28 / 59
№27:再び?今度は・・・?
しおりを挟む
そして、いつも通り・・・いや、若干違うな。まあ、基本的には変わらないが、前回と同様に桜花のいた部屋で目覚めたのだった。何の条件があるのかは、解らないがとにかく手間が省ける。
・
・
そして今の俺は再び以前、いや、前回脱出できなかったミッションを今いるみんなでこなしている。
もちろん、今回は桜花も一緒に連れてきて行動している。
それに、以前俺達を殺そうとしていた男も一緒だ。その男の名は、鈴木 拓哉とも一緒に行動している。
それと、床下に閉じ込められていて前回も助けられなかった少女の平井 茉莉香も、今回は早めに救出して一緒にいる。
まず鈴木 拓哉こと拓は、やはりあの時読んでいたメモ用紙が原因で俺達を襲って来ていたようだ。このメモは早めに俺達が行動して処分した、ついでにその時そこにあった火炎瓶も回収していた。これに関しては、あの時壁に焼け焦げを残し罰を受けていた女性を助けると言う意味でだ。
この行為をしたことで、今回は今のところ処罰をされたと言うアラームもなってない。
そして、そのメモに書かれた内容はこうだった。
☆ これは、狩猟ゲームです。このたびは犯罪者ばかりを集めた戦いになっています。あなたにも心当たりがあるでしょう。それを公認で出向しています。なのでこれから会う人達を狩ることであなたの前科は消えます。そのうえ賞金が出ますそれでは今後にきたいします。 ☆
などの、何ともいえない内容だった。
これは流石に鵜呑みにする人間もどうなのかと、思ったがこいつ拓と話したとき、まあなんとなく納得した。
しかし、そのときはこれ一枚のメモしかなく、その奥には何も無かった。確かあの後にももう一枚メモ用紙を見ていたと思ったが、どうやらあの部分はポストの様になっていて、そこからまた紙を投稿できる様になっていた。
なのでちょっとばかり細工をしてやった。それはガムテープで投稿できないようにゲートを閉じてやったのだ。ハッキリ言ってその様な対策を撃つのは、流石にきつかった。
おそらく時間にして5分間程しか、かかって無いと思う。
なにせ以前は隠れて、その時間もある程度、確認していたから急ぐ必要があった。
それで、その事を行なった事で拓は、それまで何故自分がここにいて、何をするのかの状況をまったく解らない状態だったのであるから、俺達の話しをちゃんと聞いてくれたうえに、簡単に信じてくれた。
ただ、この時は半信半疑で信じていたようだが、茉莉香ちゃんを助けて詳しく2人に説明したらこちらの言う事を信じてくれた。
そして、2人は俺と桜花の仲間になってくれて、今は4人でミッションをこなしている。そのミッションの内容は同じであるが、少し状況が違うところもある。
それは、以前俺がいなかった、途中で白衣の男達はこの場所には出てこなかった。まあ、出て来なかったは言葉の例えで、出て来られない様に俺がしたのである。 何故ならその出て来たであろう場所にコンクリートの残骸や瓦礫を置き、更にソファーと壊れたロッカーを置いてやった。
それだけやったら、おそらく出て来られなかった筈だ。
そして、今俺達のもとには、カバンが2つありその中に入っていた道具も色々とたっぷりある。
「なあ、連夜。ここのトラップを解除してから、この玉を入口付近にある、あそこに嵌めればロックの解除をできるのか?」
「ああ、多分な。ただ、その前にそこにあるトラップの解除が厄介なんだよな」
「でも、さっき、そこの下から見た感じなら、そっと開ければ良いんじゃねーの?」
「いや、それより念のため、メモにあったあそこにあるバルブを閉めてからやらないか」
「おっ、そうだよな。そうしよう、安全にやったほうがいいしな」
なんで拓がこの事を知っているかと言うと、実は今回床下に行くときは、4人一緒にあの茉莉香ちゃんが落ちた部屋に行ったのである。
・
・
そして今の俺は再び以前、いや、前回脱出できなかったミッションを今いるみんなでこなしている。
もちろん、今回は桜花も一緒に連れてきて行動している。
それに、以前俺達を殺そうとしていた男も一緒だ。その男の名は、鈴木 拓哉とも一緒に行動している。
それと、床下に閉じ込められていて前回も助けられなかった少女の平井 茉莉香も、今回は早めに救出して一緒にいる。
まず鈴木 拓哉こと拓は、やはりあの時読んでいたメモ用紙が原因で俺達を襲って来ていたようだ。このメモは早めに俺達が行動して処分した、ついでにその時そこにあった火炎瓶も回収していた。これに関しては、あの時壁に焼け焦げを残し罰を受けていた女性を助けると言う意味でだ。
この行為をしたことで、今回は今のところ処罰をされたと言うアラームもなってない。
そして、そのメモに書かれた内容はこうだった。
☆ これは、狩猟ゲームです。このたびは犯罪者ばかりを集めた戦いになっています。あなたにも心当たりがあるでしょう。それを公認で出向しています。なのでこれから会う人達を狩ることであなたの前科は消えます。そのうえ賞金が出ますそれでは今後にきたいします。 ☆
などの、何ともいえない内容だった。
これは流石に鵜呑みにする人間もどうなのかと、思ったがこいつ拓と話したとき、まあなんとなく納得した。
しかし、そのときはこれ一枚のメモしかなく、その奥には何も無かった。確かあの後にももう一枚メモ用紙を見ていたと思ったが、どうやらあの部分はポストの様になっていて、そこからまた紙を投稿できる様になっていた。
なのでちょっとばかり細工をしてやった。それはガムテープで投稿できないようにゲートを閉じてやったのだ。ハッキリ言ってその様な対策を撃つのは、流石にきつかった。
おそらく時間にして5分間程しか、かかって無いと思う。
なにせ以前は隠れて、その時間もある程度、確認していたから急ぐ必要があった。
それで、その事を行なった事で拓は、それまで何故自分がここにいて、何をするのかの状況をまったく解らない状態だったのであるから、俺達の話しをちゃんと聞いてくれたうえに、簡単に信じてくれた。
ただ、この時は半信半疑で信じていたようだが、茉莉香ちゃんを助けて詳しく2人に説明したらこちらの言う事を信じてくれた。
そして、2人は俺と桜花の仲間になってくれて、今は4人でミッションをこなしている。そのミッションの内容は同じであるが、少し状況が違うところもある。
それは、以前俺がいなかった、途中で白衣の男達はこの場所には出てこなかった。まあ、出て来なかったは言葉の例えで、出て来られない様に俺がしたのである。 何故ならその出て来たであろう場所にコンクリートの残骸や瓦礫を置き、更にソファーと壊れたロッカーを置いてやった。
それだけやったら、おそらく出て来られなかった筈だ。
そして、今俺達のもとには、カバンが2つありその中に入っていた道具も色々とたっぷりある。
「なあ、連夜。ここのトラップを解除してから、この玉を入口付近にある、あそこに嵌めればロックの解除をできるのか?」
「ああ、多分な。ただ、その前にそこにあるトラップの解除が厄介なんだよな」
「でも、さっき、そこの下から見た感じなら、そっと開ければ良いんじゃねーの?」
「いや、それより念のため、メモにあったあそこにあるバルブを閉めてからやらないか」
「おっ、そうだよな。そうしよう、安全にやったほうがいいしな」
なんで拓がこの事を知っているかと言うと、実は今回床下に行くときは、4人一緒にあの茉莉香ちゃんが落ちた部屋に行ったのである。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
紙の本のカバーをめくりたい話
みぅら
ミステリー
紙の本のカバーをめくろうとしたら、見ず知らずの人に「その本、カバーをめくらない方がいいですよ」と制止されて、モヤモヤしながら本を読む話。
男性向けでも女性向けでもありません。
カテゴリにその他がなかったのでミステリーにしていますが、全然ミステリーではありません。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
【完結】妹が旦那様とキスしていたのを見たのが十日前
地鶏
恋愛
私、アリシア・ブルームは順風満帆な人生を送っていた。
あの日、私の婚約者であるライア様と私の妹が濃厚なキスを交わすあの場面をみるまでは……。
私の気持ちを裏切り、弄んだ二人を、私は許さない。
アリシア・ブルームの復讐が始まる。
婚約者すらいない私に、離縁状が届いたのですが・・・・・・。
夢草 蝶
恋愛
侯爵家の末姫で、人付き合いが好きではないシェーラは、邸の敷地から出ることなく過ごしていた。
そのため、当然婚約者もいない。
なのにある日、何故かシェーラ宛に離縁状が届く。
差出人の名前に覚えのなかったシェーラは、間違いだろうとその離縁状を燃やしてしまう。
すると後日、見知らぬ男が怒りの形相で邸に押し掛けてきて──?
アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
永遠の誓いを立てましょう、あなたへの想いを思い出すことは決してないと……
矢野りと
恋愛
ある日突然、私はすべてを失った。
『もう君はいりません、アリスミ・カロック』
恋人は表情を変えることなく、別れの言葉を告げてきた。彼の隣にいた私の親友は、申し訳なさそうな顔を作ることすらせず笑っていた。
恋人も親友も一度に失った私に待っていたのは、さらなる残酷な仕打ちだった。
『八等級魔術師アリスミ・カロック。異動を命じる』
『えっ……』
任期途中での異動辞令は前例がない。最上位の魔術師である元恋人が裏で動いた結果なのは容易に察せられた。
私にそれを拒絶する力は勿論なく、一生懸命に築いてきた居場所さえも呆気なく奪われた。
それから二年が経った頃、立ち直った私の前に再び彼が現れる。
――二度と交わらないはずだった運命の歯車が、また動き出した……。
※このお話の設定は架空のものです。
※お話があわない時はブラウザバックでお願いします(_ _)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる