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番解消編
軍基地の研究施設
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ということで警備員の男に連れられて琉架と俺とゴンと梨架はとある研究施設に来ていた。
「どうぞ、こちらへ」
は? 軍基地??
遠くに見えるのは あれ 絶対に戦闘機だ。
初めて見た、かっこいい。
琉架は琉璃を抱え車椅子で移動し俺が押していた。
琉架の体内にある璃亜武くんの血と番解消に使用された薬をある程度調べないといけないという理由から俺も同伴してきた。
「えっとじゃぁ君と君はここで待機」
指を指された。
大人しく施設の長椅子で待つことに
「それにしても軍人とは思わなかった、見た目じゃ分からんな」
よく出入りするときに挨拶していた警備員が軍人だったなんてという話しをゴンとしている。
「だな、しかもあれ首にはカラーあったよな」
「ってことはΩってことだろ」
「そもそも紅羽さんの上司ってΩだったんだな」
「うん」
「琉架くん問題ないといいな」
「あぁ、正直確証持って梨架さんが生き返る可能性は0って言われた瞬間、俺先にあの世行くとことだったわ」
「俺も、医院長から言われたときはそんなまさか~とか聞き流してたんだけど、梨架様が言うとなんかちゃんと現実受け入れないといけないんだなって思ったよ」
「あの人さ、αでも特別なのかな、琥珀さんもわりかし気が強いαだったけど梨架さんのはこうもっと内側から沸騰するというか」
「わかる、従っちゃうのと多分安心感」
「そう、自信ありありだし、なお信用してもいいんだって思えるすごさ、俺絶対に真似できないわ」
「真似できないからこそ、慕われるんだろうな」
「うん」
----
研究施設
「えっとでは世界的にも有名なバース研究員の琥珀梨架さん」
「よろしく」
「よろしくお願いします」
お母さんの前には3人いた。
「研究員をご紹介しますね、まずは研究員責任者の山田翔子」
ぺこっとお辞儀をした。
「で真ん中は俺の部下である盤上祥平」
丁寧なお辞儀だ。
「最後に高橋勉」
「ども、よろしくお願いします」
「今はこの3人で研究しています」
「盤上さんには会ったことあるわね、すごい腕前で片っ端から病人を助けてた!」
「はい、その節はお世話になりました」
「あとの2人は知らないけど中々いい目をしてるわね」
僕はおいてけぼりだ、お母さんがこんなにも世界で活動していたなんて知らなかった。
もっと傍にいてほしい、なんて口が裂けても言えない。
「どうぞ、こちらへ」
は? 軍基地??
遠くに見えるのは あれ 絶対に戦闘機だ。
初めて見た、かっこいい。
琉架は琉璃を抱え車椅子で移動し俺が押していた。
琉架の体内にある璃亜武くんの血と番解消に使用された薬をある程度調べないといけないという理由から俺も同伴してきた。
「えっとじゃぁ君と君はここで待機」
指を指された。
大人しく施設の長椅子で待つことに
「それにしても軍人とは思わなかった、見た目じゃ分からんな」
よく出入りするときに挨拶していた警備員が軍人だったなんてという話しをゴンとしている。
「だな、しかもあれ首にはカラーあったよな」
「ってことはΩってことだろ」
「そもそも紅羽さんの上司ってΩだったんだな」
「うん」
「琉架くん問題ないといいな」
「あぁ、正直確証持って梨架さんが生き返る可能性は0って言われた瞬間、俺先にあの世行くとことだったわ」
「俺も、医院長から言われたときはそんなまさか~とか聞き流してたんだけど、梨架様が言うとなんかちゃんと現実受け入れないといけないんだなって思ったよ」
「あの人さ、αでも特別なのかな、琥珀さんもわりかし気が強いαだったけど梨架さんのはこうもっと内側から沸騰するというか」
「わかる、従っちゃうのと多分安心感」
「そう、自信ありありだし、なお信用してもいいんだって思えるすごさ、俺絶対に真似できないわ」
「真似できないからこそ、慕われるんだろうな」
「うん」
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研究施設
「えっとでは世界的にも有名なバース研究員の琥珀梨架さん」
「よろしく」
「よろしくお願いします」
お母さんの前には3人いた。
「研究員をご紹介しますね、まずは研究員責任者の山田翔子」
ぺこっとお辞儀をした。
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丁寧なお辞儀だ。
「最後に高橋勉」
「ども、よろしくお願いします」
「今はこの3人で研究しています」
「盤上さんには会ったことあるわね、すごい腕前で片っ端から病人を助けてた!」
「はい、その節はお世話になりました」
「あとの2人は知らないけど中々いい目をしてるわね」
僕はおいてけぼりだ、お母さんがこんなにも世界で活動していたなんて知らなかった。
もっと傍にいてほしい、なんて口が裂けても言えない。
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