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神永様の箱庭
最終回
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が。
「神永様!! 失礼します」
「どうした?」
「リクが重体なため今すぐに箱庭にお越しください」
「……いらん、殺せ」
「……ですがリクはもう少しで100ポイントを稼げるのですよ」
「私に口答えするな」
「っつ……」
「気になります、連れて行ってくれませんか?」
「そうか、気になるか、お連れしろ」
「……御意」
3人で箱庭の病院に向かうと横たわる一人の少年がいた。
「この子をどこで?」
「ああ、……言えない」
花咲に秘密にしていることなんて山ほどある。
リクは特に家出をしている時に捕まえた子だからなおさら言えない。
「……見せてください」
というと寝台に立ち顔色と血圧を調べていた。
「お願い……僕を早く殺してください……はぁはぁ……」
と言っていた。
「なぜこの子はこんな目に?」
「言えない」
「……言えないことだらけをしている人に変な質問でしたね」
ピリっと怒っている感情が嫌でも分かる。
「麻酔をするとあの世に行きそうだ、少し痛いかもしれないが我慢してください」
とリクの耳元で話しかけるとふるふると首を振り
「早く……僕を殺して……と何度も訴えかけてきた」
それでも花咲はリクの体を持ち上げて蕾を大きく開けた。
そしてバレた。
「まさか……」
手袋をして広げた穴に手を入れた。
「うっ!?」
「上半身を押さえなさい!!」
「は……はい」
ゴロっとした球がいくつも血だまりと共に取り出された。
「この子は連れて帰ります」
「もちろん、治ったらこちらにですよね?」
「治るかすら分かりません、最善を尽くします、今回は裕太くんの様子見はなし、またお伺いします」
「分かりました」
花咲は帰って行った。
ひー怖かった。
まぁでもまた来てくれるなら次はどんなおもてなしをしようかな。
薬でも持って私の腕の中で抱いてあげる。
……end
「神永様!! 失礼します」
「どうした?」
「リクが重体なため今すぐに箱庭にお越しください」
「……いらん、殺せ」
「……ですがリクはもう少しで100ポイントを稼げるのですよ」
「私に口答えするな」
「っつ……」
「気になります、連れて行ってくれませんか?」
「そうか、気になるか、お連れしろ」
「……御意」
3人で箱庭の病院に向かうと横たわる一人の少年がいた。
「この子をどこで?」
「ああ、……言えない」
花咲に秘密にしていることなんて山ほどある。
リクは特に家出をしている時に捕まえた子だからなおさら言えない。
「……見せてください」
というと寝台に立ち顔色と血圧を調べていた。
「お願い……僕を早く殺してください……はぁはぁ……」
と言っていた。
「なぜこの子はこんな目に?」
「言えない」
「……言えないことだらけをしている人に変な質問でしたね」
ピリっと怒っている感情が嫌でも分かる。
「麻酔をするとあの世に行きそうだ、少し痛いかもしれないが我慢してください」
とリクの耳元で話しかけるとふるふると首を振り
「早く……僕を殺して……と何度も訴えかけてきた」
それでも花咲はリクの体を持ち上げて蕾を大きく開けた。
そしてバレた。
「まさか……」
手袋をして広げた穴に手を入れた。
「うっ!?」
「上半身を押さえなさい!!」
「は……はい」
ゴロっとした球がいくつも血だまりと共に取り出された。
「この子は連れて帰ります」
「もちろん、治ったらこちらにですよね?」
「治るかすら分かりません、最善を尽くします、今回は裕太くんの様子見はなし、またお伺いします」
「分かりました」
花咲は帰って行った。
ひー怖かった。
まぁでもまた来てくれるなら次はどんなおもてなしをしようかな。
薬でも持って私の腕の中で抱いてあげる。
……end
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