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リッツ王国物語編
Episode.4
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ゆらりゆらりとこちらにすごい形相したバッハウが来た。
「次はネリ、お前だ」
「ひぃいいい!!」
ガバッと覆い被さり抵抗するも強いαの匂いにあてられ自由を奪われる。
「はぁー君は特別いい匂いがするね、ここなんかもなにもしていないのにぷっくりと私を誘っているようだ」
がぶりと乳首に噛みつき歯で引っ張るように後を残す。
「痛い…いやだ、やめて……」
「どうして、そんなことを言うんだい、やめてなんて言われたら男は興奮してしまうんだよ」
にやっと笑い指を蕾にかけた。
「ひっ!?」
「あーもうこんなにびしょ濡れにして、早く奥に欲しいんだろ?」
「やっ……んんっ」
ぐちゅぐちゅと蕾の中を弄くりまわす。
「はぁはぁ……やだ、やめて……いやっ」
「抵抗しても無駄だよ、お前もあのモアΩのように私の番になるんだからな」
「ひっ……」怖い……。
絶対に嫌だ。
べろりと舌が首を這う。
「ハクハク……お願い」
涙が零れそれも舐めとられ
「ネリにも気持ちよくなってほしいからな」
ぐっと指が曲がると
「ひっ!? ああん//」
「ここだろ? 君が好きなところは?」
ちょうどピンポイントのところにあたった。
「こんなに喜んで、はぁー私のを入れたらネリはどうやって私を受け入れてくれるのかな?」
「ひっ……」
「ネリ…こちらを向いてキスしながら入れてあげよう」
「はぁ……はぁ…」
ぐちゅりと蕾にゆっくりと入ってきた。
「いひっ……」
感じたことのない感覚に全身が痺れる。
これがモアの時の僕の体。
どうしよう、もう戻れない、あの幸せの頃には……。
一筋の涙が落ち。
腰を激しく振ってきた。
「あんあん// いやぁああああ!!」
「そうだ、泣き叫べ、お前は……」
冷たいなにかが喉を通った気がした。
ゴトっとなにかが落ちる音だ、血が噴き出していた。
「え?」
わけもわからない、1人の青年が立っていた。
ユーリではない、でも誰か分からない。
頭の重りを失った体は後ろに倒れた。
「え? なに?」
「マロン!!!!」
扉が勢いよく開き数人の男が部屋に入ってきた。
!?
「ユーリ? ユーリなの??」
「殿下、モアです、今すぐに番を」
「ああ」
僕はユーリに抱き抱えられ他の部屋に行きぎゅっとしがみついて小さく泣いた。
「マロン」
ぎゅっと引き寄せてくれる僕の大切な人。
ふわっと優しい掌が僕の顔を包んだ。
「マロン、無事で何よりだ、私はマロンにお願いがある、私の番になってはくれないか?」
「ユーリ……ぐすん、僕は僕は…ユーリがいい、ユーリじゃないと僕…」
「怖い思いをさせてしまって悪かった。マロン、私の大切な姫」
ユーリは項を噛んだ。
「んんっ///」
「これでいいんだよな?」
「はぁはぁ……ユーリ」といい僕はもたれかかり意識を手放した。
「よく頑張ったねマロン、さぁ帰城しよう」
「開門!!!」
「医者を急げ」
と慌ただしく声が響いた。
「シュバルツ様」
「ああ、なに忙しいんだけど」
「あのモアΩは殺しておきました」
「ああ、うん、って え!? なんで?」
「もしかして嫁に貰う予定でした? あの汚いΩを」
「ちょっ君もΩでしょ、なんでそんなこと言うの」
「αに媚びるΩなんて微生物以下なんですよ」
「そ、そんなこと言わなくてもいいじゃん、んじゃぁ第一王子にはマルタが殺したって言っておくから」
「なっなんでそうなるんだよ、バッハウが殺したでいいじゃないですか」
2人は城をスタスタと歩いていた。
「だいたいマルタは暗殺家業だろ、バッハウを憎んでいて首を飛ばしたのは分かるけどさ、モアΩは貴重だし殺さなくてもよかったんじゃないか?」
「懇願してたから、殺してくれと」
「まじか」
「まじです」
「うー分かった、マルタはこの後どうするの?」
「戻ります、主の場所に」
「分かった、じゃぁそれも王子に告げておく」
「逃げたってことにしないでくださいよ」
「分かってるよ、ってそこから行くのか?」
「はい」
といい窓から飛び降りた。
そこは崖っぷちの窓なんだけどかっこよく飛び降りちゃって暗殺家業は怖いな。
「シュバルツ、殿下が探しておられたぞ」
「はい、はいすぐに向かいますよ」
ユーリ・リッツダムの王室に入る。
「殿下、何用でしょうか」
「マロンが起きない」
「重傷でしたし、仕方ないかと、身は清められたんですよね?」
「ああ、綺麗に洗って体の傷も診てもらった」
「そしたら待つしかないのと、殿下は帰城報告と番報告を王にしたほうがいいと思いますよ」
「そうだな」
ちらちらとマロンのほうを見ていたので
「傍にブラウンを置いておきましょ」
「ああ、なにかあれば連絡するように」
「御意」
「次はネリ、お前だ」
「ひぃいいい!!」
ガバッと覆い被さり抵抗するも強いαの匂いにあてられ自由を奪われる。
「はぁー君は特別いい匂いがするね、ここなんかもなにもしていないのにぷっくりと私を誘っているようだ」
がぶりと乳首に噛みつき歯で引っ張るように後を残す。
「痛い…いやだ、やめて……」
「どうして、そんなことを言うんだい、やめてなんて言われたら男は興奮してしまうんだよ」
にやっと笑い指を蕾にかけた。
「ひっ!?」
「あーもうこんなにびしょ濡れにして、早く奥に欲しいんだろ?」
「やっ……んんっ」
ぐちゅぐちゅと蕾の中を弄くりまわす。
「はぁはぁ……やだ、やめて……いやっ」
「抵抗しても無駄だよ、お前もあのモアΩのように私の番になるんだからな」
「ひっ……」怖い……。
絶対に嫌だ。
べろりと舌が首を這う。
「ハクハク……お願い」
涙が零れそれも舐めとられ
「ネリにも気持ちよくなってほしいからな」
ぐっと指が曲がると
「ひっ!? ああん//」
「ここだろ? 君が好きなところは?」
ちょうどピンポイントのところにあたった。
「こんなに喜んで、はぁー私のを入れたらネリはどうやって私を受け入れてくれるのかな?」
「ひっ……」
「ネリ…こちらを向いてキスしながら入れてあげよう」
「はぁ……はぁ…」
ぐちゅりと蕾にゆっくりと入ってきた。
「いひっ……」
感じたことのない感覚に全身が痺れる。
これがモアの時の僕の体。
どうしよう、もう戻れない、あの幸せの頃には……。
一筋の涙が落ち。
腰を激しく振ってきた。
「あんあん// いやぁああああ!!」
「そうだ、泣き叫べ、お前は……」
冷たいなにかが喉を通った気がした。
ゴトっとなにかが落ちる音だ、血が噴き出していた。
「え?」
わけもわからない、1人の青年が立っていた。
ユーリではない、でも誰か分からない。
頭の重りを失った体は後ろに倒れた。
「え? なに?」
「マロン!!!!」
扉が勢いよく開き数人の男が部屋に入ってきた。
!?
「ユーリ? ユーリなの??」
「殿下、モアです、今すぐに番を」
「ああ」
僕はユーリに抱き抱えられ他の部屋に行きぎゅっとしがみついて小さく泣いた。
「マロン」
ぎゅっと引き寄せてくれる僕の大切な人。
ふわっと優しい掌が僕の顔を包んだ。
「マロン、無事で何よりだ、私はマロンにお願いがある、私の番になってはくれないか?」
「ユーリ……ぐすん、僕は僕は…ユーリがいい、ユーリじゃないと僕…」
「怖い思いをさせてしまって悪かった。マロン、私の大切な姫」
ユーリは項を噛んだ。
「んんっ///」
「これでいいんだよな?」
「はぁはぁ……ユーリ」といい僕はもたれかかり意識を手放した。
「よく頑張ったねマロン、さぁ帰城しよう」
「開門!!!」
「医者を急げ」
と慌ただしく声が響いた。
「シュバルツ様」
「ああ、なに忙しいんだけど」
「あのモアΩは殺しておきました」
「ああ、うん、って え!? なんで?」
「もしかして嫁に貰う予定でした? あの汚いΩを」
「ちょっ君もΩでしょ、なんでそんなこと言うの」
「αに媚びるΩなんて微生物以下なんですよ」
「そ、そんなこと言わなくてもいいじゃん、んじゃぁ第一王子にはマルタが殺したって言っておくから」
「なっなんでそうなるんだよ、バッハウが殺したでいいじゃないですか」
2人は城をスタスタと歩いていた。
「だいたいマルタは暗殺家業だろ、バッハウを憎んでいて首を飛ばしたのは分かるけどさ、モアΩは貴重だし殺さなくてもよかったんじゃないか?」
「懇願してたから、殺してくれと」
「まじか」
「まじです」
「うー分かった、マルタはこの後どうするの?」
「戻ります、主の場所に」
「分かった、じゃぁそれも王子に告げておく」
「逃げたってことにしないでくださいよ」
「分かってるよ、ってそこから行くのか?」
「はい」
といい窓から飛び降りた。
そこは崖っぷちの窓なんだけどかっこよく飛び降りちゃって暗殺家業は怖いな。
「シュバルツ、殿下が探しておられたぞ」
「はい、はいすぐに向かいますよ」
ユーリ・リッツダムの王室に入る。
「殿下、何用でしょうか」
「マロンが起きない」
「重傷でしたし、仕方ないかと、身は清められたんですよね?」
「ああ、綺麗に洗って体の傷も診てもらった」
「そしたら待つしかないのと、殿下は帰城報告と番報告を王にしたほうがいいと思いますよ」
「そうだな」
ちらちらとマロンのほうを見ていたので
「傍にブラウンを置いておきましょ」
「ああ、なにかあれば連絡するように」
「御意」
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