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番解消編
琥珀とツバサ
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シュンが傍まで来た。
「要さん俺とやる?」
「やらない、俺には琉架がいるんだ」
「ちぇっつまんないの」
世羅の縄張りを後にして俺はまた街に戻った。
とりあえず琉架と世羅がバトらなくてよかった、世羅もまだ女役やってるんだな。
金魚のフンって言ったけど、多分ほぼ恋人だろうし。
紅羽さんに掘られたのが良かったのか、、、恐れ多いなぁ。
もう少し一人の時間を過ごしたいからふらふらと街を歩いた。
俺と琉架が出会った場所にはすでに別の家が建っていた。
懐かしいな、つい最近な気がするけどでも妊娠して結婚して出産して今や子どもがいる。
俺の子ではないけどでも出産に立ち会えたのは嬉しかった。
番解消が上手くいって俺のところに帰ってきたらその時は番になろう。
キスしていっぱい抱きしめて俺のを挿入して激しく乱れて項に噛みついて……。
はぁー琉架、好き。
てか俺って優しすぎる?
自分で言うのもあれだけど琉架に惚れた時から絶対にこの子を幸せにするって思ってたし、ただ単に俺の我が儘なところもある。
リセットできるなら琉架の様子が変なところに戻したい、そして俺と番になって子どももたくさん作って幸せに暮らしたい。
はぁー一番はやっぱそこだよな。
あああ……琉架。
とぼとぼと帰路につこうとしたらビルの間にいたのは琥珀だった。
「っつ」俺は慌てて隠れた。
誰とやり取りしてる?
「ああ、そう今は病院にいるみたい」
「じゃぁ殺すのは難しそうか」
「ああ、後日暮要もターゲットに入ってるから」
「ふっあいつを殺すのは簡単そうだな」
っておい!! 俺もターゲットなの? てか話相手ってツバサに似てるような
「それよりも聞いた? 小鳥遊璃亜武と稚里様番解消されるとか」
「は? あいつらはバカなのか」
「バカだよね、てか稚里様番解消は赤ちゃん奪ってからするって言ってたし遅くても一年半後かもね」
「ふーん、でさっきから盗み聞きしてる、日暮、お前殺されたいのか?」
やっばっバレてた
顔を出さずに俺は繁華街のほうに向かった。
絶対に振り向かないように
「ちっ逃げたか」
「いいの、聞かれちゃったけど」
「さぁな」
たばこを落とし、また新しいのを咥えていた。
「残りの命はあとわずか……」
ひぇーこわっ。
このことは紅羽さんに伝えておこう。
「ただいま」
「おかえり、要」
「どうした?」
「ねぇこの人って琉架の知り合いだったりするのかな?」
りんちゃんが見ていたテレビに俺も目を向けると
空港にレッドカーペットがひかれ豪華なファッションにサングラスをかけた女性が歩いていた。
『今し方、世の中の憧れの琥珀梨架様が帰国されたと情報が入り報道陣で賑わっています!!』
『それにしても美しい』
と報道陣も釘付けになっていた。
琥珀梨架……。誰だ??
「要さん俺とやる?」
「やらない、俺には琉架がいるんだ」
「ちぇっつまんないの」
世羅の縄張りを後にして俺はまた街に戻った。
とりあえず琉架と世羅がバトらなくてよかった、世羅もまだ女役やってるんだな。
金魚のフンって言ったけど、多分ほぼ恋人だろうし。
紅羽さんに掘られたのが良かったのか、、、恐れ多いなぁ。
もう少し一人の時間を過ごしたいからふらふらと街を歩いた。
俺と琉架が出会った場所にはすでに別の家が建っていた。
懐かしいな、つい最近な気がするけどでも妊娠して結婚して出産して今や子どもがいる。
俺の子ではないけどでも出産に立ち会えたのは嬉しかった。
番解消が上手くいって俺のところに帰ってきたらその時は番になろう。
キスしていっぱい抱きしめて俺のを挿入して激しく乱れて項に噛みついて……。
はぁー琉架、好き。
てか俺って優しすぎる?
自分で言うのもあれだけど琉架に惚れた時から絶対にこの子を幸せにするって思ってたし、ただ単に俺の我が儘なところもある。
リセットできるなら琉架の様子が変なところに戻したい、そして俺と番になって子どももたくさん作って幸せに暮らしたい。
はぁー一番はやっぱそこだよな。
あああ……琉架。
とぼとぼと帰路につこうとしたらビルの間にいたのは琥珀だった。
「っつ」俺は慌てて隠れた。
誰とやり取りしてる?
「ああ、そう今は病院にいるみたい」
「じゃぁ殺すのは難しそうか」
「ああ、後日暮要もターゲットに入ってるから」
「ふっあいつを殺すのは簡単そうだな」
っておい!! 俺もターゲットなの? てか話相手ってツバサに似てるような
「それよりも聞いた? 小鳥遊璃亜武と稚里様番解消されるとか」
「は? あいつらはバカなのか」
「バカだよね、てか稚里様番解消は赤ちゃん奪ってからするって言ってたし遅くても一年半後かもね」
「ふーん、でさっきから盗み聞きしてる、日暮、お前殺されたいのか?」
やっばっバレてた
顔を出さずに俺は繁華街のほうに向かった。
絶対に振り向かないように
「ちっ逃げたか」
「いいの、聞かれちゃったけど」
「さぁな」
たばこを落とし、また新しいのを咥えていた。
「残りの命はあとわずか……」
ひぇーこわっ。
このことは紅羽さんに伝えておこう。
「ただいま」
「おかえり、要」
「どうした?」
「ねぇこの人って琉架の知り合いだったりするのかな?」
りんちゃんが見ていたテレビに俺も目を向けると
空港にレッドカーペットがひかれ豪華なファッションにサングラスをかけた女性が歩いていた。
『今し方、世の中の憧れの琥珀梨架様が帰国されたと情報が入り報道陣で賑わっています!!』
『それにしても美しい』
と報道陣も釘付けになっていた。
琥珀梨架……。誰だ??
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