予約がとれない男娼

枝浬菰

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医療関係者

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19:50支度を終えたので専用のエレベーターで上階に行く。
エレベーターを移動するときは蒼真さんが一緒につく。

バスローブを身に纏い部屋につくとベッドの上で待機する。
「じゃぁ開始時間早くても終わるの25時だから」
「はい」

5時間なにをさせられるのだろうか。
昨日の痛みもまだ引いてないから今日は上手な人がいいななんて考えているとドアが開いて老人が入ってきた。

まさかのおじいちゃん!!

「こんばんは」
「こんばんは、柚です」

挨拶をしてきたのでこちらも挨拶で返すと

「ふふふっ可愛いね」

ベッドの上で重なりキスをしてきた。
老人かと思っていたが違う、ただ白髪なだけだ。

濃厚なキスを繰り返し僕は薬をもられた。

もちろん薬を盛られることは多々ある。
禁止されていないしオプションってわけでもない。

でも多分普通よりは高いはず。

「ははっトロンとしてきたね」
「はぁはぁ……」

「じゃぁこの壁に手をついて」
と言われたので言うことを聞く。

「はぁーはぁー」
白髪の男は一つ一つがゆっくりに動くからもどかしくなる。

「足広げようか」
「んっ」

にゅるんと性器に手をかけるとゆっくり、でも上手に扱った。

「んっふっふっ」
「少し赤いね、昨日辛かったのかな?」

「んふぁー」
首筋を舐められただただ性器だけを扱う。

前の壁に手をつき支えてはいるがこれ結構腰にくる。
「うっ」
びゅっと壁を白でべたりと塗った。

「んー違うよ柚くんおもらししようね」
やっぱりこのパターンか。

「ひぅっ」
さきほどの薬は媚薬とかではなく利尿剤だ。
「さ、いい子な子は私のいうこと聞けるよね?」

ぐちゅぐちゅっと性器を扱い僕は言うことを聞いた。
尿でカーペットを汚した。

だががくっと下半身が倒れ、四つん這いになった体勢を狙ったのか勃起したそれは挿入された。
「んひっ!?」
ローションもなしにギチギチに入ってきて思わず前のめりになった。

「はぁはぁ……」
ぐっと体を持ち上げられ根元まで入るとすかさず奥にあててきた。

「くっんんっ」
さらに男は体を持ち上げベッドにうつ伏せのまま寝かせるとゆっくりと動き前立腺を擦りあげてきた。

「あうぅ…」
「はぁはぁ」
と男の息づかいが聞こえた。

男の息づかいが聞こえたままなにも喋ろうとしない。

冷たいなにかが背中を伝いじゅぶじゅぶと蕾に流れ込んできた。
「ひっ!?」

押し込まれるたびにそれは奥まで入り出入りを楽にさせる。
けどこれはドクンとなにやら悪い予感がした。

「はぁはぁ……」
膝を立たせまた腰を激しく振る。
「うっ……」
昨日の痛みもありあとこれが4時間も続くってなるとすぐに気絶しそうで怖かった。
シーツをぎゅっと掴み耐える。

長時間の気絶はペナルティーが架せられるからだ。

男はまたゆっくり動きまるで僕の様子を伺っているのか腰を持ち上げ奥に入り込む。
「うっやっ……」というと
一度引き抜き仰向けにした。

舌が乳首を這い舐め回してその後キスをしてまた挿入してきた。
「んひっ」
僕も僕で薬の効果なのか蕾をパクパクとして男を誘った。

「やっぱり渋といね君」
??

「薬使っても効果ないなんて本当に楽しませてくれるな」

髪を掻き上げながら言った。今日一見たことのない顔で

「まぁだからこそ、開始を早めてもらったんだけどね」
時計の針は21:30をさしていた。

「どこまで渋るか見てみようか」
というと持ってきたカバンを開き複数の器具が出てきた。

「まずはアナ○ク○コで穴を拡げようね」
「やっ」
なに!?

「大丈夫だよ、性器よりは痛くないから、まぁでも冷たいかもだけど」

蕾に器具が挿入された。
「あう//」

ぐぽっと器具が肉壁を圧迫させた。
「うっ」

「キツイと痛いかもしれないからねこのくらいかな、それにしても君中綺麗なピンク色してるね、何人も男咥えこんできたわりにすごいよ」

「うっやめて……」
掠れた声で言ってもあまり意味がない。

拘束されていない手で制しても
「あー忘れてた、邪魔だね腕」と言われベッドの縁に繋がれた。


「んーどうしようかな、指でもいいけどやっぱこれか最製品の小型電マ!!」
ヴヴヴヴと音が鳴りながらそれは入ってきた。

「やっ!? いいいいいいい」
「アハハ、そんなにこれいいか おもちゃに妬いちゃうな」
これいいとこ当たってる。

「ひっく……」
「お、可愛い反応」

「もう……やめてくだしゃい」
僕は泣きながら懇願した。

「こりゃーたしかに予約取りづらくなるなぁ」
男の顔が近づきキスをされた。

「んっ」

「どうしようっかな、苛めるか可愛がるか……って俺の目的忘れてる。
なぁ柚手前だけじゃなくて奥も欲しくならない?」

腹の上をトントンと押されただが。
ぷいっとそっぽを向いた。

「あーそういうこと、俄然燃える、んじゃ今日は泣かす」
器具を抜かれたと思ったら別の器具が入ってさらに性器を押しつけられた。

「いや!! ダメそれは!!」
2日連続異物と性器なんてダメだ、明日大学に行けなくなっちゃう!!!

ズブブブとゆっくりと入ってきた。

「痛い……」
「痛がれ!!」

「ああああああああ!!!」
ズプンと根元まで入ったからなのか一緒に入ってきた器具がまともに前立腺にあたった。

「あ……あっ……はっ……苦しい」
口から涎を垂れ流し快楽に溺れた。

「かはっんんん」
「ヤバイきっつ、でもちょっとは俺のこれ気持ちよくなっただろ??」
もう男がなにを言っているのか聞こえない。

ガクガクと精神が壊れていく。
先端まで引き抜き思いっきり根元まで入ると体がいちいち反応してしまう。

「ひっ///」

男は勢いに乗ったのか何度も腰を打ち付けた。
「ほら、どうだ、気持ちいいって言えよ!!」

「あっうわぁああんんんっダメ……そこっ……ひゃぁあああ」

「あはっ俺ので犯されて落ちたか?」
「ひっんんっあん……やっイク!! イク!! お願いイカせてくだしゃい……」

「ちゃんと黒服に躾けられてるんだな」
そっと性器に手をかけられ耳元で
「いいぜイっても」
その合図でビシャーと盛大にイった。

「はぁはぁ……ゲホッ」
「だがな俺はまだイってないんだけど」
「やっダメまだイったばかりだから……ひゃぁあああおかしくなる////」

「イくたびに俺の締めあげて酷くされたほうが好きなのか?」
腰をあげてく力もなくなり寝座になりながら中を犯されるとまた違う方向にあたりお腹の中が熱く男の性器がどこにあるのかが分かる。

「あっあっ///」
ガクガクと震えて頭の中熱い……。

男はゆっくりと動くと奥で射精をしていた。
「ふぅー柚落ちた時やべーな」
もうすでに気絶をしてしまった僕はラスト1時間の放送を聞けずに終わってしまった。


これがどういうことなのか僕は分かっていたのに……。




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