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第三章
護衛
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航を家に連れて帰り仕事に出かけた。
ふぅー、航に変な虫がつくことが嫌だ。
でも束縛してるのも人間としていやだ。
だって、大人気ないでしょっ……。
はぁー航は航で日に日に可愛くなってくるし……って俺の目がおかしくなってきてるのか??
会社につきトイレの鏡を凝視する。
ドアが開き
「あ! 恭平さん会社着いていたら連絡してくださいよ」
「さーなーだー」
「!? なんですか?」
「俺の妻が可愛すぎて死ぬ」
「え? 羽衣さんですか?」
「俺も羽衣だけど」
「そ……そうですけど、まぁでもΩの男性って可愛い子多いですよね」
「お前も俺の妻を狙ってるのか!!」
ずいっと真田に体を近づけると驚いていた。
「こーら恭平、仕事しろっ」
「進藤さん」
進藤がトイレに入ってきた。
「なんでこの場所が分かったんですか??」
「は? お前ら声デカすぎなんだよ! 全部外の廊下に筒抜け」
「うへー、真田」
「えー俺のせいですか」
「とりあえず、漫才してないでさっさと会議室こい」
「会議室??」
「2人に護衛依頼来てるんだよ」
俺と真田は目を合わせ、進藤さんと会議室に向かった。
おっと!!
会議室に到着するなり見慣れた顔に会う。
「あれ? 近藤さん?」
「あ、あひるくみの真田さん」
「驚きました、じゃ今回の護衛は近藤さんということですか?」
「なんだ、お前ら知り合いか?」
「はい、実は息子が通っている幼稚園のパパ友です」
「ほぉーそれは面白いですね」
「……俺は友達じゃない……」
「ん? 恭平さんなにか言いましたか?」
「なんでもない」
「私も驚きですよ、まさか羽衣一族の方だったとは」
近藤が不敵な笑みを浮かべた。
「まぁ羽衣といえば珍しい苗字でそうそういないけどな」
「そうですよね」
「えーっと本題に入りますね、今回、株式会社近藤様のご子息であります、こちらの光琉様と上田様とお荷物を成田空港まで護衛する依頼を受けております」
「成田空港までね、そんなにそのアタッシュケースは危険なものなのですか?」
「はい、とても大切なものが保管されています」
「では、こちらに来るときも厳重に持ってこられたということでしょうか?」
「はい、そうです」
「君」
と一言指を刺される。
「なんでしょうか?」
「Ωのゲスな臭いをぷんぷんさせるな」
「おっとこれは失礼を……ですが愛しい妻のことをそのように罵るのは紳士ではありませんよ」
「紳士もくそもいらねぇだろ、俺はあいつだけが欲しかったんだから」
「……?」
「恭平あまり刺激するな」
「へいへい」
ふぅー、航に変な虫がつくことが嫌だ。
でも束縛してるのも人間としていやだ。
だって、大人気ないでしょっ……。
はぁー航は航で日に日に可愛くなってくるし……って俺の目がおかしくなってきてるのか??
会社につきトイレの鏡を凝視する。
ドアが開き
「あ! 恭平さん会社着いていたら連絡してくださいよ」
「さーなーだー」
「!? なんですか?」
「俺の妻が可愛すぎて死ぬ」
「え? 羽衣さんですか?」
「俺も羽衣だけど」
「そ……そうですけど、まぁでもΩの男性って可愛い子多いですよね」
「お前も俺の妻を狙ってるのか!!」
ずいっと真田に体を近づけると驚いていた。
「こーら恭平、仕事しろっ」
「進藤さん」
進藤がトイレに入ってきた。
「なんでこの場所が分かったんですか??」
「は? お前ら声デカすぎなんだよ! 全部外の廊下に筒抜け」
「うへー、真田」
「えー俺のせいですか」
「とりあえず、漫才してないでさっさと会議室こい」
「会議室??」
「2人に護衛依頼来てるんだよ」
俺と真田は目を合わせ、進藤さんと会議室に向かった。
おっと!!
会議室に到着するなり見慣れた顔に会う。
「あれ? 近藤さん?」
「あ、あひるくみの真田さん」
「驚きました、じゃ今回の護衛は近藤さんということですか?」
「なんだ、お前ら知り合いか?」
「はい、実は息子が通っている幼稚園のパパ友です」
「ほぉーそれは面白いですね」
「……俺は友達じゃない……」
「ん? 恭平さんなにか言いましたか?」
「なんでもない」
「私も驚きですよ、まさか羽衣一族の方だったとは」
近藤が不敵な笑みを浮かべた。
「まぁ羽衣といえば珍しい苗字でそうそういないけどな」
「そうですよね」
「えーっと本題に入りますね、今回、株式会社近藤様のご子息であります、こちらの光琉様と上田様とお荷物を成田空港まで護衛する依頼を受けております」
「成田空港までね、そんなにそのアタッシュケースは危険なものなのですか?」
「はい、とても大切なものが保管されています」
「では、こちらに来るときも厳重に持ってこられたということでしょうか?」
「はい、そうです」
「君」
と一言指を刺される。
「なんでしょうか?」
「Ωのゲスな臭いをぷんぷんさせるな」
「おっとこれは失礼を……ですが愛しい妻のことをそのように罵るのは紳士ではありませんよ」
「紳士もくそもいらねぇだろ、俺はあいつだけが欲しかったんだから」
「……?」
「恭平あまり刺激するな」
「へいへい」
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