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兄上
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キラキラと光太陽が僕を慌ただしくさせた。
スザク様の部屋に行くとお返事もなく姿もお見えにならなかった。
「え? どういうこと??」
急いで衛兵の元に行き知り合いのエドワードに話をすると
「こちらでも探してみます」
と言ってくれた。
僕はすぐさまカムイ様の元へ向かった。
「んーどうしたんだいこんな朝早く、僕はスザクじゃないからね、朝の訓練とかはしないんだけど」
「あ、あの失礼を承知できました」
「用件はなに?」
ベッドでゴロゴロとしているカムイ様は本当にスザク様と違う。
これが第2王子なのか不思議でしょうがない。
でもこういう時はカムイ様を頼らないと自分はなにも知らない。
「スザク様が朝になってもお帰りになってません」
「……んにゃ……スザクが?」
「はい、いつもこの時間帯であれば浴槽かもしくはお休みになられているのですが」
「狩りが長引いてるとか?」
「その狩りですがいつも護衛をつけずに出かけられてて」
「分かった、俺が迎えに行くよ、入れ違いになるといけないからキリはスザクの部屋で待ってなさい」
「わ、分かりました」
カムイ様は不思議な雰囲気を出すことがあるそれは
一人称が「俺」になった時、とてもにこやかな表情になってスザク様の元に向かう。
それが僕にとってはとても怖いのとスザク様が危険なめにあわないかといつもヒヤヒヤしてしまう。
ご兄弟だからそんなことはないと思っているがでも、怖い。
スザク様の部屋に行くとお返事もなく姿もお見えにならなかった。
「え? どういうこと??」
急いで衛兵の元に行き知り合いのエドワードに話をすると
「こちらでも探してみます」
と言ってくれた。
僕はすぐさまカムイ様の元へ向かった。
「んーどうしたんだいこんな朝早く、僕はスザクじゃないからね、朝の訓練とかはしないんだけど」
「あ、あの失礼を承知できました」
「用件はなに?」
ベッドでゴロゴロとしているカムイ様は本当にスザク様と違う。
これが第2王子なのか不思議でしょうがない。
でもこういう時はカムイ様を頼らないと自分はなにも知らない。
「スザク様が朝になってもお帰りになってません」
「……んにゃ……スザクが?」
「はい、いつもこの時間帯であれば浴槽かもしくはお休みになられているのですが」
「狩りが長引いてるとか?」
「その狩りですがいつも護衛をつけずに出かけられてて」
「分かった、俺が迎えに行くよ、入れ違いになるといけないからキリはスザクの部屋で待ってなさい」
「わ、分かりました」
カムイ様は不思議な雰囲気を出すことがあるそれは
一人称が「俺」になった時、とてもにこやかな表情になってスザク様の元に向かう。
それが僕にとってはとても怖いのとスザク様が危険なめにあわないかといつもヒヤヒヤしてしまう。
ご兄弟だからそんなことはないと思っているがでも、怖い。
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