小さな怪獸

佐原の噂の彼氏

兄ちゃんたちはおかしい

「そう出会いは兄ちゃんの部屋だった。兄ちゃんは2つ上で大学生になり急に1人暮らしをすると言い出し家を飛び出したのが始まり
大学徒歩1分すらもかからない場所を住処として選んだ兄ちゃんはいつも誇らしげに俺に語っていた。
でも
兄ちゃんには昔からの幼馴染がいたアパートの管理権を持っているから貸してくれているだけなのにといつも思うばかり


で俺の彼氏はその幼馴染ではなく、幼馴染の友達と俺はなぜだか付き合うことになった。

兄ちゃんの名前は佐原新汰さはらあらた

幼馴染は浮堂護ふどうまもる

で　幼馴染の友達、俺の彼氏が中嶋明なかじまあきらだ。


たまたま兄ちゃんの家に遊びに来てたことがこれからの人生を大きく変えることになったのだ」


時は1年前学園祭の準備期間9月



兄ちゃん宅


佐原亮太：高2
佐原新汰：大1
浮堂護：大1
中嶋明：大1




なーんかおかしい…なんで今俺はここにいるんだ？


目の前に広がる現実


亮太は今口両手、両足をガムテープでぐるぐるに巻きつけられていた


そして一番見たくないのが目の前の現実

「ん…んふん…うぅん」


いや知ってたよ、兄ちゃんと護兄ちゃんが出来てたことなんて、でもわざわざ俺を呼び出してこんな見せびらかさなくてもいいじゃんか！！


1時間前
学校が終わって校門を出ようとした瞬間
兄ちゃんに抱きつかられた

もちろん静香達も一緒に帰ってたとき


「うわぁ！！びっくりした、急に現れないでよね…、あっ静香、良、俺兄ちゃんと帰るから、じゃぁ！！」


学園祭の準備期間で部活もなく皆で帰ってた時に兄ちゃんの襲撃、こりゃー明日質問攻めだな…



と兄ちゃんの家に着いた瞬間俺は手足を縛られ口にガムテを貼られ拘束された


部屋にいたのは兄ちゃん、護兄ちゃんとあと知らない人


「亮太、知ってるか？新汰はね3Pっていう鬼畜攻撃が好きになったんだぜー、だから今日は特別に俺の友人明を連れてきて犯そうと思うんだ、それに＋して新汰はドM要素があるから、弟を巻き込んでHしたいなんて言い出したんだ。これには俺笑いをこらえるのに必死でさ、だから新汰のために協力してね♡」