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魔法の書
魔法国
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「魔女…マーベラス様…」
ぼそぼそと言う
門から炎の棒を持った、明らかに入国審査をしてくれそうな人達が来た。
「ルイス様その方は暗黒世界の者ではないと思います」
と言うとギロッと睨みつけられたのか兵達は「ひぃ」と言っていた。
「それを決めるのは俺だ」
「は…はひ」
なんなのこの人自分が偉いとでも思っているのかしら
でも確かに様付けられているし貴族とか?
私だって魔女なんだからこんなところから抜けだせるんだもん ん ん??
私は天と地がひっくり返ったのか体を拘束されてしまった。
「えーーー助けてください」
と兵達に懇願すると 顔に出ている 無理ですと
「いやだー人攫い」
と喚き散らしていると男が指笛で
「ピー」と吹くとどこからか轟音と共に大きな竜が目の前に現れた。
私は悟った 旅に出て1日目この竜に食べられて死んでしまうと
こんなことが起こるならいっそ卒業しなければ良かったと心の底から思った。
「おい、入国審査、こいつ魔女シャーロットの手続きしてやれ」
と言うと私は竜の背に乗りどこかに連れ去られてしまった。
バサ バサと羽ばたく音がもの凄く聞こえる
男はなにやら竜と喋っているようだ、本当に不思議な人
国に入ると夜中でもほうきで街の上を飛んでいる人が何人もいる。
しかし同じ竜に乗っている人は誰もいない
それにこの男のためにみんな道を開けている、どういう人なのか…
貴族にしか見えない容姿とこの膨大な魔力に私は魔女としての自分を見失いかける
「あ…の私はどこに連れられるのでしょうか? 刑務所でしょうか?」
「あ?」
とまた冷たい瞳、なんでそんな冷たい瞳で私を見るのか不思議でしょうがない
竜が上空で止まると私を担ぎ男は竜の背中から地上に降りた。
「重、太りすぎ」
と悪態をつけられた。
「あんたね!!」
扉を開き中に落とされた。
ドスン
「いった…雑な扱い」
縄は解かれお尻をさする
「ふん、白」
と言いながら空中に浮かんでいるベッドに向かう
私は下を向くと慌てて隠す
「もぉ痴漢!! 変態!!」
とぶつぶつ言っていると奥からおじいさんが
「おやおやお客さんかい?」
「師匠にお会いしたいと言っていたので連行してきました」
「ホッホホ、またまた可愛いお客さんだね、初めましてマーベラスです」
「あ!」
とマーベラスに抱き着いた。
それを横目に見るルイス
「あっすみません、とんだ失礼を」
とお辞儀をし
「初めまして、魔女シャーロットです、師匠の名前はアリアス」
「アリアス…確か弟子の名前がそうだったような…」
「はい! そうです、なのでお会いしにきました」
「なるほど、アリアスの弟子と言うことか、あの子も随分立派になったものだ」
ぼそぼそと言う
門から炎の棒を持った、明らかに入国審査をしてくれそうな人達が来た。
「ルイス様その方は暗黒世界の者ではないと思います」
と言うとギロッと睨みつけられたのか兵達は「ひぃ」と言っていた。
「それを決めるのは俺だ」
「は…はひ」
なんなのこの人自分が偉いとでも思っているのかしら
でも確かに様付けられているし貴族とか?
私だって魔女なんだからこんなところから抜けだせるんだもん ん ん??
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「えーーー助けてください」
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私は悟った 旅に出て1日目この竜に食べられて死んでしまうと
こんなことが起こるならいっそ卒業しなければ良かったと心の底から思った。
「おい、入国審査、こいつ魔女シャーロットの手続きしてやれ」
と言うと私は竜の背に乗りどこかに連れ去られてしまった。
バサ バサと羽ばたく音がもの凄く聞こえる
男はなにやら竜と喋っているようだ、本当に不思議な人
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「あ…の私はどこに連れられるのでしょうか? 刑務所でしょうか?」
「あ?」
とまた冷たい瞳、なんでそんな冷たい瞳で私を見るのか不思議でしょうがない
竜が上空で止まると私を担ぎ男は竜の背中から地上に降りた。
「重、太りすぎ」
と悪態をつけられた。
「あんたね!!」
扉を開き中に落とされた。
ドスン
「いった…雑な扱い」
縄は解かれお尻をさする
「ふん、白」
と言いながら空中に浮かんでいるベッドに向かう
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「もぉ痴漢!! 変態!!」
とぶつぶつ言っていると奥からおじいさんが
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「ホッホホ、またまた可愛いお客さんだね、初めましてマーベラスです」
「あ!」
とマーベラスに抱き着いた。
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「あっすみません、とんだ失礼を」
とお辞儀をし
「初めまして、魔女シャーロットです、師匠の名前はアリアス」
「アリアス…確か弟子の名前がそうだったような…」
「はい! そうです、なのでお会いしにきました」
「なるほど、アリアスの弟子と言うことか、あの子も随分立派になったものだ」
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