58 / 557
第3章 街まで移動、転移しないで護衛延長かもしれない
3-20 ユウマとグラントの戦闘からの第二ラウンド?
しおりを挟む
・
・
・
「このおっさん!グラントさんの気が!さっきと全然違う気の質いや、気配が変わった?なんだこの何とも言えない感じは?」
ユウマがそう声を出し考えてから、自分の発動していたスキル【状況理解・分析】を使用してグラントの現在の状態、状況を確認して見た。
グラントの現在の状況の部分を見てみると、格闘王で超元気・健康体、現在確認できる相手の使用スキル超気合錬成、身体強化を発動中と表示してある。
そして、その下のユウマとの力・戦闘力の差は、同格と出ていたがユウマは、《うっそだー!絶対格上のはずだって!》と悩みながら思っていた。
何故なら先ほどの衝撃波を受けた時にこの人、グラントは以前戦ったサイクロプス以上に強い、絶対格上の戦士だと考えていたからであり、気合を込めてパワーアップしたから間違いないと思っていた。
でも、実際に確認して見たら同格と表示したからである。
ユウマは、いやいや絶対にこれは表示がおかしいはずだと思って、意識を表示部分向けていたのが、あだになりまたグラントの先制攻撃をくらった。
まず、一気に間合いを詰められ先程と同じ肩からの突進を受けてしまった。
しかも今度はユウマを吹き飛ばすじゃなくてアタックと同時に、吹き飛ばされそうになったユウマの足を掴んで引き寄せてから拳を腹に当てようとしていた。
だが、この時ユウマは、グラントのチャージアタックを両手で防ぎつつ後方に飛ぼうとしたが、足を掴まれ後方に飛べなくなったので身体をひねり掴まれてない足でグラントの顔面に蹴りを入れようとした。
この2人の攻撃が同時に決まり、ユウマは両腕で防御してそこを殴られ地面に叩きつけられたようになり、グラントは体の一部脇腹辺りをユウマに渾身の力を込めて蹴られたので体勢を崩し片足をついた。
その時一瞬ユウマから目を反らしてまた直ぐにユウマの方を見たが、地面に叩きつけたはずのユウマがいない事に気が付き周囲を見渡した。
ユウマは地面に叩きつけられて直ぐに、跳ね起き瞬時のグラントの背後に回り側面に蹴りを入れたが、しかしグラントの腕で防御されたので直ぐに飛び退き間合いを取った。
「グラントさん、なんですか?その反応スピードとパワーは?」
「いやいや!あんちゃんこそ何で立ってる?俺の渾身の一撃だったんだぞ!さっきのパンチは、それをくらって反撃とか俺は今までそんな風にされた事ないぞ!」
かまえた状態で、お互いそれぞれ言いたいことを言った。
その時観客席にいたユータたちは、信じられない光景を見てそれぞれ声を上げた。
「なに?今兄貴たちのあの動きスゲー!」
「えっ!ユータあれ見えるの?私には何をやったかまったく解らなかったけど」
「僕には、兄貴が地面に叩きつけられた瞬間から解らなくなって気が付いたら、兄貴がグラントさんの後ろにいたんだけど?途中どうなったの?ユータ」
「へっ、いやたぶん、兄貴が油断したところにグラントさんが突っ込んできて、兄貴が防御しながら後ろに飛ぼうとしたところを捕まえられ、その時点でお互い攻撃してから、兄貴は地面にグラントさんは体勢を崩して、
それから兄貴はグラントさんの背後を取って攻撃したけど、防がれたかな?」
「えっ、あの短時間でそんな事があったの?ねえユータ!」
ユータのひと言にメイリーがまったく解らなかったに対して、ロンは一部は理解したけど細かい攻撃が解らずユータにどうなった確認したら、ユータが自分で見えた範囲で細かく説明したが若干自身が無かった。
その答えのあとに、アリアが短い間にそんな事がと思っていると
「いや!たぶんだよ所々見えなかったし、兄貴の動きがスゲー速かったから?」
「いえ、ユータって言ったかしらおおむね、あなたが見た内容であっているわ」
ユータの自信のなさそうな言葉に、狐人の少女がその説明であっていると太鼓判をおした。
「やった!うん?オメー誰だ?」
「ユータ!オメーじゃ《バシッ》無いでしょ!すみません。このバカの事は気にしないで下さい」
「いってー!何すんだよアリア?」
ユータが狐人の少女にオメーと言った事に対してアリアがユータの頭を平手打ちにしてもして注意した。
「そうね、まだ名乗ってなかったわね、私の名はフィリア・フィーリスって言うのよろしくね、アリア、メイリー、ロンそしてユータ!」
狐人の少女は、自分の名をフィリアと言ってからユータたちによろしくとあいさつをした。
「それじゃ!あなたたち全員が起きた事だしそろそろ状況を説明しましょうか?」
フィリアが全員目を覚ましたので、これまでの経緯と今回のテストに関しての説明を行う事にしたが、まだユウマとグラントが戦っている最中だった。
ユータとアリア、そしてメイリーとロンがグラントとの戦いを、どう言う経緯で敗れ気絶をしたか、それから今度は、ユウマが何故戦っているのかを説明した。
それから、現段階で少年達の戦闘テストの結果をフィリアの口から教えられた。
「それじゃまずあなたたちは、グラントとの戦闘での評価は、まあ及第点を上げれるわね!その理由は、パーティーでの戦闘は問題なし、でも個人での戦闘はまだまだね!誰かの元で己を磨いた方がいいわね、まっ彼なんか良いんじゃない。話は戻しますけど一応合格、あなたたちはマスタガイからシルヴァリオンに昇格を認めます」
このフィリアの言葉を聴いて全員「ヤッター」と言って喜んだ。
しかしユータは、ユウマたちの戦闘が気になりフィリアの話を半分ほど聞き流していた。
それを見たフィリアは、怒るでもなく《そういえばこの子ユータは、先程の戦い彼達の戦いをはっきりじゃないにしても目で追ってたわね。もしかしたらこの子ユウマについて行って修行すれば化けるかもしれないわね。いえもしかしたら全員とも・・》と思って全員を見てから、またユウマとグラントの戦闘に目をやった。
フィリアがユータたちに説明している間に、ユウマとグラントはお互い殴ったり蹴ったり、又は防御しては、避けるなどを繰り返しすごいスピードで行っていた。
・
・
・
・
・
「このおっさん!グラントさんの気が!さっきと全然違う気の質いや、気配が変わった?なんだこの何とも言えない感じは?」
ユウマがそう声を出し考えてから、自分の発動していたスキル【状況理解・分析】を使用してグラントの現在の状態、状況を確認して見た。
グラントの現在の状況の部分を見てみると、格闘王で超元気・健康体、現在確認できる相手の使用スキル超気合錬成、身体強化を発動中と表示してある。
そして、その下のユウマとの力・戦闘力の差は、同格と出ていたがユウマは、《うっそだー!絶対格上のはずだって!》と悩みながら思っていた。
何故なら先ほどの衝撃波を受けた時にこの人、グラントは以前戦ったサイクロプス以上に強い、絶対格上の戦士だと考えていたからであり、気合を込めてパワーアップしたから間違いないと思っていた。
でも、実際に確認して見たら同格と表示したからである。
ユウマは、いやいや絶対にこれは表示がおかしいはずだと思って、意識を表示部分向けていたのが、あだになりまたグラントの先制攻撃をくらった。
まず、一気に間合いを詰められ先程と同じ肩からの突進を受けてしまった。
しかも今度はユウマを吹き飛ばすじゃなくてアタックと同時に、吹き飛ばされそうになったユウマの足を掴んで引き寄せてから拳を腹に当てようとしていた。
だが、この時ユウマは、グラントのチャージアタックを両手で防ぎつつ後方に飛ぼうとしたが、足を掴まれ後方に飛べなくなったので身体をひねり掴まれてない足でグラントの顔面に蹴りを入れようとした。
この2人の攻撃が同時に決まり、ユウマは両腕で防御してそこを殴られ地面に叩きつけられたようになり、グラントは体の一部脇腹辺りをユウマに渾身の力を込めて蹴られたので体勢を崩し片足をついた。
その時一瞬ユウマから目を反らしてまた直ぐにユウマの方を見たが、地面に叩きつけたはずのユウマがいない事に気が付き周囲を見渡した。
ユウマは地面に叩きつけられて直ぐに、跳ね起き瞬時のグラントの背後に回り側面に蹴りを入れたが、しかしグラントの腕で防御されたので直ぐに飛び退き間合いを取った。
「グラントさん、なんですか?その反応スピードとパワーは?」
「いやいや!あんちゃんこそ何で立ってる?俺の渾身の一撃だったんだぞ!さっきのパンチは、それをくらって反撃とか俺は今までそんな風にされた事ないぞ!」
かまえた状態で、お互いそれぞれ言いたいことを言った。
その時観客席にいたユータたちは、信じられない光景を見てそれぞれ声を上げた。
「なに?今兄貴たちのあの動きスゲー!」
「えっ!ユータあれ見えるの?私には何をやったかまったく解らなかったけど」
「僕には、兄貴が地面に叩きつけられた瞬間から解らなくなって気が付いたら、兄貴がグラントさんの後ろにいたんだけど?途中どうなったの?ユータ」
「へっ、いやたぶん、兄貴が油断したところにグラントさんが突っ込んできて、兄貴が防御しながら後ろに飛ぼうとしたところを捕まえられ、その時点でお互い攻撃してから、兄貴は地面にグラントさんは体勢を崩して、
それから兄貴はグラントさんの背後を取って攻撃したけど、防がれたかな?」
「えっ、あの短時間でそんな事があったの?ねえユータ!」
ユータのひと言にメイリーがまったく解らなかったに対して、ロンは一部は理解したけど細かい攻撃が解らずユータにどうなった確認したら、ユータが自分で見えた範囲で細かく説明したが若干自身が無かった。
その答えのあとに、アリアが短い間にそんな事がと思っていると
「いや!たぶんだよ所々見えなかったし、兄貴の動きがスゲー速かったから?」
「いえ、ユータって言ったかしらおおむね、あなたが見た内容であっているわ」
ユータの自信のなさそうな言葉に、狐人の少女がその説明であっていると太鼓判をおした。
「やった!うん?オメー誰だ?」
「ユータ!オメーじゃ《バシッ》無いでしょ!すみません。このバカの事は気にしないで下さい」
「いってー!何すんだよアリア?」
ユータが狐人の少女にオメーと言った事に対してアリアがユータの頭を平手打ちにしてもして注意した。
「そうね、まだ名乗ってなかったわね、私の名はフィリア・フィーリスって言うのよろしくね、アリア、メイリー、ロンそしてユータ!」
狐人の少女は、自分の名をフィリアと言ってからユータたちによろしくとあいさつをした。
「それじゃ!あなたたち全員が起きた事だしそろそろ状況を説明しましょうか?」
フィリアが全員目を覚ましたので、これまでの経緯と今回のテストに関しての説明を行う事にしたが、まだユウマとグラントが戦っている最中だった。
ユータとアリア、そしてメイリーとロンがグラントとの戦いを、どう言う経緯で敗れ気絶をしたか、それから今度は、ユウマが何故戦っているのかを説明した。
それから、現段階で少年達の戦闘テストの結果をフィリアの口から教えられた。
「それじゃまずあなたたちは、グラントとの戦闘での評価は、まあ及第点を上げれるわね!その理由は、パーティーでの戦闘は問題なし、でも個人での戦闘はまだまだね!誰かの元で己を磨いた方がいいわね、まっ彼なんか良いんじゃない。話は戻しますけど一応合格、あなたたちはマスタガイからシルヴァリオンに昇格を認めます」
このフィリアの言葉を聴いて全員「ヤッター」と言って喜んだ。
しかしユータは、ユウマたちの戦闘が気になりフィリアの話を半分ほど聞き流していた。
それを見たフィリアは、怒るでもなく《そういえばこの子ユータは、先程の戦い彼達の戦いをはっきりじゃないにしても目で追ってたわね。もしかしたらこの子ユウマについて行って修行すれば化けるかもしれないわね。いえもしかしたら全員とも・・》と思って全員を見てから、またユウマとグラントの戦闘に目をやった。
フィリアがユータたちに説明している間に、ユウマとグラントはお互い殴ったり蹴ったり、又は防御しては、避けるなどを繰り返しすごいスピードで行っていた。
・
・
・
0
お気に入りに追加
4,653
あなたにおすすめの小説

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?

竹林にて清談に耽る~竹姫さまの異世界生存戦略~
月芝
ファンタジー
庭師であった祖父の薫陶を受けて、立派な竹林好きに育ったヒロイン。
大学院へと進学し、待望の竹の研究に携われることになり、ひゃっほう!
忙しくも充実した毎日を過ごしていたが、そんな日々は唐突に終わってしまう。
で、気がついたら見知らぬ竹林の中にいた。
酔っ払って寝てしまったのかとおもいきや、さにあらず。
異世界にて、タケノコになっちゃった!
「くっ、どうせならカグヤ姫とかになって、ウハウハ逆ハーレムルートがよかった」
いかに竹林好きとて、さすがにこれはちょっと……がっくし。
でも、いつまでもうつむいていたってしょうがない。
というわけで、持ち前のポジティブさでサクっと頭を切り替えたヒロインは、カーボンファイバーのメンタルと豊富な竹知識を武器に、厳しい自然界を成り上がる。
竹の、竹による、竹のための異世界生存戦略。
めざせ! 快適生活と世界征服?
竹林王に、私はなる!

【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる