真っ白な楽譜に未来を描いて
僕に夢はなかった。できなかった。だから夢に向かって手を伸ばせる人が、苦しい選択を前に立ち向かえる人が……僕にはとても眩しくて、輝いて見えた。皆が唄う人生の楽譜はカラフルなのに、僕の人生を唄う楽譜は真っ白だ。でも、だからこそ……僕は負けない様に手を伸ばそうと思う。だって僕は、僕を諦められなかったのだから。
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
タビスー女神の刻印を持つ者ー【また、私を見つけてね】
オオオカ エピ
ファンタジー
妻の記憶を持つ女性が現れた?
彼女は生まれ変わりだとでも言うの?どーしろって言うんだ、今更!?
■ ■ ■
一振りの剣があった。
負の感情が寄り集まって魔物と化し、人に取り憑く歪な世界で、唯一魔物を廃せる一振りの剣。
弱い心は魔物に魂を食べられてしまうから。
正しい行いをしていれば、魔物を廃する剣を携えたユリウスと名乗る美しい人が助けてくれる。
そんな御伽噺を幼い時分に聞いて育つ。
だが、所詮御伽噺。
何かの教訓話だとしても、真に受ける者がどれ程いようか。
月の女神を信仰する大国月星には、タビスという神官がいる。
女神の刻印をその身に持っち生まれ、女神の代弁者と云われつつも、声すら届かない女神を当代のタビスは信じていなかった。
だが、ユリウスのことは信じた。
実際に魔物と接触したタビスは、魔物を廃する御伽噺を辿り、ユリウスを探し出し、その剣を手にした。
月日が流れた。
巫覡を始祖とし、竜の加護を持つ竜護星。
その国主だった女王レイナは、三十六歳という若さで病いで逝ってしまった。
忘れ形見の娘マイヤは先祖返りの真正の巫覡だった。
巫覡たる娘の力を借りながら、タビスは再びユリウスを探している。
四歳歳下の妻レイナの死から二十五年。
タビスの姿は三十歳程度の姿のまま歳をとっていない。
人ならざるユリウスには、人の一生はあまりに短い。
剣を預けたことで、タビスに何かをさせたいユリウスは、約束を果たさせる為に彼の歳を停めたという。
今代のタビスの名はアトラス・ウル・ボレアデスといった。
月星前王アウルムの弟である。
■ ■ ■
※本作は小説家になろう様
カクヨム様に長編として投稿している作品の抜粋です。
十二章「鴉の思惑」の改訂版にあたります。
【ショートショート】シリアス系
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
ミステリー
声劇用だと1分〜5分ほど、黙読だと1分〜3分ほどで読みきれる作品が多めです。500文字を越える作品もいくつかございます。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
練夢師のお仕事
水鳴諒
キャラ文芸
【序章(完結)】悪夢に悩まされて眠れなかった相良透は、ある日大学の帰り道、夢屋雨虹堂という店を見つける。そこは視たい夢を調合して見せる練夢師の店だった。こうして透は、練夢師の雨林と関わるようになる。※以後、第一章へと続きます。