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それでも②
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腹を抱えどうにか立ち上がるも力を緩めればポタポタと精液は垂れた。
「はぁ……はぁ……っつ…うっおぇえええ」
胃液を吐き出し俺も部屋から出る。
ふらふらとワイシャツだけの服で店を歩く。
「おい、お前」
誰かに止められそのまま個室で抱かれる。
「あっいいっつ」苦しい、お腹の中に衝撃が来てめちゃくちゃにされる。
てか指名料……。ただ働きかよ。
と思いつつも気絶しそうな意識をどうにか保ちずるずるとトイレの床に座った。
男は酔っているのか顔射をし出て行ったが店のスタッフに捕まったのか俺も抱き抱えられ
マスターの元へと連れて行かれた。
「完全にアウトだな」
「ですね」
酔っ払った男はΩが誘ってきたと抜かすがそもそも俺はΩじゃないってことをスタッフは知っていたので金を巻き上げその男を出禁にした。
「はぁ……はぁ……」
「大丈夫か?」
「結構つら……」俺は言葉を最後まで言えず、意識を手放した。
体はボロボロになろうと俺の心に伊藤さんがいようとこの世界は関係ないのだから。
きっとΩだったら違う世界を見れたのかな?
それとも俺の運命は初めから決まっていたのかな。
目を開けても俺が見ている世界は暗闇が広がっていた。
早く借金返済終わって、誰かと一緒になりたい。
できればβの男がOKな人と……。
もうαはこりごりだ。
「はぁ……はぁ……っつ…うっおぇえええ」
胃液を吐き出し俺も部屋から出る。
ふらふらとワイシャツだけの服で店を歩く。
「おい、お前」
誰かに止められそのまま個室で抱かれる。
「あっいいっつ」苦しい、お腹の中に衝撃が来てめちゃくちゃにされる。
てか指名料……。ただ働きかよ。
と思いつつも気絶しそうな意識をどうにか保ちずるずるとトイレの床に座った。
男は酔っているのか顔射をし出て行ったが店のスタッフに捕まったのか俺も抱き抱えられ
マスターの元へと連れて行かれた。
「完全にアウトだな」
「ですね」
酔っ払った男はΩが誘ってきたと抜かすがそもそも俺はΩじゃないってことをスタッフは知っていたので金を巻き上げその男を出禁にした。
「はぁ……はぁ……」
「大丈夫か?」
「結構つら……」俺は言葉を最後まで言えず、意識を手放した。
体はボロボロになろうと俺の心に伊藤さんがいようとこの世界は関係ないのだから。
きっとΩだったら違う世界を見れたのかな?
それとも俺の運命は初めから決まっていたのかな。
目を開けても俺が見ている世界は暗闇が広がっていた。
早く借金返済終わって、誰かと一緒になりたい。
できればβの男がOKな人と……。
もうαはこりごりだ。
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