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金持ちの考えていることはよく分かりません
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取り残された俺と初対面の篠原仁。
そして担当者も帰ってしまった。
「あの、えーと俺も帰宅していいですか?」
と尋ねるとこちらに来て壁によせられ、これはまるで壁ドンだ。
「は? なに言ってんの、斗真は今日から俺の物だ」
「は……はひっ」
ってなんだよ!! このわかめ頭!!
俺の飯まずいって言ったくせにまじ何様だよ!!!
「あーまじだから選考とかめんどいのいいって言ったのに」
「……」
ドカっとソファーに腰掛けた篠原仁。
え、なに? 俺はどうしたらいいの?
まだ昼過ぎなんだけど夕食の準備すればいいのか??
というかさっき俺のこと呼び捨てに……。
今日が初対面ですよね?
俺こういう人苦手なんですけど……。
「なに突っ立ってるの?」
「えっと俺はなにをすればいいですか?」
「はぁー斗真って命令されないと動けないタイプなわけ?」
「え、いや……」
「んーじゃいいや、こっちきて」
篠原仁は手振りして寝室に向かった。
いや、デカすぎじゃね?
キングサイズなの?
ねぇ見たことないよ。
10畳近くある部屋にキングサイズのベッドがドカっと置かれていた。
え? なにここやり部屋なわけ?
「ん!」
篠原仁がベッドに入り両手を広げていた。
「えっと……」
「早くしろ」
なにを早くしろだよ……あっ添い寝か……。
「確認なんですけど、俺男ですがいいんですか?」
少し近づき確認をすると
ぐいっと引っ張られ簡単に腕の中におさまった。
「はぁーやべぇな、この抱き心地」
と顔をすりすりしてきた。
体勢的には俺の背中側が篠原仁という感じになっている。
俺は今日男に襲われます。
育ててくれた父さん、母さんありがとう。
と俺は死を覚悟するように身構えていたのだが。
後ろからは寝息が聞こえた。
「すー、すー」
…………?
はい?
「え? 寝た? 寝たのか?」
後ろを向こうにもがっちりとホールドされ、足も体に巻き付いているので動けないでいた。
やばい、俺も眠たくなってきた。
日曜日、窓から見える、青空。
こんな天気のいい日にお昼寝なんて俺の人生の中でなかったよ。
と考えながら寝てしまった。
------------------------
何時間寝てたのかわからない、最初に起きたのは篠原仁だった。
「は? 寝てるし……てかまじ小さいな、俺が180だから20cm差くらい? ちょうどいい抱き枕だ、てか眼鏡かけて寝るとか馬鹿かこいつ」
眼鏡をとると幼い顔に口から少し涎が垂れているところを見ると
なぜかいけないことをしているかのような感じにとらわれた。
胸もなければ柔らかい体でもない、ましてや女じゃないしな。
男を試してみるっていうのも悪くないかもな。
体を触る。
「はっ王子様のキスで目覚める姫」
ちゅっとキスをした。
そして担当者も帰ってしまった。
「あの、えーと俺も帰宅していいですか?」
と尋ねるとこちらに来て壁によせられ、これはまるで壁ドンだ。
「は? なに言ってんの、斗真は今日から俺の物だ」
「は……はひっ」
ってなんだよ!! このわかめ頭!!
俺の飯まずいって言ったくせにまじ何様だよ!!!
「あーまじだから選考とかめんどいのいいって言ったのに」
「……」
ドカっとソファーに腰掛けた篠原仁。
え、なに? 俺はどうしたらいいの?
まだ昼過ぎなんだけど夕食の準備すればいいのか??
というかさっき俺のこと呼び捨てに……。
今日が初対面ですよね?
俺こういう人苦手なんですけど……。
「なに突っ立ってるの?」
「えっと俺はなにをすればいいですか?」
「はぁー斗真って命令されないと動けないタイプなわけ?」
「え、いや……」
「んーじゃいいや、こっちきて」
篠原仁は手振りして寝室に向かった。
いや、デカすぎじゃね?
キングサイズなの?
ねぇ見たことないよ。
10畳近くある部屋にキングサイズのベッドがドカっと置かれていた。
え? なにここやり部屋なわけ?
「ん!」
篠原仁がベッドに入り両手を広げていた。
「えっと……」
「早くしろ」
なにを早くしろだよ……あっ添い寝か……。
「確認なんですけど、俺男ですがいいんですか?」
少し近づき確認をすると
ぐいっと引っ張られ簡単に腕の中におさまった。
「はぁーやべぇな、この抱き心地」
と顔をすりすりしてきた。
体勢的には俺の背中側が篠原仁という感じになっている。
俺は今日男に襲われます。
育ててくれた父さん、母さんありがとう。
と俺は死を覚悟するように身構えていたのだが。
後ろからは寝息が聞こえた。
「すー、すー」
…………?
はい?
「え? 寝た? 寝たのか?」
後ろを向こうにもがっちりとホールドされ、足も体に巻き付いているので動けないでいた。
やばい、俺も眠たくなってきた。
日曜日、窓から見える、青空。
こんな天気のいい日にお昼寝なんて俺の人生の中でなかったよ。
と考えながら寝てしまった。
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何時間寝てたのかわからない、最初に起きたのは篠原仁だった。
「は? 寝てるし……てかまじ小さいな、俺が180だから20cm差くらい? ちょうどいい抱き枕だ、てか眼鏡かけて寝るとか馬鹿かこいつ」
眼鏡をとると幼い顔に口から少し涎が垂れているところを見ると
なぜかいけないことをしているかのような感じにとらわれた。
胸もなければ柔らかい体でもない、ましてや女じゃないしな。
男を試してみるっていうのも悪くないかもな。
体を触る。
「はっ王子様のキスで目覚める姫」
ちゅっとキスをした。
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