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最終章
恭平さんとの思い出
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病室に戻ってきたがまだ涙が止まらない。
こんなに涙が出るんだと初めて知った。
「恭平さん、恭平さん……。」
1つ1つ恭平さんの顔が浮かび上がる。
たしか、出会ったのは春、そういえば出会ってもうすぐ1年経つのか。
早いようで遅いようで。
優しくておおらかで、自分のことよりも俺を優先してくれた。
いつからかこの人が「運命の番」だったらいいのになって思い始めて……。
叶わぬ夢だと思ったのにΩでよかった。ってあの時思えた。
初めて体を重ねた時、αの香りを漂わせて逃げられないと思う反面。
この人に襲われたいって思った。
激しく抱かれて、いっぱい満足に抱いてくれて。
本当に……俺幸せ者だ。
涙が布団を濡らす。
お腹にいる赤ちゃんは絶対に産むよ。
もし本当に恭平さんが帰ってこなくても、俺は恭平さんとの間の大切なこの子を大事に育てるから、天国でも安心して。
さようなら。
いつまでも俺の傍にいてくれてありがとう。
こんなに涙が出るんだと初めて知った。
「恭平さん、恭平さん……。」
1つ1つ恭平さんの顔が浮かび上がる。
たしか、出会ったのは春、そういえば出会ってもうすぐ1年経つのか。
早いようで遅いようで。
優しくておおらかで、自分のことよりも俺を優先してくれた。
いつからかこの人が「運命の番」だったらいいのになって思い始めて……。
叶わぬ夢だと思ったのにΩでよかった。ってあの時思えた。
初めて体を重ねた時、αの香りを漂わせて逃げられないと思う反面。
この人に襲われたいって思った。
激しく抱かれて、いっぱい満足に抱いてくれて。
本当に……俺幸せ者だ。
涙が布団を濡らす。
お腹にいる赤ちゃんは絶対に産むよ。
もし本当に恭平さんが帰ってこなくても、俺は恭平さんとの間の大切なこの子を大事に育てるから、天国でも安心して。
さようなら。
いつまでも俺の傍にいてくれてありがとう。
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