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俺に嫉妬してどうするんですか??
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「ちょっ服脱ぎます」
「ダメ、親父の臭いしみついてるから一緒に全部洗う」
服の上からさわさわと触られる。
ちょっ……なんなんだよ、この展開。
口に手をあて、変な声が出るのを我慢する。
「おい、他にどこ触られた?」
「は? どこも……んっ」
髪も濡れ、スーツもびしょ濡れ、これクリーニング出さないとダメなやつじゃんか。
うわぁ! そこダメそんなとこ触られたら俺反応しちゃう。
「やっぱ男だな」
ズボンを下げられパンツの上から性器を揉まれる。
「んっんっ」
「苦しい?」
仁さんの上目遣いクル。
「うぁ……んっ」
「はぁー終わり」
……はい?
ここまで変な気分にさせといてなんなんだこの人は。
服を全部脱がされご丁寧にタオルで拭きあげられるとベッドの上でホールドされていた。
俺の仕事、抱き枕。
尻にガチガチのあんたのやつ当たってるんですけど!!!
平常心……平常心……。
つっても無理だろ……。心臓の音がうるせぇ。
「おい、もぞもぞしてないで寝ろ」
と怒られた。
うぅ……泣きたい。
誰か助けて……。
それにたまに仁さん寝返り打つときに唇当たりそうになるんだよな……。
あと、寝息……耳ぞわぞわする。
俺これ寝れない気がしてきた。
「斗真……」
「はい?」
「ぐぅぐぅ……」
え? 俺の名前呼んだってどんな夢見てるんだよ!!
かぁぁああと1人赤くなった。
平常心……。
普通に考えて仁さんはゲイでもなければ多分バイでもない。
女性と付き合って、結婚するはずなんだけど……。
なんで抱き枕に俺は選ばれてしまったのか。
まてよそうか逆に考えれば俺は抱き枕ってことで別に今後の展開はなにもない!!
ってことだよな、そうだそうしよ!!
自分の中で納得がいき、目をつむった。
----------------
数時間前、風呂にて
男……男だよな。
可愛い顔してるから案外いけるかもって思ってしまった俺がバカだった。
寝顔も可愛いし、俺の中でざわざわとなにかが動き出している。
こいつに対しての意識が。
はぁー襲いたい、もし体を重ねたら斗真はどんな反応を見せてくれるのか。
優しくして、時に俺の欲望心を満たすようにセック〇して、そのたびにいろんな顔しそう。
早く見たい……。
---------------
「へ? あの? どういう状態?」
俺と仁さんはなぜか裸になっていた。
これは夢か?
腕をつねるが残念ながら現実だった。
「んっ」
と目が覚める仁さん。
横を向くと驚いた表情をしていた。
「なに? 俺もしかして襲われた?」
「いや、それはこっちのセリフです」
「てかなにここ? 俺ん家じゃないんだけど」
目の前に広がるのは木々と池? 湖? とシカ、クマ、ウサギがいる世界だった。
「ど……どうなってるの!!?」
「ダメ、親父の臭いしみついてるから一緒に全部洗う」
服の上からさわさわと触られる。
ちょっ……なんなんだよ、この展開。
口に手をあて、変な声が出るのを我慢する。
「おい、他にどこ触られた?」
「は? どこも……んっ」
髪も濡れ、スーツもびしょ濡れ、これクリーニング出さないとダメなやつじゃんか。
うわぁ! そこダメそんなとこ触られたら俺反応しちゃう。
「やっぱ男だな」
ズボンを下げられパンツの上から性器を揉まれる。
「んっんっ」
「苦しい?」
仁さんの上目遣いクル。
「うぁ……んっ」
「はぁー終わり」
……はい?
ここまで変な気分にさせといてなんなんだこの人は。
服を全部脱がされご丁寧にタオルで拭きあげられるとベッドの上でホールドされていた。
俺の仕事、抱き枕。
尻にガチガチのあんたのやつ当たってるんですけど!!!
平常心……平常心……。
つっても無理だろ……。心臓の音がうるせぇ。
「おい、もぞもぞしてないで寝ろ」
と怒られた。
うぅ……泣きたい。
誰か助けて……。
それにたまに仁さん寝返り打つときに唇当たりそうになるんだよな……。
あと、寝息……耳ぞわぞわする。
俺これ寝れない気がしてきた。
「斗真……」
「はい?」
「ぐぅぐぅ……」
え? 俺の名前呼んだってどんな夢見てるんだよ!!
かぁぁああと1人赤くなった。
平常心……。
普通に考えて仁さんはゲイでもなければ多分バイでもない。
女性と付き合って、結婚するはずなんだけど……。
なんで抱き枕に俺は選ばれてしまったのか。
まてよそうか逆に考えれば俺は抱き枕ってことで別に今後の展開はなにもない!!
ってことだよな、そうだそうしよ!!
自分の中で納得がいき、目をつむった。
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数時間前、風呂にて
男……男だよな。
可愛い顔してるから案外いけるかもって思ってしまった俺がバカだった。
寝顔も可愛いし、俺の中でざわざわとなにかが動き出している。
こいつに対しての意識が。
はぁー襲いたい、もし体を重ねたら斗真はどんな反応を見せてくれるのか。
優しくして、時に俺の欲望心を満たすようにセック〇して、そのたびにいろんな顔しそう。
早く見たい……。
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「へ? あの? どういう状態?」
俺と仁さんはなぜか裸になっていた。
これは夢か?
腕をつねるが残念ながら現実だった。
「んっ」
と目が覚める仁さん。
横を向くと驚いた表情をしていた。
「なに? 俺もしかして襲われた?」
「いや、それはこっちのセリフです」
「てかなにここ? 俺ん家じゃないんだけど」
目の前に広がるのは木々と池? 湖? とシカ、クマ、ウサギがいる世界だった。
「ど……どうなってるの!!?」
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