48 / 63
メイド喫茶にようこそ
安積という人は?
しおりを挟む
安積宅。
ピンポーンとチャイムがなったので出ると
「こんな遅くにありがとう」
「遅くじゃね、朝だもう!」
「今度なんか奢るから許して」
「ふん」
と中に入り裕ちゃんの怪我を見せる。
「お前、隠し子いたのかしかも美少女!!」
「違う違う、男の子! それに隠し子じゃなくて被害者」
「病院連れてけよ」
「うん…ちょっとワケありでさ」
「まぁいいや手当するから手をかせ」
「うん、体は拭いたけど、後ろがヤバいかも、さすがの俺じゃさ治せないからさ」
蕾を大きく広げるとねっとりとした精液と血がところどころについていた。
「あぁ、こりゃ無理やり感すごいな、内壁が切れてやがる可哀想に犯人は?」
「取り押さえた今田口くんが連れて行ってくれてるよ」
「あのいたずら小僧か立派になったもんだな」
「うん、月日が経つの早いよね」
「お前さんも早く結婚のこと考えないと俺みたいになるよ」
「あーうんでもまだ独り身でもいいかななんて」
「勝手にしろ」
ぶつぶつ言いながら治療をしてくれるこの人は俺の先輩、警察学校の時にお世話になった。
俺も初めは医療系を学んでいたのだが、綾部先輩に気に入られて医療系は諦め交番勤務になった。
「よし! これで大丈夫だ今度、飲み奢ってくれよ」
「もちろんです、ありがとうございました」
「じゃあな」
「はい」
裕ちゃんのスマホを探しそれを充電した。
ベッドに寝るおでこを触ると熱を感じた、急いで戸棚から熱さまシートを取り出して貼る。
「俺も少し寝るか」
裕ちゃんの隣で横になり寝る、元気になりますように。
朝8時
「やっば!! 寝坊!!」
と思って起きたら自分の部屋とは違う部屋にいた、えーと昨日…。
ズキッ
なんだっけこの痛み、頭を抑えていると不意に横から
「裕ちゃんおはよ、大丈夫?」と来た。
「え…あ…安積さん!?」
「うん、ここ俺ん家、どこか痛いとこある?」
「あっいえ大丈夫です」
「昨日のこと覚えてる?」
「えっとあまり覚えてな…あっ俺…あっあっ」
ぼろぼろと涙がこぼれ落ちてきた
「裕ちゃん…」
裕ちゃんを抱きしめる。
「ふっんぐすん」
2回目と言え裕ちゃんをここまでしたあいつを許せない。
「裕ちゃん犯人は逮捕したからね、安心して」
「はいっ…ありがとうございます」
涙を拭い。
スマホを渡す
「実はまだご家族に連絡してないんだしてくれるかな」
「はい」
『あっ姉ちゃん』
『あんた…また誰かに強姦されてたの?』
さらっとそういうことを言ってくるのは姉ちゃんしかいない。
『え!? うん』
『安積さんに守ってもらえばいいじゃん』
『た…助けてくれたよ』
『ふーん今日帰ってくる?』
『うん』
『兄貴と待ってるから』
『うん』
電話を切り。
「親御さん、大丈夫だった?」
「えっと親は海外で仕事してるので家にはいません」
「じゃお姉さんと暮らしてるの?」
「あっあと、兄貴もいます」
「そっか、3人兄弟なんだね」
「はい、あの安積さん、助けてくれて本当にありがとうございます」
ピンポーンとチャイムがなったので出ると
「こんな遅くにありがとう」
「遅くじゃね、朝だもう!」
「今度なんか奢るから許して」
「ふん」
と中に入り裕ちゃんの怪我を見せる。
「お前、隠し子いたのかしかも美少女!!」
「違う違う、男の子! それに隠し子じゃなくて被害者」
「病院連れてけよ」
「うん…ちょっとワケありでさ」
「まぁいいや手当するから手をかせ」
「うん、体は拭いたけど、後ろがヤバいかも、さすがの俺じゃさ治せないからさ」
蕾を大きく広げるとねっとりとした精液と血がところどころについていた。
「あぁ、こりゃ無理やり感すごいな、内壁が切れてやがる可哀想に犯人は?」
「取り押さえた今田口くんが連れて行ってくれてるよ」
「あのいたずら小僧か立派になったもんだな」
「うん、月日が経つの早いよね」
「お前さんも早く結婚のこと考えないと俺みたいになるよ」
「あーうんでもまだ独り身でもいいかななんて」
「勝手にしろ」
ぶつぶつ言いながら治療をしてくれるこの人は俺の先輩、警察学校の時にお世話になった。
俺も初めは医療系を学んでいたのだが、綾部先輩に気に入られて医療系は諦め交番勤務になった。
「よし! これで大丈夫だ今度、飲み奢ってくれよ」
「もちろんです、ありがとうございました」
「じゃあな」
「はい」
裕ちゃんのスマホを探しそれを充電した。
ベッドに寝るおでこを触ると熱を感じた、急いで戸棚から熱さまシートを取り出して貼る。
「俺も少し寝るか」
裕ちゃんの隣で横になり寝る、元気になりますように。
朝8時
「やっば!! 寝坊!!」
と思って起きたら自分の部屋とは違う部屋にいた、えーと昨日…。
ズキッ
なんだっけこの痛み、頭を抑えていると不意に横から
「裕ちゃんおはよ、大丈夫?」と来た。
「え…あ…安積さん!?」
「うん、ここ俺ん家、どこか痛いとこある?」
「あっいえ大丈夫です」
「昨日のこと覚えてる?」
「えっとあまり覚えてな…あっ俺…あっあっ」
ぼろぼろと涙がこぼれ落ちてきた
「裕ちゃん…」
裕ちゃんを抱きしめる。
「ふっんぐすん」
2回目と言え裕ちゃんをここまでしたあいつを許せない。
「裕ちゃん犯人は逮捕したからね、安心して」
「はいっ…ありがとうございます」
涙を拭い。
スマホを渡す
「実はまだご家族に連絡してないんだしてくれるかな」
「はい」
『あっ姉ちゃん』
『あんた…また誰かに強姦されてたの?』
さらっとそういうことを言ってくるのは姉ちゃんしかいない。
『え!? うん』
『安積さんに守ってもらえばいいじゃん』
『た…助けてくれたよ』
『ふーん今日帰ってくる?』
『うん』
『兄貴と待ってるから』
『うん』
電話を切り。
「親御さん、大丈夫だった?」
「えっと親は海外で仕事してるので家にはいません」
「じゃお姉さんと暮らしてるの?」
「あっあと、兄貴もいます」
「そっか、3人兄弟なんだね」
「はい、あの安積さん、助けてくれて本当にありがとうございます」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
▼毎日18時投稿予定
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
チャレンジ!謎解き
村崎けい子
大衆娯楽
四季折々のイベントに沿って作成したクイズやなぞなぞを掲載していきます。
あなたも是非、謎解きを楽しんでみませんか?!
3月:ひなまつり / ホワイトデー
5月:こどもの日
6月:蛍舞う季節
7月:七夕まつり / 花火大会
9月:お月見
12月:クリスマス
2月:節分 / バレンタイン
陰間で一杯
志波中佐
BL
江戸時代のとある武士が陰間茶屋である青年と出逢うお話。
当時、男色ブームが起きていたということを知り、思いついた次第です。
こういう事を思っていた男娼も少なからずいたのではないでしょうか。
当時の男同士の営みについての記事を読んでいるとそんな気がしてきます…
後輩の甘い支配
ちとせ
BL
後輩(男前イケメン)×先輩(無自覚美人)
「俺がやめるのも、先輩にとってはどうでもいいことなんですね…」
退職する直前に爪痕を残していった後輩に、再会後甘く支配される…
商社で働く雨宮 叶斗(あめみや かなと)は冷たい印象を与えてしまうほど整った美貌を持つ。
そんな彼には指導係だった時からずっと付き従ってくる後輩がいた。
その後輩、村瀬 樹(むらせ いつき)はある日突然叶斗に退職することを告げる。
2年後、戻ってきた村瀬は自分の欲望を我慢することをせず…
後半甘々です。
すれ違いもありますが、結局攻めは最初から最後まで受け大好きで、受けは終始振り回されてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる