予約がとれない男娼

枝浬菰

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身を任せてもいいですか?

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「柚月は私のこと好きかな?」
本当のことは……言えない。

「えっと分からないです」
「そっか、じゃぁ少しずつ考えて私的にはいいほうに傾いてくれたら嬉しいな」
こくりと小さく頷いた。

体が倒され先輩が僕の服を脱がしていく。


「すごいぷくりとしてるね」
「あっ……恥ずかしい」と手で胸を隠すが。

「こら、ダメだよ」
と簡単に手をどかされてそこに優しくキスをする。
「うんっ」

左乳首だけを舌で転がし時折吸ってきて体がビクつく。
「うっ// はぁはぁ……」
もどかしい。右もしてほしい。

「欲しそうだね」
気がついたのか指が右乳首に添った。

「あっ///」
……。

「先輩……僕男だから胸なんてないよ?」
「そうかな、見て?」
舌で転がし吸い付くとぷくりと上がってきた乳首は赤く腫れていた。

「はぁはぁ///」
「どこからどう見ても私の好みだよ」
そうやって先輩は淡々と言うから恥ずかしくなっちゃう。

「僕も先輩の舐めたいです」
キョトンと驚いていた。

「ダメだよ、柚月は今日怪我人なんだから、私が気持ちよくさせてあげる」
怪我人を襲ってる時点でいいのかなんて思ったけど、でもこんなに大事にしてくれるなんて何年ぶりだろう。


僕の性器は掴まれ垂れた汁を指に絡ませローション代わりに蕾に指を挿入した。
「これはローションいらないね」
昨日の行為で大きく蕾を開かされたのが恥ずかしい。

簡単に3本の指を咥えこんでしまった。

「あっ!?」

「ここかな?」
先輩の指は細長く前立腺を擦ると腰が浮いた。

「あ///そこ……気持ちいい」

「そう、よかった」
指を引き抜き先輩はイキリ勃ったそれを目の前に見せた。

「あ……はぁはぁ……大きい挿いるかな?」
先輩のは僕よりも遥かに太長かったので根元まで咥えこんだらどうなってしまうのか想像がつかなかった。

「挿れてもいいかな?」
僕はぶるぶると首を振った。

「待って……こんなの大きすぎて入らないよ」
「くすっ可愛いこと言うんだね」
制していた掌を掴みそれをべろんと舐められ僕の様子を伺っていた。

しかもギラついた目だ。
「うっ……」
ほしい。 いっぱい中突いてほしい……。
こんな贅沢受けてもいいのかな?

ちゅっと蕾に亀頭があてられるとそれを何度も繰り返した。
「あっあっ……」
「これだけで満足?」

ずるい。少し遊ばれてるようにも感じた。


「やっ……挿れて……」
顔を隠すとぐっと力を込める瞬間があり、それは中に入ってきた。
「あっ///」
ぐぽっと体の中に入ってくる感覚。
内壁を擦られ大きいモノは僕を興奮させた。

「せん……ぱい……」
「まだ根元まで入ってないよ、大丈夫ゆっくりするからね」

顔を隠した腕は頭の横にどかされ指と指を絡ませて腰が動く。
「すごい、うねうねしてて気持ちが良いよ」
「はぁはぁ……// あっ!?」
「ここ気持ちいいのかな?」
こくりと頷く。

「柚月は素直で可愛いね」
おでこにキスをされ体が持ち上がると騎乗位の体勢になった。
僕も体を支えていないと
「あっこれじゃ奥に入っちゃう」
「うん、入れちゃダメかな?」
先輩の我慢している顔が見えた。

「が……頑張ってみる」
「うん、嬉しい」

一度腰を浮かせ亀頭まで抜き、ゆっくりと腰をおろしていく。
「はぁはぁ……ここから大きい……」
「すごい実況してくれるなんて私は幸せ者だ」

「うっ///」
中間あたりで少し力を加えてそれを飲み込んでいくと前立腺が擦れた瞬間支えていた手がズレぐぽっと奥の壁を突いた。

「あ!!!? かはっ」
ビクビクと体が強ばり根元まで入ったそれを奥で感じた。

「はぁはぁ……すごい……奥で熱い」
「うん、すごいね、ここにいるの分かるよ」
大事そうにお腹をなぞるとゾクゾクと震え、精液が先輩の顔までとんだ。
それをぺろっと舐めていた先輩を見ていると急に恥ずかしくなった。

「あ///」
「柚月、顔真っ赤かだよ、大丈夫?」

「う……ん」
ゾクゾクと蕾を締め付けると
「くっ……柚月……ちょっと緩めて苦しい」
「あっごめんなさい」

なんか奥をずっとゆっくりコツコツとされているから気を抜いたら結腸に入りそうだ。
もし入ってしまったらどうなっちゃうんだろう。

「柚月ちょっと入ってるところ見たい」
と言われ体が後ろに倒れ手を足の隙間に入れた。

ぐちょりと上下に動いている性器と蕾にそれを咥えている姿を先輩が見ている。

想像しただけでイきそう。

「エロ」
と一言。

今は先輩も大人しいけどこれが僕の中で動くってなったらどうなってしまうのだろうか。
期待と不安が同時に感じた。

「それに柚月これはちきれそう」
大きな掌で掴み優しい手つきで上下に扱うとすぐにぴゅーと精液を飛ばした。


「くすっ、柚月元気いっぱいだね」
これは観察というべきなのだろうか、先輩が飽きるまでこの状態が続いた。

でも、これはこれで僕がキツい。
「せん……ぱい動かないんですか?」

「ああ、私の形になるまで動かないつもりだったんだけど、動いて良いのかな?」
僕は早とちりしてしまったみたいだ。
先輩は僕のことを思って動かなかった。

もしこれが本当の愛だとすると祐とはまた違った愛し方なのかそれにさらっと形になるまで動かないつもりだったとか恥ずかしすぎる……。

それだけ先輩にとって僕は大切なものなのか。
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