こいつを好きになるわけがない!!

枝浬菰文庫

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「「あっ」」

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シラスが働いているオフィスに到着して受付嬢と目が合う。


「あの硲様?」

「ああ、お持ち帰りしてきた」
とさらっとまだ猫被ってないよぉーと言いたい。

こいつは人前だとオオカミっぽく振る舞うが俺の前だとでっかいわんこだからな。

「おもちっ……」
ほら、お姉さん固まっちまったよ

にこにこと笑い俺は連れて行かれた。


「あ!! 硲様、会議!!」

前から来た女の人が俺を見たが素早い動きで手かせを外され
「あっ」


シラスは連れて行かれた。
きっと重要な会議だったんだろう。
それにしてもあの人ボンキュンボンだったな。


俺はというと隣に立ちまたしてもイケメンと思いきや

「「あっ」」とお互い声を漏らす。


「五十嵐奏太」
「大家さんだ」


「今日はよく会うな」
「ですね~~」

静まりかえった。
そして大家さんはなにも喋らず歩き出したので俺は見送った。

どうしよっかな。


窓際に腰掛け空を見上げる。
「雲一つないや」


俺がいるからかここの休憩所の入り口で一度とまりUターンしていく人がちらほらいた。



そうだ、監督にごめんちゃいって送っておかないと。
プロジェクトを支えてるのは硲グループだ。


「奏太」
「シラス」

頬に手が触れた。

きっと俺はこいつに今から抱かれる。
分かる。


「ここまでなんで連れてきたの?」

「良い機会だと思って」
「? なんの?」


…………。

「ふわぁっ//」

シラスの部屋に入ったらいきなりスカートをまくりあげ挿入してきたのだ。
背中にのしっと乗っかられ後ろから出入りしてくる。


「あっはぁっんん///」
「奏太気持ちいい?」
「うん」


ビクビクと痙攣し、精液を飛ばすと緩んだその隙間に捻じ込むようにさらに奥に入る。

「はぁ……はぁ……ちょっ」
「奏太の中熱いね」

「っつ」


前立腺を抉られるのも好きだけどこのデカイので奥をこじ開けられるの好きだ。



「あっくっ……」

上半身を上げられ後ろからキスを求められる。
「んっ」


腹突き破れそう。
やばい……気持ちいい。


ぐちゅぐちゅっとゆっくり中で留まっていた。


「はぁ……はぁ……くっ」


片腕を後ろ手に掴まれながら上半身は落ち壁に手を着きながら何度も出入りを繰り返す。



「はっはっあっあっんんん////」


「奏太、出してもいい?」
「お前のイキ顔見せろ」

ぐんっと腕が引かれ体も反転した。

「あっぶっ……死ぬかと思った」

心臓の音が消えない。


「今の気持ちよかった」
「はいはいっんん///」

注がれているシラスの精液をお腹で感じた。


イケメンのイキ顔、汗ばみ目を瞑っている顔。


イったな。
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