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京都旅行
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由比浜兄が会社を営む事務所でマニュキュア塗ってるとこに未来が来て、
「律子大変だ」
「どうしたの?」
机に紙を広げる。
「え、[ユキの影武者は誰だ?] 唯斗くんの記事?」
見出しには大きくそう書かれていた。
「あぁ、あのドラマが原因で唯斗くんに被害が及ぶ可能性が高い」
「…」
「まだ掲載はされてないが、多分写真の入手に時間がかかってるはずだ」
「なるほど…そうなったら直哉も唯斗くんと一緒に居られなくなる」
「あぁ、それだけは避けたい」
文春の記事には大きく見出しがあり、どう止めようか2人で悩む。
「そうだわ! 少しの間2人には旅行に行ってもらいましょ、ちょうど今週は3連休で唯斗くんもわざわざ会社を休まずに身を隠せるわ」
「いい案だが直哉が言うこと聞くか…」
「そしたらこれはどう?」
---------------------------------------------------
木曜日
律子が突然家に来た、そして
「直哉! 唯斗くん、この京都旅行券あげるから行ってきなさい!!」
「え! これもしかしてアーケードのガラガラ当たったんですか?」
「ええ! たまたま知り合いの店で買ったレシートが使えてね!」
俺は目を輝かせてその券を見た。
直哉は怪しいという風に見ている。
「唯斗行きたいの?」
「うん」
「じゃ行くか」
「うん!!」
新幹線に乗り京都駅に着く。
「直哉! 京都タワーだ!!」
とテンションが上がる。
記念に登り写真を撮った。
直哉はマスクを取ってしまうと由比浜直哉とバレてしまうのでなるべく、静かに行動した。
1日目の予定は
貴船神社周辺を探索し、時間が余ったらホテル近くの嵐山を探索する予定だ。
カフェに入ると抹茶パフェを頼み、ちょうど紅葉の時期だったので、紅葉の下のベンチでたんまりとのんびりした時間を楽しんだ。
結構賑やかで屋台も出てる。
でも手を繋いで直哉の肩に寄りかかり景色を楽しんだ。
「はぁー幸せ」
「俺も」
「ずっとこのままでもいいよな」
「分かる、なんかホッとしちゃうね」
個人タクシーを予約していた時間になりホテルの嵐山に向かった。
1時間ほどしてホテルに着いた。
夜、ライトアップがあるのでそれまでホテルでゆっくりとした。
「あれ? ここ」
と俺は思い出したかのように部屋を見回した。
「ん? どうした?」
「ここ、昔蒼維と泊まったホテルだ」
「…」
無言の圧がきた。
部屋は10畳間でベランダのとこに内風呂がある、ベランダからの景色はとても綺麗で良い思い出を感じた。
「また、蒼維か…本当に仲良いよな、それでいてお手つきないなんて蒼維の頭どうかしてるよ」
「アハハ、蒼維は家族みたいなもんたからな」
由比浜兄が会社を営む事務所でマニュキュア塗ってるとこに未来が来て、
「律子大変だ」
「どうしたの?」
机に紙を広げる。
「え、[ユキの影武者は誰だ?] 唯斗くんの記事?」
見出しには大きくそう書かれていた。
「あぁ、あのドラマが原因で唯斗くんに被害が及ぶ可能性が高い」
「…」
「まだ掲載はされてないが、多分写真の入手に時間がかかってるはずだ」
「なるほど…そうなったら直哉も唯斗くんと一緒に居られなくなる」
「あぁ、それだけは避けたい」
文春の記事には大きく見出しがあり、どう止めようか2人で悩む。
「そうだわ! 少しの間2人には旅行に行ってもらいましょ、ちょうど今週は3連休で唯斗くんもわざわざ会社を休まずに身を隠せるわ」
「いい案だが直哉が言うこと聞くか…」
「そしたらこれはどう?」
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木曜日
律子が突然家に来た、そして
「直哉! 唯斗くん、この京都旅行券あげるから行ってきなさい!!」
「え! これもしかしてアーケードのガラガラ当たったんですか?」
「ええ! たまたま知り合いの店で買ったレシートが使えてね!」
俺は目を輝かせてその券を見た。
直哉は怪しいという風に見ている。
「唯斗行きたいの?」
「うん」
「じゃ行くか」
「うん!!」
新幹線に乗り京都駅に着く。
「直哉! 京都タワーだ!!」
とテンションが上がる。
記念に登り写真を撮った。
直哉はマスクを取ってしまうと由比浜直哉とバレてしまうのでなるべく、静かに行動した。
1日目の予定は
貴船神社周辺を探索し、時間が余ったらホテル近くの嵐山を探索する予定だ。
カフェに入ると抹茶パフェを頼み、ちょうど紅葉の時期だったので、紅葉の下のベンチでたんまりとのんびりした時間を楽しんだ。
結構賑やかで屋台も出てる。
でも手を繋いで直哉の肩に寄りかかり景色を楽しんだ。
「はぁー幸せ」
「俺も」
「ずっとこのままでもいいよな」
「分かる、なんかホッとしちゃうね」
個人タクシーを予約していた時間になりホテルの嵐山に向かった。
1時間ほどしてホテルに着いた。
夜、ライトアップがあるのでそれまでホテルでゆっくりとした。
「あれ? ここ」
と俺は思い出したかのように部屋を見回した。
「ん? どうした?」
「ここ、昔蒼維と泊まったホテルだ」
「…」
無言の圧がきた。
部屋は10畳間でベランダのとこに内風呂がある、ベランダからの景色はとても綺麗で良い思い出を感じた。
「また、蒼維か…本当に仲良いよな、それでいてお手つきないなんて蒼維の頭どうかしてるよ」
「アハハ、蒼維は家族みたいなもんたからな」
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