ミッション・オブ・リターンゲーム

桜華 剛爛

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№31:次の行動を開始?

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 そして、この部屋で休憩を取り、次の行動に出ることにする。

 まずは、この部屋がある場所から次の目標を決めて出発する事にする。

 実のところこの後に何処に行くかは解っているのだが、直接その場所に行ったら桜花おうか以外の2人に不思議がられると思うので、一旦は、このフロワにある色々なAI装置の制御室に向かいたいと思う。

 タク茉莉香まりかちゃんの2人には、何かを制御している制御室みたいな部屋とだけ説明している。

 何故そこに向かうかというと、俺の考えがあっているのなら今度のミッションをクリアした後は、確か上に行く階段の場所で揉め事を起してる人達がいるはずだ。
 それに巻き込まれ揉め合いになり、酷い事が起きるはずだからである。しかもその揉め合いは些細な事なのだが。

 それを事前に防ぐ為に、ある物を集めに向かっている。
「なあ連夜れんやこれから行く部屋に何があるんだ?」
「それは着いてから。それにその部屋を探してみないとあるかどうか解らん」
 今向かっているところの説明は、先程休憩している時にある程度説明した。

 それはこのフロワに存在しているAI装置の制御室を、俺と桜花おうかは以前来てここの制御装置を1回は壊している。

 実をいうと俺だけは、その装置を壊した回数は1回だけではない。数回試しに破壊している。

 ルールを確認した時に⑦番のルールと⑩番のルールが曖昧な事を記載している事に気が付いた。
 それは、ルール⑦にあった機器破壊禁止エリアとルール⑩のミッションを発信するまでという表記である。
 これの表記が少し不安なところがあった。

 一つ目の機器の破壊禁止エリアに関しては、1回壊したのでその心配は無いと思う。表記で書かれているとおりなら、そのエリアがあるという事である。
 実のところ、これに関しては今までの記憶の中には無かったなのでほとんど不明なのである。だが一箇所だけそれらしい場所を確認したが、そこはまだ先の話である。

 それから二つ目はルール⑩でのミッションを発信するまではルール⑦が適応される件に関しては、どうやら1回でもミッションが発信されていれば問題無い事は以前実証済みなので解っている。
 ただ例外はあるようだ、それに関しては良く解っていない。

 でもこれから行く場所で、その機器を壊す役割は俺が行なう事にしている。

 実をいうと今回はルールに関しては以前、俺と桜花おうかがルールが全部解る様な方法の操作は行なっていない。なので現在解っているルールは4人のを合わせて表記されている。現在表記されているのは12個中9個だけである。

 事実タク茉莉香まりかちゃんの2人が解っていないルールは③、⑨、⑪番だけの三つであり。 まあこの内容は然程重要でない事もあるので、じっくり仲間を集めてルールを完成させたい。

 そんな事を考えているうちに、制御室のあるフロワの近くまでやって来た。ただ、ここまで来る間に1体も動いているAI装置の殺人兵器を確認できなかった事である。

 以前であれば1、2体は確認したはずなのに、今回は1体も確認できていない。動いていないのは5体ほど見たが、それも誰かが破壊していた。

 しかし破壊はされているが、ペナルティーの実行アラームも鳴っていないので、ミッションか何かの後に壊されていると思う。

「ねぇ、ねぇ、これって誰かが破壊しったって事だよね」
「うん、そうだよね。こんなとこにさっき来たとき無かったし?ねえ、連夜れんや
「あ、ああ、さっきって言っても2時間前ぐらいだと思うけど、確かにその時はこんなの無かった」
 俺と桜花おうかが、タク茉莉香まりかちゃんに会う前にここを通ったときには、確かにこいつらの残骸は無かった。

 それにこれは的確に、カメラのの部分を破壊している。これの破壊方法を知っているのは、現時点で俺と桜花おうかぐらいだと思っていたが?
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