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久々登場、小坂くんの巻
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ああ言えばこう言うし、進藤さんには本当に歯が立たない。
俺を思ってくれるのはすごく嬉しい。
でも進藤さんってなに考えてるか分からないんだよね。
「ん? どうした?」
一思いに睨んでやるって顔を見ていたらまぁ普通に声をかけられた。
「別に」
ぷいっと顔をそらし、広い湯舟を泳いで端まで行った。
「こーら逃げるなって」
って追いかけてくるけど無視。
石階段を登ろうと足に力を入れた瞬間カクンと膝が曲がった。
「え?」
「あーやっぱじゃん、無理っしょ、おいで」
むすっとした顔で俺は進藤さんに抱っこされて湯舟を後にした。
そういえば最近全然と言っていいほど自宅に帰れていない気がする。
思えばあの夜から、、、。
夜
マネージャーが俺と進藤さんを乗せて自宅に向かってくれた。
腰を支えられながら階段を登っていくとちょうど家から出てきたデカチ〇。
「あ、お隣さんだ、、、。えっとお引越しされたのかと思い、、、あ、誘拐大丈夫でしたか?」
「へ?」
隣のデカチ〇こと小坂くんは突然意味不明な言葉で話しかけてきた。
「ぶっ」
とすでに腹を抱えていた進藤さんを横目に見ていると
小坂くんの隣からひょこと出てきた、可愛い小さな男の子。
「あ、あのもしかしてcastleの牧さんですか?」
「へ?」
ばれてる!?!?
「ぶっ」とさらに笑っていた。
「castle?? えっと人違いですよ」
俺は慌てて否定した。
「えーでも、、、、。めっちゃ似てるのに」
「そ、そうなんですか?? えっとどんな人なんですか?」
自分のことを聞くのってちょっと変だけど、バレたらいろいろヤバイんだよね。
引っ越しも考えないといけないし、、、。
「castleの牧さんはお姫様なんですよ♡♡ 僕もネコ専一筋なんですけど男のイチモツの甘え方とか喘ぎ方とかもぉ僕でもうっとりです♡」
「ふ、ふーん」
初めてこんな褒められ方をしたので顔がにやけそうになる///
「へぇーで君は牧くんにべったりなんだ」
「はい♡ 牧くんになら僕も抱いてみたいです///」
「あの、場所変えませんか?」
「え?」
そう、今話しているのはアパートの1階から2階へと続く階段の真ん中。
「あ、そうだね、俺たちすごい迷惑、ハハ」
「じゃぁ龍ちゃん家にしようよ」
と言われ引っ張られながら小坂くんの家にお邪魔した。
「おじゃまします」
「はい、お茶しかないですけど」
「あ、いえお構いなく」
「お二人は恋仲ですか?」
「いえ僕と龍ちゃんは、セフレです」
「へぇー結構お似合いに見えるのに」
「そうですかー」
「うん」
俺を思ってくれるのはすごく嬉しい。
でも進藤さんってなに考えてるか分からないんだよね。
「ん? どうした?」
一思いに睨んでやるって顔を見ていたらまぁ普通に声をかけられた。
「別に」
ぷいっと顔をそらし、広い湯舟を泳いで端まで行った。
「こーら逃げるなって」
って追いかけてくるけど無視。
石階段を登ろうと足に力を入れた瞬間カクンと膝が曲がった。
「え?」
「あーやっぱじゃん、無理っしょ、おいで」
むすっとした顔で俺は進藤さんに抱っこされて湯舟を後にした。
そういえば最近全然と言っていいほど自宅に帰れていない気がする。
思えばあの夜から、、、。
夜
マネージャーが俺と進藤さんを乗せて自宅に向かってくれた。
腰を支えられながら階段を登っていくとちょうど家から出てきたデカチ〇。
「あ、お隣さんだ、、、。えっとお引越しされたのかと思い、、、あ、誘拐大丈夫でしたか?」
「へ?」
隣のデカチ〇こと小坂くんは突然意味不明な言葉で話しかけてきた。
「ぶっ」
とすでに腹を抱えていた進藤さんを横目に見ていると
小坂くんの隣からひょこと出てきた、可愛い小さな男の子。
「あ、あのもしかしてcastleの牧さんですか?」
「へ?」
ばれてる!?!?
「ぶっ」とさらに笑っていた。
「castle?? えっと人違いですよ」
俺は慌てて否定した。
「えーでも、、、、。めっちゃ似てるのに」
「そ、そうなんですか?? えっとどんな人なんですか?」
自分のことを聞くのってちょっと変だけど、バレたらいろいろヤバイんだよね。
引っ越しも考えないといけないし、、、。
「castleの牧さんはお姫様なんですよ♡♡ 僕もネコ専一筋なんですけど男のイチモツの甘え方とか喘ぎ方とかもぉ僕でもうっとりです♡」
「ふ、ふーん」
初めてこんな褒められ方をしたので顔がにやけそうになる///
「へぇーで君は牧くんにべったりなんだ」
「はい♡ 牧くんになら僕も抱いてみたいです///」
「あの、場所変えませんか?」
「え?」
そう、今話しているのはアパートの1階から2階へと続く階段の真ん中。
「あ、そうだね、俺たちすごい迷惑、ハハ」
「じゃぁ龍ちゃん家にしようよ」
と言われ引っ張られながら小坂くんの家にお邪魔した。
「おじゃまします」
「はい、お茶しかないですけど」
「あ、いえお構いなく」
「お二人は恋仲ですか?」
「いえ僕と龍ちゃんは、セフレです」
「へぇー結構お似合いに見えるのに」
「そうですかー」
「うん」
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