捨てられΩはどう生きる?

枝浬菰文庫

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学生編

はじめて……

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!?
僕は今初めての経験をされそうになっている。

「じゃぁまずは」
「ひっ!?」

「こっちを気持ちよくしてあげようか」
と男は言うと僕の性器を掴み上下にしゅこしゅこと扱いだした。

ぐちゅぐちゅと音が鳴っているのが分かる。

「君初めてだよね? もうちょい頑張ろうか」
なにかのスイッチを押したのか体の中に入ったそれは動き出す。

「いひっ!?」

「お、出るな」ビクビクと体を震えて自分の性器からなにか白いものが出てきた。

「えーっともしかして初射精なのかな? 初々しいな~」
「はぁ……はぁ……」


「これはね、射精って言うんだよ、あと君が出したのは精液だね」
「ふっ……はぁ…はぁはー」

「あと、本番はここでするんだよ」
今お腹の中で震えているそこに指が這い中に入る。
「ひっ……んんっ」


「大丈夫、大丈夫」
と様子を見ながらその細い棒は抜き差しを始めた。

「んひっ……やっ…ん」
男の顔は近づきキスをされた。
しかも舌が入ってきた!!!!
「んぶっ んんっ」
しかもなにこれめっちゃキス長いし吸われている感じ。
頭がボーっとする。

それに棒が震えていてまた出そう!!


ぎゅっとまた男の腕を掴む。
「あーやばい、可愛いなβでもこんな可愛い反応されちゃうとさすがの俺も優しくできないよ」

棒が抜かれた。

「ひくっ……」
状況を理解できていない僕は男の性器を見てぎょっとした。
それは父親なんかの比じゃない膨張具合だ。

「俺もいちをねαだから男の本気を見せちゃおうかな♡ んじゃぁいただきます~」
ズプププとそれは飲み込まれていった。

「あはっキッツ」
ななななな!! なにこれ痛いってもんじゃない裂ける!!!



ローションがなんとか言ってたけどこれおかしいでしょ。


「うぁっふっ……うぅ」
「痛そうな声だけど萌える」


「声もだけど顔もそそるし、俺琥珀さんみたいに鬼畜になっちゃいそうっす」
「そうなれば」

ぐっと押し込まれる性器。
それにはわけがあって


父親がこの男の背中を押していた。


「ちょ!! なんで押すんですか」
「早くしてほしいから」


「うっ……」


この子本当にβだよな?
Ωみたいに顔可愛いな、しかも肌白いし、腰細いし、中だんだん熱くなってきて俺のを受け入れようとしているところ……萌える。

でも入り口まだギチギチってなるな、相当痛いだろうな、こんな子どこで拾ってくるんだろ。
いいな、欲しいな。


俺だけのもにしたい。

「動くよ」
琥珀さんの足がどかれたので俺は動いた。


もっと早くこの子の中で動きたい。
んで中にいっぱいだしてマーキングしたい!!!


「んはぁ…っつ」



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