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№26:少女達2人・・・。そして?
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しかし、その桜花と平井さんの2人は・・・・!?
「あっ、ああ・・・・おっ、桜花・・・それに、・・平井さん」
そこには、もう既でに事切れた状態の平井さんが横たわって死んでいて、桜花も意識はあるがもう既に虫の息で苦しそうだった。しかも、近付いても俺だとは気が付いていなかった。
なんでこんな状態になったのかは、ハッキリ言って解らなかった。
それに、この部屋にも既に白衣を来た男の1人は事切れた状態で・・・もう1人は辛うじて生きていた。
「たっ、助けてくれぇ。俺は死にたくない。なあ、なあ・・・いっ、医者を・・」
「きっ、きさま、桜花達に何をした。何故殺したぁぁぁ」
俺は完全に頭に血が上った状態で、以前のように頭が痛くなり、目の前が赤く染まっていたが、そんな事はお構い無しに死にかけた白衣の男の襟首を掴み問い詰めた。
ただ、その男から帰ってきた言葉は、考えていた内容とは違っていた。
「あいつが、あいつが裏切って・・・それで俺らを攻撃してきて・・・この子達はその時俺らを・・・た・す・・て・・」《ガクッ・・・》
男はもう既に動かなくなっていた。良く見るとその男の周りは真っ赤な血があふれ出ていた。
なっ、なんだって・・・こいつらがやった訳じゃないのか?それに、こいつらの中に裏切り者がいるのか?
そう考えていると桜花が息絶え絶えの状態で俺に気が付き声をかけて来た。
「れっ、連夜・・・。そっ、そばに、いるの?」
その言葉を聞き、そばにより桜花の手を握った。
「ああ、そばにいるよ。桜花」
俺は、桜花の手を取ったが、既に力が無いのかそれとももう感覚が無いのか握り返してくる事は無かった。その状態で、既に俺の涙は止まらなくなっていた。
「ごっ、ごめんね。ゴホッ、ゴホッ、ちょっと失敗しちゃった。へへへっ、ゴホッ」
苦しいのだろうに、必死に笑顔を向けてきた。
「ああ、いい、心配するな」
「ごめんね。先に・・・てるよ。だから・・・」
そうさ、俺達はまた、会えるさ。
そう桜花とは、また会える。
それでもやはりこの光景は堪える。涙が止まらない、それでもこの娘は必死で俺を慰めてくれた。
「連夜ゴホッ、ごめんね。今回も、ウッグッ、一緒に入れなくて、はぁ、はぁ、あれ、連夜どこ?もう、何にも感じないや。でも、私はいつでも連夜のそばにいるから、ゴホッ、そっ、そうだ。この人達は・・・・」
「えっ・・・」
そうか・・・解ったよ桜花。今回も出来る限り粘ってみるよ。それで他の人達も救って見せる。
まずはここの・・・さっきの部屋の謎を解いて見せるよ。
そうして、この部屋から出て、先程の部屋へと戻った。
だが、その部屋の謎を解いたあとに、もう息をしていない桜花達がいる部屋に、戻りそこにある機械を操作して機械を、破壊しようとしたと同時に、何者かに背中を拳銃で撃たれた。
音がしなかったので、多分テレビとかで観た事があるサイレンサーか何かを付けた銃で撃ったのだろう。 打たれた瞬間は衝撃を受けたが何が起こったか解らなかった。
だが、しだいに背中の辺りが痛いと言うより熱く、そして寒気がしてきた。
その撃ったやつの姿は見なかったが声は聞こえた。
「ははっ、お前はゆるさねぇよ。俺のゲームの邪魔をしたからな。これが壊される前にきさまを・・・!?てめぇ、だれだ、ちっ、人違いか・・・まあ、いい」
《パスッ、パスッ、パスッ》
そう、どうやら俺は人違いで殺されてしまったらしい。
まあ、誰と間違えられたかは、解らないがこの白衣の男達が言っていた奴だろう、やはりこいつらは要注意だ。《ザザザァ、ザァー、ザッ、・・・・プッ・・・》
「あっ、ああ・・・・おっ、桜花・・・それに、・・平井さん」
そこには、もう既でに事切れた状態の平井さんが横たわって死んでいて、桜花も意識はあるがもう既に虫の息で苦しそうだった。しかも、近付いても俺だとは気が付いていなかった。
なんでこんな状態になったのかは、ハッキリ言って解らなかった。
それに、この部屋にも既に白衣を来た男の1人は事切れた状態で・・・もう1人は辛うじて生きていた。
「たっ、助けてくれぇ。俺は死にたくない。なあ、なあ・・・いっ、医者を・・」
「きっ、きさま、桜花達に何をした。何故殺したぁぁぁ」
俺は完全に頭に血が上った状態で、以前のように頭が痛くなり、目の前が赤く染まっていたが、そんな事はお構い無しに死にかけた白衣の男の襟首を掴み問い詰めた。
ただ、その男から帰ってきた言葉は、考えていた内容とは違っていた。
「あいつが、あいつが裏切って・・・それで俺らを攻撃してきて・・・この子達はその時俺らを・・・た・す・・て・・」《ガクッ・・・》
男はもう既に動かなくなっていた。良く見るとその男の周りは真っ赤な血があふれ出ていた。
なっ、なんだって・・・こいつらがやった訳じゃないのか?それに、こいつらの中に裏切り者がいるのか?
そう考えていると桜花が息絶え絶えの状態で俺に気が付き声をかけて来た。
「れっ、連夜・・・。そっ、そばに、いるの?」
その言葉を聞き、そばにより桜花の手を握った。
「ああ、そばにいるよ。桜花」
俺は、桜花の手を取ったが、既に力が無いのかそれとももう感覚が無いのか握り返してくる事は無かった。その状態で、既に俺の涙は止まらなくなっていた。
「ごっ、ごめんね。ゴホッ、ゴホッ、ちょっと失敗しちゃった。へへへっ、ゴホッ」
苦しいのだろうに、必死に笑顔を向けてきた。
「ああ、いい、心配するな」
「ごめんね。先に・・・てるよ。だから・・・」
そうさ、俺達はまた、会えるさ。
そう桜花とは、また会える。
それでもやはりこの光景は堪える。涙が止まらない、それでもこの娘は必死で俺を慰めてくれた。
「連夜ゴホッ、ごめんね。今回も、ウッグッ、一緒に入れなくて、はぁ、はぁ、あれ、連夜どこ?もう、何にも感じないや。でも、私はいつでも連夜のそばにいるから、ゴホッ、そっ、そうだ。この人達は・・・・」
「えっ・・・」
そうか・・・解ったよ桜花。今回も出来る限り粘ってみるよ。それで他の人達も救って見せる。
まずはここの・・・さっきの部屋の謎を解いて見せるよ。
そうして、この部屋から出て、先程の部屋へと戻った。
だが、その部屋の謎を解いたあとに、もう息をしていない桜花達がいる部屋に、戻りそこにある機械を操作して機械を、破壊しようとしたと同時に、何者かに背中を拳銃で撃たれた。
音がしなかったので、多分テレビとかで観た事があるサイレンサーか何かを付けた銃で撃ったのだろう。 打たれた瞬間は衝撃を受けたが何が起こったか解らなかった。
だが、しだいに背中の辺りが痛いと言うより熱く、そして寒気がしてきた。
その撃ったやつの姿は見なかったが声は聞こえた。
「ははっ、お前はゆるさねぇよ。俺のゲームの邪魔をしたからな。これが壊される前にきさまを・・・!?てめぇ、だれだ、ちっ、人違いか・・・まあ、いい」
《パスッ、パスッ、パスッ》
そう、どうやら俺は人違いで殺されてしまったらしい。
まあ、誰と間違えられたかは、解らないがこの白衣の男達が言っていた奴だろう、やはりこいつらは要注意だ。《ザザザァ、ザァー、ザッ、・・・・プッ・・・》
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