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最終話
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タイルに乳首が擦られ蕾がきゅうきゅうと俺を締め付ける。
なんて贅沢なんだ。
俺はやはり悠真のことが好きだ。
いっぱい抱いて同じ時間を過ごしたい。
「悠真…悠真」
名前を呼び激しく抱く。
ベッドでも悠真を離さない。
「あっあっ先輩…好き」
お互い愛しのキスをすると ホテルのドアが開き男が現れた。
腰を振るのをやめ、そちらを見ると男がいた。
浩がいた。
「どうしてここが?」
「…GPSだよ、便利だよね、正直やってるのは誰かなんて分からなかったけどまさか、佐久間だったなんて驚きだ」
「あっダメ…先輩逃げて」
必死に声を出す悠真。
「あぁもういいよ、2人一緒なら殺すのも楽だ」
「は?」
浩は持っていたマッチを床に落とした。
燃え広がる赤い炎が俺たちの心を恐怖に陥れた。
「あー悠真、お前を解放してやるっても天国にだけどな」
笑いながら出ていった。
「悠真逃げなきゃ」
急いで服を着させベランダを見たがここは13階。
飛び降りることはできない、火はどんどん大きくなる。
「もう…いいよ…」
「え?」
「逃げれば僕の生活は変わらない、ならいっそここで佐久間先輩と心中するのが1番、ねぇお願い聞いてくれませんか?」
頬を撫で
悠真がそこまで追い詰められたことを悟った俺は
頭を額にコツンとさせ、
「分かった、いいよ、2人で仲良くしよ」
炎が燃え上がる中俺たちは最後まで抱きそして
--------------
会社
「皆さんに大事なお知らせがあります、昨夜、富樫と佐久間は火事の事故により亡くなられました」
真田部長から聞かされた話に佐野は絶句し、倒れた。
病院に運ばれたが意識はなく悠真が旅立った次の日に佐野は死亡した。
end
---------------
最後までご愛読いただきましてありがとうございました。
メンヘラ、心中、悠真くんは洗脳されていたのか、それとも………私にも分からない、でも天国で佐久間先輩と一緒にいられて嬉しいのかもしれない。
呪縛から解き放されて……。
この話をハッピーエンドに持って行くのは難しかったです。
なので今回はバッドエンドで完結しました。
悠真くん的にはハッピーエンドだったかもしれないけど、、、。
ではまたどこかの小説でお会いしましょう。
by枝浬菰
執筆期間:2022/9/2-2022/9/20
なんて贅沢なんだ。
俺はやはり悠真のことが好きだ。
いっぱい抱いて同じ時間を過ごしたい。
「悠真…悠真」
名前を呼び激しく抱く。
ベッドでも悠真を離さない。
「あっあっ先輩…好き」
お互い愛しのキスをすると ホテルのドアが開き男が現れた。
腰を振るのをやめ、そちらを見ると男がいた。
浩がいた。
「どうしてここが?」
「…GPSだよ、便利だよね、正直やってるのは誰かなんて分からなかったけどまさか、佐久間だったなんて驚きだ」
「あっダメ…先輩逃げて」
必死に声を出す悠真。
「あぁもういいよ、2人一緒なら殺すのも楽だ」
「は?」
浩は持っていたマッチを床に落とした。
燃え広がる赤い炎が俺たちの心を恐怖に陥れた。
「あー悠真、お前を解放してやるっても天国にだけどな」
笑いながら出ていった。
「悠真逃げなきゃ」
急いで服を着させベランダを見たがここは13階。
飛び降りることはできない、火はどんどん大きくなる。
「もう…いいよ…」
「え?」
「逃げれば僕の生活は変わらない、ならいっそここで佐久間先輩と心中するのが1番、ねぇお願い聞いてくれませんか?」
頬を撫で
悠真がそこまで追い詰められたことを悟った俺は
頭を額にコツンとさせ、
「分かった、いいよ、2人で仲良くしよ」
炎が燃え上がる中俺たちは最後まで抱きそして
--------------
会社
「皆さんに大事なお知らせがあります、昨夜、富樫と佐久間は火事の事故により亡くなられました」
真田部長から聞かされた話に佐野は絶句し、倒れた。
病院に運ばれたが意識はなく悠真が旅立った次の日に佐野は死亡した。
end
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最後までご愛読いただきましてありがとうございました。
メンヘラ、心中、悠真くんは洗脳されていたのか、それとも………私にも分からない、でも天国で佐久間先輩と一緒にいられて嬉しいのかもしれない。
呪縛から解き放されて……。
この話をハッピーエンドに持って行くのは難しかったです。
なので今回はバッドエンドで完結しました。
悠真くん的にはハッピーエンドだったかもしれないけど、、、。
ではまたどこかの小説でお会いしましょう。
by枝浬菰
執筆期間:2022/9/2-2022/9/20
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