまおう、俺は目玉をくれ」
「ひぃ…」
木の陰に
「あれはたしかマーベラス様のとこのシャーロットちゃん…なんでこんなところに」
「クラウス様お知合いですか?」
「あぁ少しね…」
「助けないと」
と言いつつもシャンの腕はガタガタと震えている
そう、今シャーロットを襲っているのは魔法騎士が10人以上で挑む相手
しかもモンスターは3体 30人いてなんとか倒せる
「ここは任せて」
といいモンスターに飛びつこうとした瞬間
聞き覚えのある指笛が聞こえた
「ピーー」
「なんだ? 観念したか?」
とモンスターがシャーロットに飛びかかろうとした時
鋭い爪がモンスターを一撃で葬った。
プシューと息が漏れている
岩の上には赤い目を光らせモンスターに牙を向く
ぺたんと座り込む私
モンスターはいなくなり【あまいろ】が
【大丈夫か? 主?】と顔を舐めてきた
【怪我してない?】
「【あまいろ】…怖かった」
と【あまいろ】の顔に抱き着く
【あまいろ】はすかさず小さい姿に変身し
シャーロットに抱きかかえられる
ガサっと草陰から出てきたのは
「クラウスさん?」
クラウスは弟子と共に出てきた。
「シャーロットちゃん大丈夫だった? どこか怪我してないか? どうしてこんなところにいるんだい、もしかしてルイスに連れてこられたのか?」
と質問攻めにあった。
説明どうしよ…まさか見られているとは思っていなかったので困っていると横からシャンが声をかけてきた。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
赤き翼の万能屋―万能少女と出来損ない死霊術師の共同生活―
文海マヤ
ファンタジー
「代わりのない物なんてない。この世は代替品と上位互換に溢れてる」
万能屋。
猫探しから家の掃除や店番、果ては護衛や汚れ仕事まで、あらゆるものの代わりとなることを生業とするもの。
そして、その中でも最強と名高い一人――万能屋【赤翼】リタ・ランプシェード。
生家を焼かれた死霊術師、ジェイ・スペクターは、そんな彼女の下を訪ね、こう依頼する。
「今月いっぱい――陸の月が終わるまででいいんだ。僕のことを、守ってはくれないだろうか」
そうして始まる、二人の奇妙な共同生活。
出来損ないの死霊術師と最強の万能屋が繰り広げる、本格ファンタジー。
なろうに先行投稿中。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
追い出された万能職に新しい人生が始まりました
東堂大稀(旧:To-do)
ファンタジー
「お前、クビな」
その一言で『万能職』の青年ロアは勇者パーティーから追い出された。
『万能職』は冒険者の最底辺職だ。
冒険者ギルドの区分では『万能職』と耳触りのいい呼び方をされているが、めったにそんな呼び方をしてもらえない職業だった。
『雑用係』『運び屋』『なんでも屋』『小間使い』『見習い』。
口汚い者たちなど『寄生虫」と呼んだり、あえて『万能様』と皮肉を効かせて呼んでいた。
要するにパーティーの戦闘以外の仕事をなんでもこなす、雑用専門の最下級職だった。
その底辺職を7年も勤めた彼は、追い出されたことによって新しい人生を始める……。
世界中にダンジョンが出来た。何故か俺の部屋にも出来た。
阿吽
ファンタジー
クリスマスの夜……それは突然出現した。世界中あらゆる観光地に『扉』が現れる。それは荘厳で魅惑的で威圧的で……様々な恩恵を齎したそれは、かのファンタジー要素に欠かせない【ダンジョン】であった!
※カクヨムにて先行投稿中
とあるおっさんのVRMMO活動記
椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。
念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。
戦闘は生々しい表現も含みます。
のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。
また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり
一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が
お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。
また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や
無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が
テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという
事もございません。
また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる