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はじまり
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3月
ここは都会から1時間ほど離れた小さな街だ、駅から20分離れていて商業施設よりも住宅街が多い
そして昔からこのボロアパートは建っている。
多分俺が産まれた頃くらいからあると思う、よくここのおじさんの家に遊びに来た覚えがあるから。
そのおじさんがもうそろそろという話しを聞いて大家をすることになった。
仕事は普通にサラリーマン、事務職をしていて1日過ぎていくのをただ待つだけ、最近彼女とも別れて俺の心はズタズタだ。
彼女からは
「俊平くんはぼけーっとしてるから嫌、Hの時も私を気持ちよくできるの?」とか言って別れた。
俺は気持ちよかったよ、でも女の気持ちなんて男の俺が分かるわけがない、ちゃんと言葉にしてくれればいいのに。
そんな中ボロアパートの隣の部屋に引っ越してきた五十嵐奏太、見た目ヤンチャっぽくて二十歳いってるのか?
と思うこともあるけど
審査は通った。
なにやら家が金持ちらしい、ならこんなボロアパートよりも高級マンションとかに住めば良いのになんて考えてしまう。
家賃5万円、なかなかに安いだろ、ついこのいだリフォームして綺麗になったんだよね、まぁそこの部屋は6万にあげたけど住む人はまだいない。
この時代に珍しいちゃんと挨拶してくれるタイプの子で少し安心する。
「あの、初めまして! 俺五十嵐奏太と言います! よろしくお願いします」と元気な声で挨拶をしてくれた。
にひっと笑うその笑顔は素敵だった……のが第一印象。
そして隣から聞こえる迷惑音、、、
ずっと空室だったから知らなかったけどここ壁が薄い。
五十嵐くんは男の子だったよね。
なにがすごいって喘ぎ声とベッドのギシギシ音、、、
1階の住民に苦情、、、いや、あそこも空室だ。
女の子をお持ち帰りしてるとか?
でも喘ぎ声は男だと思う。
「あっあっあっイク!!」
一際大きな声に俺も驚いてしまった。
「はぁ……はぁ……」
息づかいも聞こえる。
うるさすぎるし!! 俺もむらむらするし、、、
なんなら1階に移そうかな。
いやダメだ、1階は五十嵐くんの部屋以外は埋まってる
なぜか1階は人気がある。
聞けば外出が楽、というのだ。
まぁたしかにでも地震とか盗難とか怖くないのかと思ってしまうがきっとなにも言ってこないから特に平気なんだろう。
ここは意外と治安もいいし。
油断は禁物だけど。
明日も早いし寝よ。
ここは都会から1時間ほど離れた小さな街だ、駅から20分離れていて商業施設よりも住宅街が多い
そして昔からこのボロアパートは建っている。
多分俺が産まれた頃くらいからあると思う、よくここのおじさんの家に遊びに来た覚えがあるから。
そのおじさんがもうそろそろという話しを聞いて大家をすることになった。
仕事は普通にサラリーマン、事務職をしていて1日過ぎていくのをただ待つだけ、最近彼女とも別れて俺の心はズタズタだ。
彼女からは
「俊平くんはぼけーっとしてるから嫌、Hの時も私を気持ちよくできるの?」とか言って別れた。
俺は気持ちよかったよ、でも女の気持ちなんて男の俺が分かるわけがない、ちゃんと言葉にしてくれればいいのに。
そんな中ボロアパートの隣の部屋に引っ越してきた五十嵐奏太、見た目ヤンチャっぽくて二十歳いってるのか?
と思うこともあるけど
審査は通った。
なにやら家が金持ちらしい、ならこんなボロアパートよりも高級マンションとかに住めば良いのになんて考えてしまう。
家賃5万円、なかなかに安いだろ、ついこのいだリフォームして綺麗になったんだよね、まぁそこの部屋は6万にあげたけど住む人はまだいない。
この時代に珍しいちゃんと挨拶してくれるタイプの子で少し安心する。
「あの、初めまして! 俺五十嵐奏太と言います! よろしくお願いします」と元気な声で挨拶をしてくれた。
にひっと笑うその笑顔は素敵だった……のが第一印象。
そして隣から聞こえる迷惑音、、、
ずっと空室だったから知らなかったけどここ壁が薄い。
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なにがすごいって喘ぎ声とベッドのギシギシ音、、、
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女の子をお持ち帰りしてるとか?
でも喘ぎ声は男だと思う。
「あっあっあっイク!!」
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「はぁ……はぁ……」
息づかいも聞こえる。
うるさすぎるし!! 俺もむらむらするし、、、
なんなら1階に移そうかな。
いやダメだ、1階は五十嵐くんの部屋以外は埋まってる
なぜか1階は人気がある。
聞けば外出が楽、というのだ。
まぁたしかにでも地震とか盗難とか怖くないのかと思ってしまうがきっとなにも言ってこないから特に平気なんだろう。
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