短編集

枝浬菰文庫

文字の大きさ
上 下
43 / 63
メイド喫茶にようこそ

ショックすぎて……

しおりを挟む
でもこれだけは言いたい。

「安積さん助けてくれてありがとうございました」
と大声を出したので、驚いていたが後ろ向きで手を上げてドアをしめられた。

「傑作」
と姉ちゃんがお腹を抱えて笑ってる。

「じゃ帰ります、お世話になりました」
と出ていく。

帰り道姉ちゃんに強姦どんなことをされたか執拗以上に聞かれた。

そのまま穴も掘られれば良かったのにねとこの腐女子がと思った。
弟を心配するよりも腐女子のネタにならないかなどそんな話ばかりだ。




交番

「あのぉー安積さん、帰りましたよ」
「あぁうんちょっと、本当になんなんだよもう」

「それよりも自分は安積さんがメイド喫茶に出入りしてる方が気になります」
「でも、それってたしか依頼があったからですよね?」

「あっそう、最近付きまとってる人がいるから日曜日来店してくれないかっていう依頼ね」
「あぁなるほど」

「あの子男の子だったんだね、それにしても美形だね美人姉妹といってもおかしくなかった」
「うん」
「そのメイド喫茶で働いてるんですか?」
「あ、うん」

「今度俺もついていこうかな」
「いや、ダメ」
「なんでですか?」
「いやぁ…だって」


ダメだろあの可愛い裕ちゃんが他の客をデレデレさせてるの嫉妬しちゃう…。
でも男の子…。

「安積さん黙り込んじゃったね」
「ですね」

「とりあえずダメ!」
「安積さんのお気に入りってことですね! まぁ男の子でしたが」
「あぁ…うん」

「本部で安積さん人気なのに女性の方ショックでしょーね」
「え、俺人気なの?」
「そうですよ」


綾部あやべさんの次くらいに人気です」
「へぇ…綾部の…」

-----------------
篠原家

あんなに道端で、強姦について喋らされたのにまさか部屋でも
「じゃ実際にやったことやってよ参考にしたいから」と言われ
「えっやだよてかまじ早くお風呂に入りたいんですけど」

「はぁー」

姉ちゃんが近づく俺は少し引くが後ろにベッドがあり逃げられない
「兄貴呼ぶよ?」
「ひゃ、辞めて喋るからお願い」


兄貴が来たらくすぐりの刑を姉ちゃんと一緒にやられて逃げられない、くすぐり地獄は嫌だーー!!
「じゃ言うこと聞きなさい」
「う…だからさっき帰る時話した通りにこうやって」

なにか棒状の物を探しそれを口の中に入れて思いっきり噛んで

「そしたら殴られて服脱がされそうになった時警察が来てくれたって話だよ」
納得してない姉ちゃんが恐い!

「噛んだってここをでしょ?」

ここと示す場所を足で踏まれる。

「んひっ…」
「ここって男の1番大事な場所なんでしょ? そんなとこ噛んだらどうなるんだろうね?」
「い…やっそりゃめちゃくちゃ痛いよ」
「それが男のあんたがやったんだね」
「なんか笑ちゃうな、噛んであげようか?」
「は?」


にやっと笑ってる姉ちゃんは本当に恐い、じりじりと攻めてくる姉ちゃんに怯えてると部屋の扉がノックされ、そして開けられた。


「お前ら何やってんだ?」

涙を瞳に浮かせて姉ちゃんが襲いかかろうとしているところに鉢合わせたのは兄貴だった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...