520 / 557
第13章 新たなる冒険の始まり?・・・そして。
13-41 ついに戦闘開始・・・ちょっとの前に?
しおりを挟む
・
・
・
そんな事をしている間に少女が姿を消した後に、邪神デスハーケンと言われていた人物は、禍々しい邪気を放って・・・なにか満足したように大笑いをしていた感じに見えたのだった。
・
・
・
その大笑いして邪悪な気を放出している邪神デスハーケンと言われていた奴の事は無視して、一番ヤバイ感じの少女がこの場から姿を消した事に・・・少し安心していたのだった。
「とりあえずは、厄介な娘はどこかに行ってしまったな。なら後はここ正門がある外側と内側のこの状態をどうにかしないとな・・・」
当然とは言えるが、正門の外には最初は千体をゆうに超える程の、悪魔族関連の者と魔物等の相手が沢山いたが、先程の影響で最低でも二百前後は消滅した感じだ。だがそれでも残っている相手はちゃんと数えた訳ではないが、区画で単純計算した感じでは、千体に近い程の相手が残っていると思われる状態だ。
「まあ、さっきの攻撃を防いだ反動で大分減ったみたいだけど・・・防がなくても半分は捨て駒状態だったみたいだな。まあそれでもこれだけの数の敵は・・・実際どこから来たんだ?それにこの魔物の量は・・・一種の氾濫かな?」
この街に来る前にも思ったのだが、最初に感じた気配では十か二十を満たない気配しか感じなかった。それから例の街の門についてから・・・着実に気配が増え、街の内部にはいる頃には、確か二百を超えるまで増えていた感じだった。
そして、それから街に入った後は、どうやら街に張られている結界と悪魔族の張った結界により、殆どの気配が感じられなくなっていたが、その後くらいに大きな気の持ち主が数体現われていた事は、気を察知していた俺には解っていた。だが流石に気が極端に弱い奴までは気にしていなかったし、感じなかったのだ。
恐らくだが相手である悪魔族の誰かが、短時間のうちに召喚か転移術を使い応援を呼んだのだろうと、ユウマは密かに思っていたのだ。
それと先程の姿を消した少女が最後になんとも言えない強大な気を放出した事で、大半の弱い気の持つ主と興味本位で近付いたと思われる者や魔物は・・・既にこの場より速攻で逃げて行ってしまっていた。まあ実際場違いな奴も数十程、相手側の中に混じっていたようだ。
だが面白いのは、最終的にデスハーケンの怪しい笑い声と邪悪な気を感じて、完全に興味本位でこの場に来ていた魔物が一斉に逃げ出していたのは、はっきり言って笑えたがそれは俺の心の中だけの話だ。
まあそのほうが懸命な判断だろうな?・・・それで最終的に残っているのが、パッと見・・・千はいない状態になっているだろうと思う。
大体数える気はさらさら無いが、それでも普通に考えたら・・・今正門の内側で戦闘準備をしている騎士団の数では到底敵う筈の無い大差である。何せ現状の騎士達の数は、20人そこそこの数だからだ。
殆どが先程の一件で騎士達は逃げ出しているが、いつの間にか姿を現したレイパルドがなにやら話をして数人を引き止めたていたらしいが、それでも数の差は圧倒的だし、力関係・・・まあ単純に戦力的にも魔物の百や二百程度なら相手をしても問題ないだろう。
だが相手にはかなり強い気を持つ悪魔族が騎士団と同等数いるし・・例の殺戮デスマシーンの機械人形は倍以上存在していたのだ。それにあきらかに敵いそうに無い相手が沢山存在しているからだ。
そのうちの1人は邪神デスハーケンだし、その側近にも騎士団全員で掛かっても怪しい感じだ。
「まあそんな事はいいとして、正門の外側の敵に関しては、俺がどうにかするとして・・・」
俺がこの言葉を出したのは理由がある・・・実は先程からリナの様子が変なのだ。アリスは然程最初にあったときからあんまり代わった感じではないのだが、リナはちょっと前から大人しすぎるのだ。
・
・
・
・・・と言うより機械人形の攻撃を防いで、騎士達の様子を伺った辺りから言葉をいっさい話してないような?ホントだったらちょっと頼みたい事があったんだが・・・。
・
・
・
・
・
そんな事をしている間に少女が姿を消した後に、邪神デスハーケンと言われていた人物は、禍々しい邪気を放って・・・なにか満足したように大笑いをしていた感じに見えたのだった。
・
・
・
その大笑いして邪悪な気を放出している邪神デスハーケンと言われていた奴の事は無視して、一番ヤバイ感じの少女がこの場から姿を消した事に・・・少し安心していたのだった。
「とりあえずは、厄介な娘はどこかに行ってしまったな。なら後はここ正門がある外側と内側のこの状態をどうにかしないとな・・・」
当然とは言えるが、正門の外には最初は千体をゆうに超える程の、悪魔族関連の者と魔物等の相手が沢山いたが、先程の影響で最低でも二百前後は消滅した感じだ。だがそれでも残っている相手はちゃんと数えた訳ではないが、区画で単純計算した感じでは、千体に近い程の相手が残っていると思われる状態だ。
「まあ、さっきの攻撃を防いだ反動で大分減ったみたいだけど・・・防がなくても半分は捨て駒状態だったみたいだな。まあそれでもこれだけの数の敵は・・・実際どこから来たんだ?それにこの魔物の量は・・・一種の氾濫かな?」
この街に来る前にも思ったのだが、最初に感じた気配では十か二十を満たない気配しか感じなかった。それから例の街の門についてから・・・着実に気配が増え、街の内部にはいる頃には、確か二百を超えるまで増えていた感じだった。
そして、それから街に入った後は、どうやら街に張られている結界と悪魔族の張った結界により、殆どの気配が感じられなくなっていたが、その後くらいに大きな気の持ち主が数体現われていた事は、気を察知していた俺には解っていた。だが流石に気が極端に弱い奴までは気にしていなかったし、感じなかったのだ。
恐らくだが相手である悪魔族の誰かが、短時間のうちに召喚か転移術を使い応援を呼んだのだろうと、ユウマは密かに思っていたのだ。
それと先程の姿を消した少女が最後になんとも言えない強大な気を放出した事で、大半の弱い気の持つ主と興味本位で近付いたと思われる者や魔物は・・・既にこの場より速攻で逃げて行ってしまっていた。まあ実際場違いな奴も数十程、相手側の中に混じっていたようだ。
だが面白いのは、最終的にデスハーケンの怪しい笑い声と邪悪な気を感じて、完全に興味本位でこの場に来ていた魔物が一斉に逃げ出していたのは、はっきり言って笑えたがそれは俺の心の中だけの話だ。
まあそのほうが懸命な判断だろうな?・・・それで最終的に残っているのが、パッと見・・・千はいない状態になっているだろうと思う。
大体数える気はさらさら無いが、それでも普通に考えたら・・・今正門の内側で戦闘準備をしている騎士団の数では到底敵う筈の無い大差である。何せ現状の騎士達の数は、20人そこそこの数だからだ。
殆どが先程の一件で騎士達は逃げ出しているが、いつの間にか姿を現したレイパルドがなにやら話をして数人を引き止めたていたらしいが、それでも数の差は圧倒的だし、力関係・・・まあ単純に戦力的にも魔物の百や二百程度なら相手をしても問題ないだろう。
だが相手にはかなり強い気を持つ悪魔族が騎士団と同等数いるし・・例の殺戮デスマシーンの機械人形は倍以上存在していたのだ。それにあきらかに敵いそうに無い相手が沢山存在しているからだ。
そのうちの1人は邪神デスハーケンだし、その側近にも騎士団全員で掛かっても怪しい感じだ。
「まあそんな事はいいとして、正門の外側の敵に関しては、俺がどうにかするとして・・・」
俺がこの言葉を出したのは理由がある・・・実は先程からリナの様子が変なのだ。アリスは然程最初にあったときからあんまり代わった感じではないのだが、リナはちょっと前から大人しすぎるのだ。
・
・
・
・・・と言うより機械人形の攻撃を防いで、騎士達の様子を伺った辺りから言葉をいっさい話してないような?ホントだったらちょっと頼みたい事があったんだが・・・。
・
・
・
0
お気に入りに追加
4,652
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

私はもう必要ないらしいので、国を護る秘術を解くことにした〜気づいた頃には、もう遅いですよ?〜
AK
ファンタジー
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも同タイトルで投稿しています。

竹林にて清談に耽る~竹姫さまの異世界生存戦略~
月芝
ファンタジー
庭師であった祖父の薫陶を受けて、立派な竹林好きに育ったヒロイン。
大学院へと進学し、待望の竹の研究に携われることになり、ひゃっほう!
忙しくも充実した毎日を過ごしていたが、そんな日々は唐突に終わってしまう。
で、気がついたら見知らぬ竹林の中にいた。
酔っ払って寝てしまったのかとおもいきや、さにあらず。
異世界にて、タケノコになっちゃった!
「くっ、どうせならカグヤ姫とかになって、ウハウハ逆ハーレムルートがよかった」
いかに竹林好きとて、さすがにこれはちょっと……がっくし。
でも、いつまでもうつむいていたってしょうがない。
というわけで、持ち前のポジティブさでサクっと頭を切り替えたヒロインは、カーボンファイバーのメンタルと豊富な竹知識を武器に、厳しい自然界を成り上がる。
竹の、竹による、竹のための異世界生存戦略。
めざせ! 快適生活と世界征服?
竹林王に、私はなる!

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる