短編集

枝浬菰文庫

文字の大きさ
上 下
8 / 63
陰間茶屋→完結

無礼者!!

しおりを挟む
「占埜様大丈夫ですか?」

「ありがとう、大丈夫だよ」

ドダドダと廊下を歩く

「馬鹿者! 廊下は静かに歩け! あと襖も乱暴にあけるんじゃない!!」

とそこに襖をガラリと開け


「おい、占埜てめぇーさっきからうるさいぞ」

と下の階のナンバー2と呼ばれている陰間がきた
用心棒も連れて


「はぁはぁ」
今の占埜色気がさっきよりも増してるし着物も破かれてるから乳首とか見えてる


重たい体をあげ、正座し頭をさげる

「申し訳ありません、はぁはぁ」

「おいおい…おいおい」
下げた頭に足を乗っけた


「頭を下げるなんてなぁそこの犬でもできるんだよ、まためちゃくちゃにレイ○してやろうか?」

ビクッと肩が震えだした


なんでナンバー1に対してこんな態度とってるんだ??


おかしいだろ…


「お前ら…」と言いかけた瞬間


主が「何をしている」
いつの間にか羽瑠が呼びに行ってたらしい


「すみません、ちょっと上の階がうるさかったもので」

「命拾いしたな」

と捨て出て行った

主も羽瑠に伝言しどこか行く



「占埜様大丈夫ですか?」


「ごめん」
の一言で意識が切れた


バタッとその場で崩れ落ちた


「今日は俺が処理します、ハチも最初の勤務で疲れているでしょう、こちらで休まれろ」


といい小柄な羽瑠でも占埜を持ち上げ風呂場に連れて行った





全然把握できないし、俺に本当に勤まるのか不安になってきた
武士の時は父様もいたから不安なんて感じたことがなかったのに

占埜大丈夫なのか?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

処理中です...