ゲイビネコ専門の牧くん♡

枝浬菰文庫

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出演することになりました。

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そして翌日夜。

「んん!?」

「え、牧くん縛られてるんだけど、うける~これは監督の意向?」

「いや、マネージャーがね牧くん部屋から出てこないから縛り上げてきたんだって」
「あーなるほど、まったく悪い子ですね」
頭を撫でられるも笑っているから嬉しくない!!

「そういえば出演の方々は?」
「ああ、今医療センターだよ、病気持ちじゃないかとか洗浄とかしてもらってるところ」
「うわぁーお徹底的~~」
「だってそうしないと現役のタチ専の子たちに怒られちゃうよ、牧くんとできるのは誰でもいいわけじゃないって!!」

「あー福田とかうるさそう」
「でしょ、この企画立ち上げたの牧くんってことにしてるから」

「りょうかいです」

「タイトルは一般客巻き込んじゃった、、、で書いたけど、台本通りには動けないよね?」
「でしょうね、まぁ牧くんも俺も基本台本なしってのがほとんどなんで」

「そうだよね、じゃ進行役は進藤さんにお願いしちゃっても平気?」
「はい、もちろんです」

「んんっ」
俺は2人の様子を見ていたがほったらかしにしすぎだろって思わず嘆いたがちらっとこちらを見るも無視された。

「んんんんっ!!」

「牧くん静かにね」
と曾根監督に言われた。

「じゃぁ俺2人の様子見に行ってくるので、牧くんの見張りお願いしますね」
「はーい」
スタッフ、カメラマンが準備する中俺はベッドの上で縛られたままだ。
逆にここから逃げ出せとか無理だろ。


諦め目を閉じた。


一方その頃医療センター
「すごい!! やっぱりちゃんとしてるね」
「うん、精密検査、ぞわぞわってすごかった」

「それかよww 精液検査とかもあったね」
「うん」
「検査員龍ちゃんの勃起ビックリしてたよ」
「うん」

「やっほぉーお2人さん準備万端?」
「あ、あの今日はこんなとてつもない企画に参加させていただいてありがとうございます、りんですよろしくお願いします」
「りんちゃんだね、よろしく~ 君はネコ専もOKって感じ? でも今日は牧くんに愛を打ち込みたい感じ?」

「えっとどっちもOKです!!」
「OK、進行役は俺がするから、あと顔出しとかはモザイク入れさせてもらうね」
「はい」

「あの、俺小坂です」
「名前は?」

「龍馬です」
「で、龍ちゃんか、そっちのほうがいいかな、苗字だと特定されちゃう恐れもあるからね」

「あの、いろいろ徹底されてますね」
「まぁね、これでも会社だからプライバシーとかは守るよ」

「そうなんですね、俺就職ここにしようかな」
「りんちゃんは何歳?」
「僕実はこう見えて30なんです」

「へ?」
「そういう反応になりますよね、、、。よく言われます」
「そ、そうなんだ本当に人は見かけによらないな」

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