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桐生くんと田中くん
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友達に囲まれる田中くんはいつも笑顔で王子様みたいにかっこいい…って俺なに言ってんだよ…女子かよ…
とにかく今日はのんびり過ごそう。
放課後
部活が終わり、朝瀬戸先輩が言っていた集会が開かれたここで俺は思いもよらない注目度を浴びた
「皆さん今日は集まってくれて有り難うございます、今日皆さんに発表したいことがあります」
なんだ、田中くんはなにを言うんだ…
「実は俺彼女ができました」
え…どゆこと??俺がはてなの嵐に巻き込まれてる間に話は動き、ふと顔をあげると剣道部の部員がこっちを向いていた。
バスケ部はというと「誰それ?」「誰だよ」などと困惑していた
「桐生くんこっち来て」
「え…え…」
俺が困惑してると瀬戸先輩が俺の腕を引っ張り壇上に上がる
「彼こそ2年生俺のよき勉強のライバルの桐生大地くんだよ!」
「え…ちょなに勝手に(--;)」
皆からはキス、キスとコールがなりやまない。
ここ最近の上級高等学校は男の彼女ができたら必ず皆に紹介をしないといけなくなってしまった。
理事長はそんなことしらないけどね…
カミングアウトをした二人はめでたく上級高等学校でのラブラブカップリングになり廊下ですれ違えばおめでとう!今日もラブラブだねぇーと言われるようになった。
特にいやだったのは俺 桐生大地だ。
田中くんのことはまぁ好きちゃ好きだけどこんなにオープンにしなくてもよかったんじゃないかと思うところ。
んでさっそく次のテスト 夏休み前にあるテストだから前期期末
実はこの学校は+に提出物を出すと点数がもらえる制度があう、だいたいその提出物を出す人は赤点45点の人が出すことが多いが俺と田中くん、学年5位はさらに成績アップのため出している。
これには理事長も驚きの声を上げていて採点は私がするとか言い出したそうだ。
まぁそれでいい大学に進学できればこっちのもんだという生徒が多く、最近は+提出物が多くなっている。
そう思うと理事長大変だなって若干思う。
テスト期間1週間前になり部活活動がいったんお休みになる
俺が帰ろうとしてるときに田中くんが飛びついてきて一緒に帰ろうと言ってきた
俺は頬を染めながら「いいよ」と言う
「俺ん家で勉強会する?」
「え…うーん今日はレオ早く帰るんだよね…夕飯作らないといけないし、今日はパス」
「それじゃ俺の家でレオ君呼んで夕飯作って皆で食べようよ!!」
「そうだねレオに電話かけてみるね」
と俺はレオに電話する。
『もしもし兄ちゃんだけど、今なにしてる?』
『兄ちゃん?今まだ学校これから生徒会の会議だけど、なに?』
『あのさこの前泊まった友達の家で夕食食べるって話しになってるんだけどレオもくるよね?』
『えーてか兄ちゃんまじ友達いんの?』
『もう失礼だな、ちゃんといるよ』
『分かった、何時にどこ行けばいいの?』
『えっと今から期末の勉強会するから、18時くらいかな、場所は羽山高校前駅北口をまっすぐいって大きなマンションあるのわかる?』
(ちなみに今16時です)
『あーわかる、友達の家確かそこだわ』
『そこの1806号室ね』
『まじかよ金持ちじゃん』
『あーまぁそれは後で話すね、待ってるからねバイバイ』
『はーい』
「レオ君これそうだって?」
「うん生徒会終わったら向かうって言ってた」
俺たちは歩き出す
「レオ君生徒会入ってるんだ、なんか頭良さそうだね」
「うんしかも生徒会長だよ」
「まじかよ!?あれ?どこの中学校だっけ?」
「工業中学だよ、転入で入ったからね」
「そうなんだ、とスーパーついたね、なに食べたい?今日は二人のために奢るよ」
「えーそんな申し訳ない」
とにかく今日はのんびり過ごそう。
放課後
部活が終わり、朝瀬戸先輩が言っていた集会が開かれたここで俺は思いもよらない注目度を浴びた
「皆さん今日は集まってくれて有り難うございます、今日皆さんに発表したいことがあります」
なんだ、田中くんはなにを言うんだ…
「実は俺彼女ができました」
え…どゆこと??俺がはてなの嵐に巻き込まれてる間に話は動き、ふと顔をあげると剣道部の部員がこっちを向いていた。
バスケ部はというと「誰それ?」「誰だよ」などと困惑していた
「桐生くんこっち来て」
「え…え…」
俺が困惑してると瀬戸先輩が俺の腕を引っ張り壇上に上がる
「彼こそ2年生俺のよき勉強のライバルの桐生大地くんだよ!」
「え…ちょなに勝手に(--;)」
皆からはキス、キスとコールがなりやまない。
ここ最近の上級高等学校は男の彼女ができたら必ず皆に紹介をしないといけなくなってしまった。
理事長はそんなことしらないけどね…
カミングアウトをした二人はめでたく上級高等学校でのラブラブカップリングになり廊下ですれ違えばおめでとう!今日もラブラブだねぇーと言われるようになった。
特にいやだったのは俺 桐生大地だ。
田中くんのことはまぁ好きちゃ好きだけどこんなにオープンにしなくてもよかったんじゃないかと思うところ。
んでさっそく次のテスト 夏休み前にあるテストだから前期期末
実はこの学校は+に提出物を出すと点数がもらえる制度があう、だいたいその提出物を出す人は赤点45点の人が出すことが多いが俺と田中くん、学年5位はさらに成績アップのため出している。
これには理事長も驚きの声を上げていて採点は私がするとか言い出したそうだ。
まぁそれでいい大学に進学できればこっちのもんだという生徒が多く、最近は+提出物が多くなっている。
そう思うと理事長大変だなって若干思う。
テスト期間1週間前になり部活活動がいったんお休みになる
俺が帰ろうとしてるときに田中くんが飛びついてきて一緒に帰ろうと言ってきた
俺は頬を染めながら「いいよ」と言う
「俺ん家で勉強会する?」
「え…うーん今日はレオ早く帰るんだよね…夕飯作らないといけないし、今日はパス」
「それじゃ俺の家でレオ君呼んで夕飯作って皆で食べようよ!!」
「そうだねレオに電話かけてみるね」
と俺はレオに電話する。
『もしもし兄ちゃんだけど、今なにしてる?』
『兄ちゃん?今まだ学校これから生徒会の会議だけど、なに?』
『あのさこの前泊まった友達の家で夕食食べるって話しになってるんだけどレオもくるよね?』
『えーてか兄ちゃんまじ友達いんの?』
『もう失礼だな、ちゃんといるよ』
『分かった、何時にどこ行けばいいの?』
『えっと今から期末の勉強会するから、18時くらいかな、場所は羽山高校前駅北口をまっすぐいって大きなマンションあるのわかる?』
(ちなみに今16時です)
『あーわかる、友達の家確かそこだわ』
『そこの1806号室ね』
『まじかよ金持ちじゃん』
『あーまぁそれは後で話すね、待ってるからねバイバイ』
『はーい』
「レオ君これそうだって?」
「うん生徒会終わったら向かうって言ってた」
俺たちは歩き出す
「レオ君生徒会入ってるんだ、なんか頭良さそうだね」
「うんしかも生徒会長だよ」
「まじかよ!?あれ?どこの中学校だっけ?」
「工業中学だよ、転入で入ったからね」
「そうなんだ、とスーパーついたね、なに食べたい?今日は二人のために奢るよ」
「えーそんな申し訳ない」
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