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硲 白砂
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残った男と俺。
「僕の奏太大丈夫?」
「僕の奏太って……」
首を傾げる大型わんこは俺の血の繋がってない兄弟だ。
孤児から引き取られた先は金持ちの家で、さらにはその旦那さんという立ち位置の男の愛人として俺は置かれている。
18を過ぎた頃から体を女になるためのいろいろなことを仕込まれた、いわば調教済みってやつだ。
それでそこの息子であるちょうー優秀な息子も俺を狙い。
同じ大学に入ってからは学校でそういう行為をしていた。 1つ上の歳だ。
硲 白砂
なんとも変わった名前だが女子から見たら王子様
俺から見たらでっかいわんこだ。
旦那様の息子ということもありかなりあそこがデカイ。
そしてそれを俺にぶつけてくるんだ。
女の子ないちゃうよ って感じだけど。
今回はシラスが助けてくれた、
硲家は大富豪の枠に入るからいろいろ融通が利くんだろうな。
路地裏で足の間に入れられぎゅっと覆い被さってきた。
「奏太可愛い」
「はいはい、こんな地べたに王子様が座るんじゃありませんよ」と立ち上がろうにも腰の腕がとれない。
そうこうしているうちに顔を真っ赤にしてしまい、バイトのことを思い出し戻った。
「ここいて」とシラスに言われたので待ってると
「五十嵐奏太」とまたフルネームで呼ばれたので
驚いた。
シラスに大家さんを紹介し、まぁそうなりますよね、で見守ったがシラス的に俺が家を出るのが本当に嫌だったみたいで大家さんに喧嘩を売っていた。
大家さんは「聞かなかったことにするから」といい仕事に戻っていった。
「あーあシラスくんのせいだぞ」
「僕のせい?」
「そう、ていうか仕事は?」
「部下に任せた」
「ていうか俺がなんであそこにいるの分かったの?」
「窓から見えた」
「……窓ね」と上を向く。
シラスも大家さんと同じ職場で働いている。
まぁもう少し上の階だけど。
傍に来て俺の口に水を注ごうとしていた。
「ちょっ!! 零れるから」
「うん、水責め……」
「……」
親子揃って……。
呆れているとアンリがきた。
「カナちゃんサボりすぎて監督が怒ってたよ」
「うーん、多分今日は戻れないかもって言っておいてくれる?」
「え、あっ……分かった」
アンリはちらっとシラスのほうを見て納得したのか俺らを後にした。
「行くよ」
「はいはい」
あっという間に手を拘束されて逃げられないようにされていた。
独占欲丸出しの男ってこぇーなんて考えながら警備員横を通った。
止められるがカードを見せ俺のことも見て……というか今は知ってる人いたら完全にカナちゃん拉致事件だから。
エレベーターでも腰に手をまわし絶対にこいつは離れようとしないのとあと、普通に他の社員乗ってきても知らんぷりして目的の階についた。
「僕の奏太大丈夫?」
「僕の奏太って……」
首を傾げる大型わんこは俺の血の繋がってない兄弟だ。
孤児から引き取られた先は金持ちの家で、さらにはその旦那さんという立ち位置の男の愛人として俺は置かれている。
18を過ぎた頃から体を女になるためのいろいろなことを仕込まれた、いわば調教済みってやつだ。
それでそこの息子であるちょうー優秀な息子も俺を狙い。
同じ大学に入ってからは学校でそういう行為をしていた。 1つ上の歳だ。
硲 白砂
なんとも変わった名前だが女子から見たら王子様
俺から見たらでっかいわんこだ。
旦那様の息子ということもありかなりあそこがデカイ。
そしてそれを俺にぶつけてくるんだ。
女の子ないちゃうよ って感じだけど。
今回はシラスが助けてくれた、
硲家は大富豪の枠に入るからいろいろ融通が利くんだろうな。
路地裏で足の間に入れられぎゅっと覆い被さってきた。
「奏太可愛い」
「はいはい、こんな地べたに王子様が座るんじゃありませんよ」と立ち上がろうにも腰の腕がとれない。
そうこうしているうちに顔を真っ赤にしてしまい、バイトのことを思い出し戻った。
「ここいて」とシラスに言われたので待ってると
「五十嵐奏太」とまたフルネームで呼ばれたので
驚いた。
シラスに大家さんを紹介し、まぁそうなりますよね、で見守ったがシラス的に俺が家を出るのが本当に嫌だったみたいで大家さんに喧嘩を売っていた。
大家さんは「聞かなかったことにするから」といい仕事に戻っていった。
「あーあシラスくんのせいだぞ」
「僕のせい?」
「そう、ていうか仕事は?」
「部下に任せた」
「ていうか俺がなんであそこにいるの分かったの?」
「窓から見えた」
「……窓ね」と上を向く。
シラスも大家さんと同じ職場で働いている。
まぁもう少し上の階だけど。
傍に来て俺の口に水を注ごうとしていた。
「ちょっ!! 零れるから」
「うん、水責め……」
「……」
親子揃って……。
呆れているとアンリがきた。
「カナちゃんサボりすぎて監督が怒ってたよ」
「うーん、多分今日は戻れないかもって言っておいてくれる?」
「え、あっ……分かった」
アンリはちらっとシラスのほうを見て納得したのか俺らを後にした。
「行くよ」
「はいはい」
あっという間に手を拘束されて逃げられないようにされていた。
独占欲丸出しの男ってこぇーなんて考えながら警備員横を通った。
止められるがカードを見せ俺のことも見て……というか今は知ってる人いたら完全にカナちゃん拉致事件だから。
エレベーターでも腰に手をまわし絶対にこいつは離れようとしないのとあと、普通に他の社員乗ってきても知らんぷりして目的の階についた。
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