ゲイビネコ専門の牧くん♡

人生ゲーム

はぁー1人だと暇だな。
なにしようかな。

部屋からPCは持ってきてくれたから調べたり動画見れたりはできるけど。
本当に暇だ。

1週間ここにいたら多分俺腐る。

「あーエッチしたい」
と少し大きな声で言うと

「なにか御用ですか？」
と足立さんではなく伊賀いがさんが来た。

「あ、いえなんでもないです」

伊賀さんはH好きな中年男性で俺のことを密かに狙っている。
目を反らし背を向けると

「そうですか、そろそろ足立と交代の時間なのですが人生ゲームをしませんか？」
「はい？」

人生ゲームってあれだよな。
あれ…だよね。

テーブルに置いて中を開くとスゴロクが出てきた。

「では、足立が来るまで2人でやりましょうか」
といいいろいろ小物を渡された。

「じゃんけんぽん」
といい伊賀からルーレットをまわした。

「これ実は社長が作られたんですよ、撮影用ですけどね、それで誰でもいいから実践してみてって持たされたんですよ」
「あ、米田さんからのおっ達しなんですね」

「そうなんです、そんな私が持っていたらキモイやつじゃないですか」
「あ、はぁ」

今更っと否定したよ、この人。

「えっと5ですね、進みますよ」
目で追っていくと
「ここですね、えっと、隣の人とセック〇して孕ませる（ゴムありもOK）子供が産まれる、おや早い展開ですね」

ちらっとこちらを向くと
「では」
といい背中に回ってきた。

「っておい！！　なにこの危なすぎるゲーム！！　普通に犯罪だろ！！」
「ええ、そうですね、でもゲームなので、失礼」

浴衣を捲られパンツ脱がされて性器を押し当てられたが
「ボスに殺されるので今はやめておきますね、ってことで未遂なので子供は産まれないと」

ビ！！　ビックリした。

このゲーム怖すぎる。

そして俺は6と出た。

「えっと、野球拳…3枚服を脱ぐ…これ人生ゲーム関係あります？」
「さぁー、えっと脱いでください」

「は？　俺3枚も服着てないんですけど」
「たしかに…じゃ全裸になっちゃいましょうか」

「なっちゃいましょうか！　じゃないよ！！」

脱がせにきた伊賀を全力で止めていると足立と米田さんが仕事から帰ってきた。

「何をしている」
すくっと伊賀が立ち上がる。

「あ、ボスお疲れ様です、今人生ゲームをしておりました」

「なんだと」
ヤバイほらほら怒ってるじゃん。

こちらを向いた米田さんは俺に問いかけた。
「面白いか？」
「え、えっとまだなんとも…」
「そっか、ん？」
マス目を見て喋りだす

「子供を作る…これはなかなかにいいだろ」
「……よくないですよ、これ普通に犯罪レベルですからね」
「なんだ、遥お前いつも犯罪レベルなことされてるじゃないか」

「そ、それは仕事ですから」

「そうか、俺がいなくて寂しかったか？」
顎を持ち上げられ喰われる。

「んっ」

「では、ボス我々は戻ります、また明日お迎えに上がりますので」
「ああ」