ゲイビネコ専門の牧くん♡

枝浬菰文庫

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別れと再会

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『ボス、身元の確認できました、やはり強姦魔は秀平のようです』

『そうか、誠に残念な結果だ、それよりも進藤追跡は失敗したのか?』

『…申し訳ありません』

『なにか言い訳があるなら聞くが』
『いえ』

『ほぉ、俺を納得させる言い訳がないのか?』

『ボスお怒りですか?』
『いい度胸だな』

『…』
『命令する秀平を拘束して刑務所に入れろ、理由はなんでもいい』

『怖ぁーい、了解っす』
はぁ。

牧夫妻との約束 お守りできずご子息を危険な目に合わせてしまい申し訳ありませんでした。
写真を手にしながら言葉を紡いだ。

次の朝
俺は先生の元から消えた。

学校も中退。

俺は学んだ、体を売れば1人でも稼げるということを。

誰にも迷惑かけない、頼らないを徹底した。

でも簡単なことではなく痛い思いや危ない思いもした。
1番危なかったのがついて行って臓器を抜き取られる寸前だった。
何人かの家を行ったり来たりして生き延びた。

叔父さんにも何年も会ってない。
先生にももう会うことはないだろ。

18になってデリヘルで仕事に就いた。
「ご指名ありがとうございます、牧です♡‪」
「え?」
「え!?」

そこにいたのは知ってる人だったから驚いた。
「うそ…先生ってゲイだったの! うける」

「牧くん…君は何をしてるんだ、あの日…」
口元を手で抑えた。

「ごめん、聞きたくない」

首に腕を回し背伸びをしてキスをした。

「んっ」
先生と初めてキスした。
分厚くて全部食べられてしまいそうな唇。

ドックンと高鳴る鼓動。初めて人を好きになった人。
先生に抱いてほしい。

「ぷはぁ、お風呂行こ」
誘い体を洗う。
先生は一言も喋らないし動く様子もなかった。

「すごい、ここ大きい♡‪」
俺は強姦された後から男に抱かれることに抵抗がなくなった、むしろ快楽で金が稼げるなら安い方だと思ってしまうようになってしまった。

優しくそれにキスをして興奮させたがなかなか勃起はしてくれなかった。

「おかしいな、興奮しないの?」

上目遣いで聞くも口を開けば
「どうして?」だった。

「うっ、そればっかり今は昔の俺とは違う」

ばっと腕を捕まれ引き寄せられる。
驚いて胸板にダイブした。
体が密着して先生の鼓動を聞いた。

ドクンドクンと鳴っていて少し怒っていた。

顔が近づき舌が絡まるキスをしてきた。
んっ!?
上手い!!

抱き寄せられ舌を吸われる。
「んっ」
ゴリッと下半身にぶつかった。
こんな興奮したら大きくなるなんて挑発しなければよかったと後悔した。

「牧…遥…お前を抱く」
っつ!?

ベッドに投げられ覆いかぶさり俺のを扱きイカせられた。
そしてそのまま挿入。

「やっ!? イったからぁぁ!? んぁ」
「ドロっと何度もすごいな」
「やっダメゆっくり動かないで」

「ほぉ速い方が好きなのか」
「ちがっ!?」
その時 ピピピピとアラームがなった。

ホッとしたその瞬間、奥に入った。
「ひゃぁ!? かはっ」

アラームはなり続けていた。


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