こいつを好きになるわけがない!!

枝浬菰

文字の大きさ
上 下
10 / 10

「「あっ」」

しおりを挟む
シラスが働いているオフィスに到着して受付嬢と目が合う。


「あの硲様?」

「ああ、お持ち帰りしてきた」
とさらっとまだ猫被ってないよぉーと言いたい。

こいつは人前だとオオカミっぽく振る舞うが俺の前だとでっかいわんこだからな。

「おもちっ……」
ほら、お姉さん固まっちまったよ

にこにこと笑い俺は連れて行かれた。


「あ!! 硲様、会議!!」

前から来た女の人が俺を見たが素早い動きで手かせを外され
「あっ」


シラスは連れて行かれた。
きっと重要な会議だったんだろう。
それにしてもあの人ボンキュンボンだったな。


俺はというと隣に立ちまたしてもイケメンと思いきや

「「あっ」」とお互い声を漏らす。


「五十嵐奏太」
「大家さんだ」


「今日はよく会うな」
「ですね~~」

静まりかえった。
そして大家さんはなにも喋らず歩き出したので俺は見送った。

どうしよっかな。


窓際に腰掛け空を見上げる。
「雲一つないや」


俺がいるからかここの休憩所の入り口で一度とまりUターンしていく人がちらほらいた。



そうだ、監督にごめんちゃいって送っておかないと。
プロジェクトを支えてるのは硲グループだ。


「奏太」
「シラス」

頬に手が触れた。

きっと俺はこいつに今から抱かれる。
分かる。


「ここまでなんで連れてきたの?」

「良い機会だと思って」
「? なんの?」


…………。

「ふわぁっ//」

シラスの部屋に入ったらいきなりスカートをまくりあげ挿入してきたのだ。
背中にのしっと乗っかられ後ろから出入りしてくる。


「あっはぁっんん///」
「奏太気持ちいい?」
「うん」


ビクビクと痙攣し、精液を飛ばすと緩んだその隙間に捻じ込むようにさらに奥に入る。

「はぁ……はぁ……ちょっ」
「奏太の中熱いね」

「っつ」


前立腺を抉られるのも好きだけどこのデカイので奥をこじ開けられるの好きだ。



「あっくっ……」

上半身を上げられ後ろからキスを求められる。
「んっ」


腹突き破れそう。
やばい……気持ちいい。


ぐちゅぐちゅっとゆっくり中で留まっていた。


「はぁ……はぁ……くっ」


片腕を後ろ手に掴まれながら上半身は落ち壁に手を着きながら何度も出入りを繰り返す。



「はっはっあっあっんんん////」


「奏太、出してもいい?」
「お前のイキ顔見せろ」

ぐんっと腕が引かれ体も反転した。

「あっぶっ……死ぬかと思った」

心臓の音が消えない。


「今の気持ちよかった」
「はいはいっんん///」

注がれているシラスの精液をお腹で感じた。


イケメンのイキ顔、汗ばみ目を瞑っている顔。


イったな。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

年越しチン玉蕎麦!!

ミクリ21
BL
チン玉……もちろん、ナニのことです。

目の前に色男が!早速ケツを狙ったら蹴られました。イイ……♡

ミクリ21
BL
色男に迫ったら蹴られた話。

自称チンタクロースという変態

ミクリ21
BL
チンタク……? サンタクじゃなくて……チンタク……? 変態に注意!

どうして、こうなった?

yoyo
BL
新社会として入社した会社の上司に嫌がらせをされて、久しぶりに会った友達の家で、おねしょしてしまう話です。

執着攻めと平凡受けの短編集

松本いさ
BL
執着攻めが平凡受けに執着し溺愛する、似たり寄ったりな話ばかり。 疲れたときに、さくっと読める安心安全のハッピーエンド設計です。 基本的に一話完結で、しばらくは毎週金曜の夜または土曜の朝に更新を予定しています(全20作)

つまりは相思相愛

nano ひにゃ
BL
ご主人様にイかないように命令された僕はおもちゃの刺激にただ耐えるばかり。 限界まで耐えさせられた後、抱かれるのだが、それもまたしつこく、僕はもう僕でいられない。 とことん甘やかしたいご主人様は目的達成のために僕を追い詰めるだけの短い話です。 最初からR表現です、ご注意ください。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

好きな人に迷惑をかけないために、店で初体験を終えた

和泉奏
BL
これで、きっと全部うまくいくはずなんだ。そうだろ?

処理中です...