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第11章 開拓と聖霊の森創り?
11-36 外壁製作と・・・?
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しかも、その壁の外側にはかなり深い穴を掘り、堀を造ろうとも考えている。まあ、そのうち湖の水を引き込む予定だ。
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何故そうするように考えたかというと、エリーゼが湖に召喚した綺麗な水は、あまりにも神聖な感じの水なようで魔獣を寄せ付ける事がないようなのだ。
しかもこの森で一番厄介なスライムが、湖に近付かなくなっていたのだ。その水を利用してこの区域に厄介な生き物を寄せ付けない様にしようと思ってる。
それにもう一つ考えているのは、鬼人の街での騒動の一件の時に俺が使った障壁と似たような感じで、聖碑を防衛壁の中に埋め込み結界を防衛壁の外側に張り巡らせ、厄介モノがこの神聖霊の森に侵入出来ないようにしようと考えている。
まあ、実際のところ結界だけでも問題ないのだが、実は驚いた事にその一番最初に張り巡らせていた結界は、スライム達や獣類が平然とその結界内に侵入してくる事が解っていた。
確かにスライムの生態に関しては、悪意があったり邪気があるわけでは無いし、獣の類は自分達の生活の為に生きているので別に害がある訳では無い。だからと言って無差別に入られても困ると思っている。
そう無害ならいいのだが、こちらに害があるモノや森の植物を荒らす獣は御免である。
ただ後から解ったのだが、スライムに関しては綺麗な水を嫌がる割には、その神聖な水を与える事により、完全に無害なモノに変化する。そうシロスラ程ではないが色が無い無色のスライムへと変化する事までも解った。
それに獣類でも凶暴な大型の獣や害の有りそうな獣も、この神聖の水の側には近付かない。それらも解ったので防衛壁の外にその神聖な水を流し込むのはいい案だと思っている。
なので防衛壁の他には障壁結界と神聖な水を入れた堀の構造にする予定だ。
それから鬼人達(邪鬼人)が行なった件では、殆どの事が公になる事は無かった。基本的に鬼人の街は魔物に占領されてその場所の住人はすでにいなくなっていたのと、そこの魔物達が鬼人やエルフに擬態をして悪さをしていた事になっている。
それと今回俺が鬼人やエルフ達、それにあの辺り周辺に行なった件で色々と解った事がある。それは俺が行なった行為は、あきらかに神レベルの案件だったようで、今後は他の件で何かあった時は、ちゃんと確認をして罠や戦闘又は種族への介入をする様に注意された。
ただしそれを言われたのは俺に直接ではなく、シルク様を返して俺に注意と報告に来た。ただその時のシルク様は最近よく寝ていないのか、眼の下にクマのようなモノが出来ており、ちょっとゲッソリとして顔色も悪く、相当お疲れ気味の様な感じであった。
まあ、今もここ神聖霊の森に移設した神殿の中にあるシルク様専用の部屋でお休みになっている。実際は神界にあるシルク様の自分の部屋でお休みすればいいのに、何故か俺が創った神殿の自分の部屋がいいようで、最近はよくその神殿の部屋で休息を取っているようだ。
他の女神候補の娘達もこちらに移設した途端に、よく休憩がてらに食事をあさりに来て、そのまま仮眠を取って帰るなんて事が、日常茶飯事と化している。移設する前は殆どウチの神殿には来てなかったようだが、何故なのか聞いてみたら『主の居ない神殿を勝手に使っては申し訳ない』と言っていたが、本音を聞いたら『美味しい食事も取れないし、ただ休むだけだったら神界でも出来るから』だそうだ。
まあ実際その事はどうでもいいのだが、以前も言われた事があるが俺の行なっている行為は、俺自身が神にならないと宣言していても、既に神の道に足を一歩踏み入れている状態なので、余程の事が無いかぎり今後は俺の力をセーブして、下手な事をするなとまで言われてしまった。
まあ今回の案件が実際に魔人族がらみなので、問題等にはないがこの時の相手が擬態した魔獣でなく、鬼人やエルフ達相手にやっていたら少しどころかかなり問題があったらしいが、実際その種族は救い出す結果になっているので・・・。
それよりも話は戻るが、元シルフォードの屋敷の場所にあった神殿は、湖の水を注ぎ込むのが完了した次の日に、俺自身がまたシルフォードの屋敷の場所に帰還して、あの場所に有る森ごと【空間次元転移】の魔法を使用して転移の移設作業を行なった。この魔法はもちろん創生魔法で創りだしたものである。
この【空間次元転移】魔法は人を転移する魔法ではなく、物やその場所にあるモノを別次元の空間を通して、俺が決めた位置に転移する魔法であるが、ただ問題点は俺自身がその場所へ先に移動しないといけないと言うちょっと厄介な魔法だ。そうしないともしその場に何らかの障害があった場合は、とんでも無い事になるからである。
まあなんでそんな魔法を【創生魔法】で創り出し使用したかだが、以前エルフの里を転移した際に何も考えずにエルフの里と周囲の町や村を転移させたら・・・転移させた場所の上にその土地上に新たに大地が存在した感じになってしまった。早い話しちょっとした丘が出来た感じである。
しかも元の場所には、ちょっとした窪みができ、そのうえ土が丸見えの状態になって少し大事になっていた。
それを反省して新たな魔法を創り転移する事にした。それに今回移す神殿の中に俺が何も考えず植えた世界樹があったと言う事と、周囲の森も一緒に転移するからである。
流石に何も考えずに転移してしまうと、あの屋敷の側に住む人々が驚くどころでは済みそうもなかったので、ちょいと細工して転移をしたかったからであるし、移動させる場所も今の形状からあまり変えたくなかったかただ。
それでその転移自体は上手くいったので、その要領で今回は世界樹自身を単体で湖の中心部の島の中央に植えつけた。ついでに元々暗黒の森の中心部を開拓する時に採取していた木々を今回転移して無くなってしまった元神殿の森があった土地に植えつける作業もついでに行なった。
それに世界樹を根っこごと転移するには、以前言っていた地盤沈下も引き起こしかねないと言う事で、その土地の土も瞬時に一緒に入れ替えたような感じになった。
これであの土地に残っている物は、倉庫代わりになっている屋敷と旧店舗のみとなる。それでいつでも譲り渡す事はできる事になっている。
ちなみに今ある屋敷の販売価格は、白金貨20枚程で手を打っているのだが、何分元々いちゃもんを付けてきている者達が、渋る渋るまさか自分達の言い値で交渉するつもりだったのか強引に値引きしようとしてくる。
それであんまりしつこいので、最初は30枚で話していたが屋敷がデカイやら維持がどうのこうの言うので、元の屋敷の大きさに戻し新築同様までして20枚まで下げてやった。流石にその時の驚きようは笑える状態だった。
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そこまでしてやったのに、またいちゃもんをつける様にグダグダといい訳まがいな事を言い、ひたすら渋るまあ実際元の屋敷と土地の購入価格は8枚程度であり、俺が色を付けて白金貨10枚で購入したのではあるが、今回その為にウチが行なった事と損失を招いた金額を上乗せしたうえで、屋敷をリフォームまでしてやったんだ。
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しかも、その壁の外側にはかなり深い穴を掘り、堀を造ろうとも考えている。まあ、そのうち湖の水を引き込む予定だ。
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何故そうするように考えたかというと、エリーゼが湖に召喚した綺麗な水は、あまりにも神聖な感じの水なようで魔獣を寄せ付ける事がないようなのだ。
しかもこの森で一番厄介なスライムが、湖に近付かなくなっていたのだ。その水を利用してこの区域に厄介な生き物を寄せ付けない様にしようと思ってる。
それにもう一つ考えているのは、鬼人の街での騒動の一件の時に俺が使った障壁と似たような感じで、聖碑を防衛壁の中に埋め込み結界を防衛壁の外側に張り巡らせ、厄介モノがこの神聖霊の森に侵入出来ないようにしようと考えている。
まあ、実際のところ結界だけでも問題ないのだが、実は驚いた事にその一番最初に張り巡らせていた結界は、スライム達や獣類が平然とその結界内に侵入してくる事が解っていた。
確かにスライムの生態に関しては、悪意があったり邪気があるわけでは無いし、獣の類は自分達の生活の為に生きているので別に害がある訳では無い。だからと言って無差別に入られても困ると思っている。
そう無害ならいいのだが、こちらに害があるモノや森の植物を荒らす獣は御免である。
ただ後から解ったのだが、スライムに関しては綺麗な水を嫌がる割には、その神聖な水を与える事により、完全に無害なモノに変化する。そうシロスラ程ではないが色が無い無色のスライムへと変化する事までも解った。
それに獣類でも凶暴な大型の獣や害の有りそうな獣も、この神聖の水の側には近付かない。それらも解ったので防衛壁の外にその神聖な水を流し込むのはいい案だと思っている。
なので防衛壁の他には障壁結界と神聖な水を入れた堀の構造にする予定だ。
それから鬼人達(邪鬼人)が行なった件では、殆どの事が公になる事は無かった。基本的に鬼人の街は魔物に占領されてその場所の住人はすでにいなくなっていたのと、そこの魔物達が鬼人やエルフに擬態をして悪さをしていた事になっている。
それと今回俺が鬼人やエルフ達、それにあの辺り周辺に行なった件で色々と解った事がある。それは俺が行なった行為は、あきらかに神レベルの案件だったようで、今後は他の件で何かあった時は、ちゃんと確認をして罠や戦闘又は種族への介入をする様に注意された。
ただしそれを言われたのは俺に直接ではなく、シルク様を返して俺に注意と報告に来た。ただその時のシルク様は最近よく寝ていないのか、眼の下にクマのようなモノが出来ており、ちょっとゲッソリとして顔色も悪く、相当お疲れ気味の様な感じであった。
まあ、今もここ神聖霊の森に移設した神殿の中にあるシルク様専用の部屋でお休みになっている。実際は神界にあるシルク様の自分の部屋でお休みすればいいのに、何故か俺が創った神殿の自分の部屋がいいようで、最近はよくその神殿の部屋で休息を取っているようだ。
他の女神候補の娘達もこちらに移設した途端に、よく休憩がてらに食事をあさりに来て、そのまま仮眠を取って帰るなんて事が、日常茶飯事と化している。移設する前は殆どウチの神殿には来てなかったようだが、何故なのか聞いてみたら『主の居ない神殿を勝手に使っては申し訳ない』と言っていたが、本音を聞いたら『美味しい食事も取れないし、ただ休むだけだったら神界でも出来るから』だそうだ。
まあ実際その事はどうでもいいのだが、以前も言われた事があるが俺の行なっている行為は、俺自身が神にならないと宣言していても、既に神の道に足を一歩踏み入れている状態なので、余程の事が無いかぎり今後は俺の力をセーブして、下手な事をするなとまで言われてしまった。
まあ今回の案件が実際に魔人族がらみなので、問題等にはないがこの時の相手が擬態した魔獣でなく、鬼人やエルフ達相手にやっていたら少しどころかかなり問題があったらしいが、実際その種族は救い出す結果になっているので・・・。
それよりも話は戻るが、元シルフォードの屋敷の場所にあった神殿は、湖の水を注ぎ込むのが完了した次の日に、俺自身がまたシルフォードの屋敷の場所に帰還して、あの場所に有る森ごと【空間次元転移】の魔法を使用して転移の移設作業を行なった。この魔法はもちろん創生魔法で創りだしたものである。
この【空間次元転移】魔法は人を転移する魔法ではなく、物やその場所にあるモノを別次元の空間を通して、俺が決めた位置に転移する魔法であるが、ただ問題点は俺自身がその場所へ先に移動しないといけないと言うちょっと厄介な魔法だ。そうしないともしその場に何らかの障害があった場合は、とんでも無い事になるからである。
まあなんでそんな魔法を【創生魔法】で創り出し使用したかだが、以前エルフの里を転移した際に何も考えずにエルフの里と周囲の町や村を転移させたら・・・転移させた場所の上にその土地上に新たに大地が存在した感じになってしまった。早い話しちょっとした丘が出来た感じである。
しかも元の場所には、ちょっとした窪みができ、そのうえ土が丸見えの状態になって少し大事になっていた。
それを反省して新たな魔法を創り転移する事にした。それに今回移す神殿の中に俺が何も考えず植えた世界樹があったと言う事と、周囲の森も一緒に転移するからである。
流石に何も考えずに転移してしまうと、あの屋敷の側に住む人々が驚くどころでは済みそうもなかったので、ちょいと細工して転移をしたかったからであるし、移動させる場所も今の形状からあまり変えたくなかったかただ。
それでその転移自体は上手くいったので、その要領で今回は世界樹自身を単体で湖の中心部の島の中央に植えつけた。ついでに元々暗黒の森の中心部を開拓する時に採取していた木々を今回転移して無くなってしまった元神殿の森があった土地に植えつける作業もついでに行なった。
それに世界樹を根っこごと転移するには、以前言っていた地盤沈下も引き起こしかねないと言う事で、その土地の土も瞬時に一緒に入れ替えたような感じになった。
これであの土地に残っている物は、倉庫代わりになっている屋敷と旧店舗のみとなる。それでいつでも譲り渡す事はできる事になっている。
ちなみに今ある屋敷の販売価格は、白金貨20枚程で手を打っているのだが、何分元々いちゃもんを付けてきている者達が、渋る渋るまさか自分達の言い値で交渉するつもりだったのか強引に値引きしようとしてくる。
それであんまりしつこいので、最初は30枚で話していたが屋敷がデカイやら維持がどうのこうの言うので、元の屋敷の大きさに戻し新築同様までして20枚まで下げてやった。流石にその時の驚きようは笑える状態だった。
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そこまでしてやったのに、またいちゃもんをつける様にグダグダといい訳まがいな事を言い、ひたすら渋るまあ実際元の屋敷と土地の購入価格は8枚程度であり、俺が色を付けて白金貨10枚で購入したのではあるが、今回その為にウチが行なった事と損失を招いた金額を上乗せしたうえで、屋敷をリフォームまでしてやったんだ。
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