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第12章 新しい家族と新しい場所
12-23 この後の状況次第で?
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この情報は城に残っていた騎士やメイド、それに一部の大臣達であり、実はその人達は牢屋に閉じ込められていたのであった。
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まあ、その人達も既に神聖霊の森にある城に保護しているので、今では城の中は賑やかな状態になっているのだ。
ちなみに最初はユア達が自宅にする感じで城を建設したが、最終的に俺が全くその城に近付かなくなってしまったので、今では神殿の横に俺が増設したログハウスに住み着いてるのだ。大体何の為に作ったのかが、未だに不明だが、この際王様達に住んで貰えば、色々と面倒が無くて良かったと考えてる。
それで申し訳ないけど、王様達にはそのままシルフォード城での騒動が終るまでの間は、その城に滞在して貰おうと考えている。もちろん一緒に避難してきた大臣達やメイド達、それに騎士達も滞在して貰っている状態だ。
まあ不思議だったのが大臣達とメイド達の一部は、この場所に拒まれたので、とりあえずシルフォードの城からは脱出して他の場所に避難して貰ったのだが、騎士達は全員こちらに来られたのだった。もしかしたらレーネさんとキュリカさんの教育の賜物なのだろう。・・・そう思う事にした。
実際にはその様な事があったのがきっかけで、ミーアからミーアの祖父が暮らす村の人々の移住の検討をお願いされたので、直ぐにあの場所の調査と状況を確認する事を考え出したのだ。
そして、最初に考えていたとおり、まず身寄りの無い子達をミーアとシロンが説得して、今現在に至るという事なのだ。
「しかし・・・よくあんな説得で納得してくれたよな。普通なら怪しくて誰も付いて来ないぞ・・・」
「だってしょうが無いじゃん!あんな状況になった後だし、急いで行動をしないといけなかったからね。ねぇシロリン!」
「そうですよ!しっしょ・・・ユウ兄様!あそこであれを進めないでどうするんですか?あれの効果は絶大ですの」
その俺の言葉に答えたのはミーアとシロンなのだが、実は2人の言っていた、あれとは食べ物の事なのだがその食べ物とは実は・・・お子様ランチなのだ!実際あの城での騒ぎがあった昼過ぎに、ミーアとシロンにお願いされて普通の昼食の準備をして、教えて貰った場所に行くと、そこには崩れかけた教会がありそこで数十人の子供達がいたのだ。
最初は俺は数人程度だろうと思っていたが、そこには小さな子供達はもちろんの事、赤ん坊までいたのだ。実際何かの冗談か子守を頼まれたのかと思っていたが、どうやら全員が身寄り無く前回ミーア達が例の子達に会いに行った時には居なかった子達がいたそうなのだ。
それでしょうがなくその場でお子様ランチを作る事のして、みんなに食べさせたのだ。その時にミーアとシロンが新たな地に一緒に来て貰えれば、もっと美味しい物が食べられるし、すごし易い場所がある等と説明して連れて来たのである。
普通に考えたらメチャクチャだが、子供達は目を輝かせて2つ返事で、俺達が薦める場所に付いて来たのである。
しかし、まさか赤ん坊まで居るとは思わなかったが、幸い俺達の子も居るので一緒に面倒を見る事にしたのだ。まあ問題は赤ん坊よりも低年齢の子供達の方だった、何せ栄養が足りてなく目が見えない子や骨折や怪我をしてちゃんと治療をしなかった為に、変な具合になっている子が複数いたのだ。
その子達はすぐさま治療して、通常の状態に戻して原状は元気に飛び回っている状態だ。
その件は問題ないが、やはりちゃんとした設備を建設して、そこでのびのびさせたいと考え、その子達の意見も聞き入れ街の建設を行なう事にしたのだ。
ただその間もシルフォード城内に関しては、未だに王様不在であるのにも関わらず貴族達が騙し騙し運用しているような感じだが、周囲にばれないようにしているのか静かな状態だった。恐らくではあるが貴族達は必死に、その事を隠している感じでいるのだが、あまりにも静過ぎるのでもしかしたらよからぬ事を考えているかも知れない状態だ。
しかも恐らくではあるが、貴族達の様子がおかしい事に廻りの国民達が気付き出しているのだ。それに勘の鋭い者達は、このシルフォード公国を密かに逃げ出している様子なのだ。
まあ解る人が見れば直ぐに解る。何せ城の関係者が殆どいないうえに、見慣れない騎士が複数いる状態なのだ。
「こいつらあからさますぎるな・・・まあ、ほっとこう。どの道この国はこいつらが居たんじゃ将来が無いに等しい。ここは噂を盛大に広げて一般人達には避難をして貰おう。ふへへぇ・・・」
幸い既にある程度はあくどい貴族達が流した噂で、ある程度感づいた住民と、その件に関わっていない貴族達が既に他の領地へ移り住み避難している状態だし、大半の人達も・・・。
この数日後、王城を乗っ取っていたアホな貴族達は、自分達の家族を王城に招き入れていいようにどんちゃん騒ぎをしていたが、この時に気付いていれば・・・まだどうにでも出来た筈なのに周囲の様子を確認しなかったのが、完全に裏目に出り周囲には人がいなくなっていたのだ。
それとは別で他のメンバー達も協力してくれて一緒に調べて行くウチに、次々とその貴族達の計画が判明してきたのだ。実はドルイド王国の軍を仕切る貴族とつるんでいる事も判明したが、どうやら今城を占拠している貴族達は、どうやらドルイド王国のその偉い貴族の人物に唆されているようだ。
それで俺達の情報では、現状貴族達の状況は、いいようにコキ使われていて、多分だが最後は使い捨てにされる事が俺達には解っているが、貴族達はそんな事は思ってもいないようだ。
実はその情報に関してはもちろんの事ではあるが、提供者はおのずとしてたそのドルイド王国がある大陸の関係者であり、その状況の未来も確認したくれた人物?が教えてくれたのだ。
まあ結局その情報の提供者は女神であるマリエル様なのだ。それにどうやら今回の件は、もし回避させると違う意味で大変な事になるそうなので、事前に教えてくれたらしいのである。
「・・・という事なんよ!だから気を付けた方が良いと思うのね!それにどうもあんまりよくない事が起きる予兆なんよ。だから出来る事ならこのまま・・・」
まあマリエル様の話によると、シルフォードの貴族達が手引きしてドルイド王国の兵隊を招きいれるそうなのだが、そのままの状態で事をなした方が、この先の未来でひどい状態が起きない事がわかっているらしい。それは何故かと思ったらそのドルイド王国から攻めてくる者達も、自分達の地位をより大きなモノにするのと貴族主義を無くさせない為の行為だった事が判明したのだ。
実はシルフィーの父親である王様とドルイド王国の国王様が、両国で今回の件を抜きにしても多くの貴族達の振る舞いが市民に対して酷すぎる行為だったらしく、貴族の地位を無くす事を考えていたらしい。まあ、元々シルフォードに居る殆どの貴族達は全く役に立ってない状態で金喰い蟲だったようだ。
それにどうやらドルイド王国でも同じ様な事が起きているらしいが、既にドルイド王国では貴族達の特権を全て廃止している状態で、今回攻め入ってくるのもその貴族が関係しているようだ。
それでそのドルイド王国の貴族は、シルフォードの強力な騎士達を目当てに侵略を行なおうと考えていた様なのだ。それでシルフォードの貴族達は言われるがまま、王様を拉致する筈が、なにを勘違いしていたのか城の制圧で安心し切っていたのである。
既にシルフォード城には戦力になる物は無い状態だった。残っているモノは貴族達の私兵と貴族達に媚を売っている市民達だけとなっていた。実はこの時点で統合されていた冒険者ギルドももぬけの空になっており、例の貧民街と称する農園も、実は既に俺達が計画していた様にあの場所全てを転移させていたのだ。
それでマリエル様に、詳しい話を聞いたのである。
「なるほどね。それで結果的には・・・シルフォードだけじゃ無くドルイドの膿である。貴族達が全ての原因なのかよ。もうここまでくると呆れて溜息しかでないぞ!大体なんなんだよその貴族の馬鹿共は、いったい何がしたいんだか・・・」
俺のその言葉を聞き他のメンバーも呆れきっていた。それにこの事をシルフィーの父親で王様であるフィルベルトさん・・・いや、義父に説明すると頭を抱えていた。
「もしかしたら、貴族達の反乱を招いた引き金を引いたのは、ワシらじゃったのかのう?でも、さすがはドルイドの国王じゃの。早めに手を打っておったか、出来ればその反乱を起した貴族達も鎮めてくれればよかろうにのう・・・」
まあ引き金はそうかもしれないけど、どの道強欲な考えを持っている貴族達は同じ様な事を起してただろうし、下手をしたら関係者が暗殺されていたかもしれない。
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もしかしたら王族関係者には、毒とかを盛られていたかもしれないが、そこは俺の渡しておいた状態異常を無効にするアクセサリーを付けてくれていたので心配はなかった。
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それで申し訳ないけど、王様達にはそのままシルフォード城での騒動が終るまでの間は、その城に滞在して貰おうと考えている。もちろん一緒に避難してきた大臣達やメイド達、それに騎士達も滞在して貰っている状態だ。
まあ不思議だったのが大臣達とメイド達の一部は、この場所に拒まれたので、とりあえずシルフォードの城からは脱出して他の場所に避難して貰ったのだが、騎士達は全員こちらに来られたのだった。もしかしたらレーネさんとキュリカさんの教育の賜物なのだろう。・・・そう思う事にした。
実際にはその様な事があったのがきっかけで、ミーアからミーアの祖父が暮らす村の人々の移住の検討をお願いされたので、直ぐにあの場所の調査と状況を確認する事を考え出したのだ。
そして、最初に考えていたとおり、まず身寄りの無い子達をミーアとシロンが説得して、今現在に至るという事なのだ。
「しかし・・・よくあんな説得で納得してくれたよな。普通なら怪しくて誰も付いて来ないぞ・・・」
「だってしょうが無いじゃん!あんな状況になった後だし、急いで行動をしないといけなかったからね。ねぇシロリン!」
「そうですよ!しっしょ・・・ユウ兄様!あそこであれを進めないでどうするんですか?あれの効果は絶大ですの」
その俺の言葉に答えたのはミーアとシロンなのだが、実は2人の言っていた、あれとは食べ物の事なのだがその食べ物とは実は・・・お子様ランチなのだ!実際あの城での騒ぎがあった昼過ぎに、ミーアとシロンにお願いされて普通の昼食の準備をして、教えて貰った場所に行くと、そこには崩れかけた教会がありそこで数十人の子供達がいたのだ。
最初は俺は数人程度だろうと思っていたが、そこには小さな子供達はもちろんの事、赤ん坊までいたのだ。実際何かの冗談か子守を頼まれたのかと思っていたが、どうやら全員が身寄り無く前回ミーア達が例の子達に会いに行った時には居なかった子達がいたそうなのだ。
それでしょうがなくその場でお子様ランチを作る事のして、みんなに食べさせたのだ。その時にミーアとシロンが新たな地に一緒に来て貰えれば、もっと美味しい物が食べられるし、すごし易い場所がある等と説明して連れて来たのである。
普通に考えたらメチャクチャだが、子供達は目を輝かせて2つ返事で、俺達が薦める場所に付いて来たのである。
しかし、まさか赤ん坊まで居るとは思わなかったが、幸い俺達の子も居るので一緒に面倒を見る事にしたのだ。まあ問題は赤ん坊よりも低年齢の子供達の方だった、何せ栄養が足りてなく目が見えない子や骨折や怪我をしてちゃんと治療をしなかった為に、変な具合になっている子が複数いたのだ。
その子達はすぐさま治療して、通常の状態に戻して原状は元気に飛び回っている状態だ。
その件は問題ないが、やはりちゃんとした設備を建設して、そこでのびのびさせたいと考え、その子達の意見も聞き入れ街の建設を行なう事にしたのだ。
ただその間もシルフォード城内に関しては、未だに王様不在であるのにも関わらず貴族達が騙し騙し運用しているような感じだが、周囲にばれないようにしているのか静かな状態だった。恐らくではあるが貴族達は必死に、その事を隠している感じでいるのだが、あまりにも静過ぎるのでもしかしたらよからぬ事を考えているかも知れない状態だ。
しかも恐らくではあるが、貴族達の様子がおかしい事に廻りの国民達が気付き出しているのだ。それに勘の鋭い者達は、このシルフォード公国を密かに逃げ出している様子なのだ。
まあ解る人が見れば直ぐに解る。何せ城の関係者が殆どいないうえに、見慣れない騎士が複数いる状態なのだ。
「こいつらあからさますぎるな・・・まあ、ほっとこう。どの道この国はこいつらが居たんじゃ将来が無いに等しい。ここは噂を盛大に広げて一般人達には避難をして貰おう。ふへへぇ・・・」
幸い既にある程度はあくどい貴族達が流した噂で、ある程度感づいた住民と、その件に関わっていない貴族達が既に他の領地へ移り住み避難している状態だし、大半の人達も・・・。
この数日後、王城を乗っ取っていたアホな貴族達は、自分達の家族を王城に招き入れていいようにどんちゃん騒ぎをしていたが、この時に気付いていれば・・・まだどうにでも出来た筈なのに周囲の様子を確認しなかったのが、完全に裏目に出り周囲には人がいなくなっていたのだ。
それとは別で他のメンバー達も協力してくれて一緒に調べて行くウチに、次々とその貴族達の計画が判明してきたのだ。実はドルイド王国の軍を仕切る貴族とつるんでいる事も判明したが、どうやら今城を占拠している貴族達は、どうやらドルイド王国のその偉い貴族の人物に唆されているようだ。
それで俺達の情報では、現状貴族達の状況は、いいようにコキ使われていて、多分だが最後は使い捨てにされる事が俺達には解っているが、貴族達はそんな事は思ってもいないようだ。
実はその情報に関してはもちろんの事ではあるが、提供者はおのずとしてたそのドルイド王国がある大陸の関係者であり、その状況の未来も確認したくれた人物?が教えてくれたのだ。
まあ結局その情報の提供者は女神であるマリエル様なのだ。それにどうやら今回の件は、もし回避させると違う意味で大変な事になるそうなので、事前に教えてくれたらしいのである。
「・・・という事なんよ!だから気を付けた方が良いと思うのね!それにどうもあんまりよくない事が起きる予兆なんよ。だから出来る事ならこのまま・・・」
まあマリエル様の話によると、シルフォードの貴族達が手引きしてドルイド王国の兵隊を招きいれるそうなのだが、そのままの状態で事をなした方が、この先の未来でひどい状態が起きない事がわかっているらしい。それは何故かと思ったらそのドルイド王国から攻めてくる者達も、自分達の地位をより大きなモノにするのと貴族主義を無くさせない為の行為だった事が判明したのだ。
実はシルフィーの父親である王様とドルイド王国の国王様が、両国で今回の件を抜きにしても多くの貴族達の振る舞いが市民に対して酷すぎる行為だったらしく、貴族の地位を無くす事を考えていたらしい。まあ、元々シルフォードに居る殆どの貴族達は全く役に立ってない状態で金喰い蟲だったようだ。
それにどうやらドルイド王国でも同じ様な事が起きているらしいが、既にドルイド王国では貴族達の特権を全て廃止している状態で、今回攻め入ってくるのもその貴族が関係しているようだ。
それでそのドルイド王国の貴族は、シルフォードの強力な騎士達を目当てに侵略を行なおうと考えていた様なのだ。それでシルフォードの貴族達は言われるがまま、王様を拉致する筈が、なにを勘違いしていたのか城の制圧で安心し切っていたのである。
既にシルフォード城には戦力になる物は無い状態だった。残っているモノは貴族達の私兵と貴族達に媚を売っている市民達だけとなっていた。実はこの時点で統合されていた冒険者ギルドももぬけの空になっており、例の貧民街と称する農園も、実は既に俺達が計画していた様にあの場所全てを転移させていたのだ。
それでマリエル様に、詳しい話を聞いたのである。
「なるほどね。それで結果的には・・・シルフォードだけじゃ無くドルイドの膿である。貴族達が全ての原因なのかよ。もうここまでくると呆れて溜息しかでないぞ!大体なんなんだよその貴族の馬鹿共は、いったい何がしたいんだか・・・」
俺のその言葉を聞き他のメンバーも呆れきっていた。それにこの事をシルフィーの父親で王様であるフィルベルトさん・・・いや、義父に説明すると頭を抱えていた。
「もしかしたら、貴族達の反乱を招いた引き金を引いたのは、ワシらじゃったのかのう?でも、さすがはドルイドの国王じゃの。早めに手を打っておったか、出来ればその反乱を起した貴族達も鎮めてくれればよかろうにのう・・・」
まあ引き金はそうかもしれないけど、どの道強欲な考えを持っている貴族達は同じ様な事を起してただろうし、下手をしたら関係者が暗殺されていたかもしれない。
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