94 / 557
第5章 王都シルフォードに向けて出発かもしれない。
5-11 偵察後の説明のつづき?
しおりを挟む
・
・
・
ユウマが言いよどんで、どう言う風に説明しようかと考えた。
・
・
・
そうしていると、また冒険者の3人がこそこそと笑いながら。ゾンビだってよ、あれなら傷さえ負わなければ楽勝じゃねーか等と言っていた。
だが、その冒険者達の言葉を無視して、構わず続きを話た。
「それがですね。・・・ゾンビの数は、《ゴクリ》・・・数え切れませんでした」
ユウマがゾンビの数はと、一旦止めて周りを見ていると、誰かが唾を飲み込む音が聞こえ、その後数えれなかったと答えた。
「はいっ、数え切れないとは?」
するとレオンが、不思議がってユウマに質問をしていると冒険者のゲートが。
「ははっ、嘘つくならもっとましなっ《ごん》・・・イッテー!何しやがる小娘が」
アリアが、冒険者ゲートの足のすねの辺りを我慢しきれず蹴飛ばした。
「うっさい、この馬鹿冒険者が、ウゥーッ!」
ユウマは、あわあわと思いながら。その威嚇して再度飛び掛って行きそうなアリアを捕まえて。何とかなだめてから続きを説明した。
「えっとですね。とにかく沢山いたんですよ!レオンさん。その様な数のゾンビて何処から現れるか解ります?」
ユウマは自分が見た大量のゾンビが何処から現れるかレオンに確認してみたが。
「いや、今まで聞いた事無いですな。沢山とは何十体ぐらいですか?」
「えっと!ざっとで百体以上ですかね?」
レオンとユウマが先程の続きでいったい何体いたのかと話、百以上いたと話していた。すると、また冒険者のゲートがまた茶々を入れてきて。
「出たよ、嘘つくならもっと・・・ヒィー!」
今度はメイリーが、怒って威嚇し飛び掛りそうになっていたので、ゲートは黙って女性冒険者ミリアの後ろに逃げ隠れた。
このとき、アリアを含めた少年達4人共、冒険者のゲートを睨みつけながら威嚇していた。
ちなみにアリアは、押さえていないと今にも飛び掛ろうとしている。なのでアリアの両肩を優しくつかんで離さない様にしている。
そしてユウマはある事を思い出してレオンに訊ねてみた。
「あっ、そうだ。レオンさんその時倒したゾンビ達、アンデッドの魔石がありますから、それで説明が付きますかね?」
「ああ、それなら個数を数えれば何体いたか解りますな」
「えっ、・・・数えます?たぶん大変ですよ」
ユウマは、それはやめた方がと思いながら、アイテムボックスに入れていた魔石を、焚き火の近くの広い場所に出した。
すると、それを見た全員が驚いていた顔をしてしまった。冒険者の3人にいたっては、口をパクパクさせて尻餅をついて、最後はあんぐりと口を開けて呆けてお互いを見ていた。
そりゃそうだ、何せ多量の魔石の山が目の前に現れたからである。
その魔石の山を見たレオンが溜息をついて。
「ユウマ殿、すみません。数えるのは、無しでお願いします。それにすいませんが、また収納していてください」
レオンのお願いを聞き入れユウマは、また【創生魔法】の【空間収納箱】を唱え、アイテムボックス内に収納した。
それで、少年達を見てみると冒険者に向けて何か言っていたが気にするまい。
そうこの時、少年達は冒険者達に向けて、これがユウマ、兄貴の実力だ参ったかと胸を張って言い。そして、あなた達では手も足も出ないだろう。悔しかったら同じ事やってから威張ってください。などと言いながら満足したか、とても清々しい笑顔になっていた。
この後からだ、この時一緒に見張りをしていた冒険者3人が、ユウマを見る目が変わったのと、少年達への茶々入れがなくなったのは。
そして、先程レオンに質問していた内容の答えは、そういえばこの近くに墓地が有りが、そこは聖墓標があるので心配ないと思うし、もしかしたらこの近くの村で何か合ったのではと教えてくれた。
何せ先程の魔石、その異様な数のゾンビが存在しているのだから。どこか近くで死人が大量に出るか、ゾンビに襲撃され感染した人がいる村か何かがあったはずだから。
この先、移動する時と野営時の夜間には、厳重に注意して行く事を朝、皆と相談する事をレオンが提案してきて。
朝食の時にでも全員に通達して警戒を強める様にしようと言う事になった。
あと、先程の偵察報告で、明かりか点滅していたのは、恐らく先程連れて帰った少女が聖属性か光属性の魔法でゾンビを倒していたのだろうと報告をした。
それにもしかしたら、あの少女が何か知っているかもしれないと考えていた。
そして、見張りの交代の時間が来て、交代の人員が揃ったので、寝床に戻ろうとしたら、アリアが突然話しかけてきた。
「ユウ兄!あのさ、その」
「うん、なんだいアリア!」
「えっとね!ユウ兄の頭の上にいる。その子なに?」
アリアがユウマを捕まえて、先程から頭の上で寝そべっていたファルを見てから訊ねてきたので、驚いて答えた。
「えっ!アリア見えるのか?」
「えっ、えっと!どう言う事、たまにユウ兄とシルフィー様の周りに、いつも赤い小さな子が飛び回ってたけど、今ユウ兄の頭にいる子?今までの子と違うよね?」
これは、驚いたどうやらアリアは、ファルの事が見えている様だ。
アリアには、とりあえず詳しい話は、今度すると言っていると。
『ねぇねぇ!マスターこの子?不思議な感じがするし、私の事見えてるのみたいだね』
「わっ!頭の中で直接声が聞こえてきた。ねぇあなたのお名前を教えて?私はアリアって言うの」
『うん、私はねファルだよ。よろしくねアリア!』
ファルはユウマの頭の上から離れ、アリアの目の前まで飛んで行き挨拶をした。
「へぇ!ファルは、妖精さんなの?」
アリアが、ファルに妖精かと訊ねてみたら、ファルが考えてから内緒だよと言って2人でなにやら意気投合していたので。
ファルに、アリアについて行きもっと話しておいでと伝えたら、解ったと言ってアリアの肩に乗って一緒に少年達のもとへ行った。
・
・
・
そして、ユウマがアリアとファルが少年達の方に行く、その光景を見送っているとふと、そう言えば、アリアは見えていたけど、他の子には見えないはずだったと思い出した。
・
・
・
・
・
ユウマが言いよどんで、どう言う風に説明しようかと考えた。
・
・
・
そうしていると、また冒険者の3人がこそこそと笑いながら。ゾンビだってよ、あれなら傷さえ負わなければ楽勝じゃねーか等と言っていた。
だが、その冒険者達の言葉を無視して、構わず続きを話た。
「それがですね。・・・ゾンビの数は、《ゴクリ》・・・数え切れませんでした」
ユウマがゾンビの数はと、一旦止めて周りを見ていると、誰かが唾を飲み込む音が聞こえ、その後数えれなかったと答えた。
「はいっ、数え切れないとは?」
するとレオンが、不思議がってユウマに質問をしていると冒険者のゲートが。
「ははっ、嘘つくならもっとましなっ《ごん》・・・イッテー!何しやがる小娘が」
アリアが、冒険者ゲートの足のすねの辺りを我慢しきれず蹴飛ばした。
「うっさい、この馬鹿冒険者が、ウゥーッ!」
ユウマは、あわあわと思いながら。その威嚇して再度飛び掛って行きそうなアリアを捕まえて。何とかなだめてから続きを説明した。
「えっとですね。とにかく沢山いたんですよ!レオンさん。その様な数のゾンビて何処から現れるか解ります?」
ユウマは自分が見た大量のゾンビが何処から現れるかレオンに確認してみたが。
「いや、今まで聞いた事無いですな。沢山とは何十体ぐらいですか?」
「えっと!ざっとで百体以上ですかね?」
レオンとユウマが先程の続きでいったい何体いたのかと話、百以上いたと話していた。すると、また冒険者のゲートがまた茶々を入れてきて。
「出たよ、嘘つくならもっと・・・ヒィー!」
今度はメイリーが、怒って威嚇し飛び掛りそうになっていたので、ゲートは黙って女性冒険者ミリアの後ろに逃げ隠れた。
このとき、アリアを含めた少年達4人共、冒険者のゲートを睨みつけながら威嚇していた。
ちなみにアリアは、押さえていないと今にも飛び掛ろうとしている。なのでアリアの両肩を優しくつかんで離さない様にしている。
そしてユウマはある事を思い出してレオンに訊ねてみた。
「あっ、そうだ。レオンさんその時倒したゾンビ達、アンデッドの魔石がありますから、それで説明が付きますかね?」
「ああ、それなら個数を数えれば何体いたか解りますな」
「えっ、・・・数えます?たぶん大変ですよ」
ユウマは、それはやめた方がと思いながら、アイテムボックスに入れていた魔石を、焚き火の近くの広い場所に出した。
すると、それを見た全員が驚いていた顔をしてしまった。冒険者の3人にいたっては、口をパクパクさせて尻餅をついて、最後はあんぐりと口を開けて呆けてお互いを見ていた。
そりゃそうだ、何せ多量の魔石の山が目の前に現れたからである。
その魔石の山を見たレオンが溜息をついて。
「ユウマ殿、すみません。数えるのは、無しでお願いします。それにすいませんが、また収納していてください」
レオンのお願いを聞き入れユウマは、また【創生魔法】の【空間収納箱】を唱え、アイテムボックス内に収納した。
それで、少年達を見てみると冒険者に向けて何か言っていたが気にするまい。
そうこの時、少年達は冒険者達に向けて、これがユウマ、兄貴の実力だ参ったかと胸を張って言い。そして、あなた達では手も足も出ないだろう。悔しかったら同じ事やってから威張ってください。などと言いながら満足したか、とても清々しい笑顔になっていた。
この後からだ、この時一緒に見張りをしていた冒険者3人が、ユウマを見る目が変わったのと、少年達への茶々入れがなくなったのは。
そして、先程レオンに質問していた内容の答えは、そういえばこの近くに墓地が有りが、そこは聖墓標があるので心配ないと思うし、もしかしたらこの近くの村で何か合ったのではと教えてくれた。
何せ先程の魔石、その異様な数のゾンビが存在しているのだから。どこか近くで死人が大量に出るか、ゾンビに襲撃され感染した人がいる村か何かがあったはずだから。
この先、移動する時と野営時の夜間には、厳重に注意して行く事を朝、皆と相談する事をレオンが提案してきて。
朝食の時にでも全員に通達して警戒を強める様にしようと言う事になった。
あと、先程の偵察報告で、明かりか点滅していたのは、恐らく先程連れて帰った少女が聖属性か光属性の魔法でゾンビを倒していたのだろうと報告をした。
それにもしかしたら、あの少女が何か知っているかもしれないと考えていた。
そして、見張りの交代の時間が来て、交代の人員が揃ったので、寝床に戻ろうとしたら、アリアが突然話しかけてきた。
「ユウ兄!あのさ、その」
「うん、なんだいアリア!」
「えっとね!ユウ兄の頭の上にいる。その子なに?」
アリアがユウマを捕まえて、先程から頭の上で寝そべっていたファルを見てから訊ねてきたので、驚いて答えた。
「えっ!アリア見えるのか?」
「えっ、えっと!どう言う事、たまにユウ兄とシルフィー様の周りに、いつも赤い小さな子が飛び回ってたけど、今ユウ兄の頭にいる子?今までの子と違うよね?」
これは、驚いたどうやらアリアは、ファルの事が見えている様だ。
アリアには、とりあえず詳しい話は、今度すると言っていると。
『ねぇねぇ!マスターこの子?不思議な感じがするし、私の事見えてるのみたいだね』
「わっ!頭の中で直接声が聞こえてきた。ねぇあなたのお名前を教えて?私はアリアって言うの」
『うん、私はねファルだよ。よろしくねアリア!』
ファルはユウマの頭の上から離れ、アリアの目の前まで飛んで行き挨拶をした。
「へぇ!ファルは、妖精さんなの?」
アリアが、ファルに妖精かと訊ねてみたら、ファルが考えてから内緒だよと言って2人でなにやら意気投合していたので。
ファルに、アリアについて行きもっと話しておいでと伝えたら、解ったと言ってアリアの肩に乗って一緒に少年達のもとへ行った。
・
・
・
そして、ユウマがアリアとファルが少年達の方に行く、その光景を見送っているとふと、そう言えば、アリアは見えていたけど、他の子には見えないはずだったと思い出した。
・
・
・
0
お気に入りに追加
4,653
あなたにおすすめの小説

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。


竹林にて清談に耽る~竹姫さまの異世界生存戦略~
月芝
ファンタジー
庭師であった祖父の薫陶を受けて、立派な竹林好きに育ったヒロイン。
大学院へと進学し、待望の竹の研究に携われることになり、ひゃっほう!
忙しくも充実した毎日を過ごしていたが、そんな日々は唐突に終わってしまう。
で、気がついたら見知らぬ竹林の中にいた。
酔っ払って寝てしまったのかとおもいきや、さにあらず。
異世界にて、タケノコになっちゃった!
「くっ、どうせならカグヤ姫とかになって、ウハウハ逆ハーレムルートがよかった」
いかに竹林好きとて、さすがにこれはちょっと……がっくし。
でも、いつまでもうつむいていたってしょうがない。
というわけで、持ち前のポジティブさでサクっと頭を切り替えたヒロインは、カーボンファイバーのメンタルと豊富な竹知識を武器に、厳しい自然界を成り上がる。
竹の、竹による、竹のための異世界生存戦略。
めざせ! 快適生活と世界征服?
竹林王に、私はなる!

私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。


1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる