427 / 557
第11章 開拓と聖霊の森創り?
11-29 思いがけない事が発生?
しおりを挟む
・
・
・
それで、慌しく動き出した鬼人やエルフ(擬態した魔獣)達を警戒していると思っていたら、突然ヒミコ達が中央広場に向けて駆け出して行ったのであった。
・
・
・
ヒミコ達が駆け出したと同時くらいに、先程隠密がばれて対処していた冒険者がヒミコ達に合流してきた。
「どうしたのですか?ヒミコ様!先程の爆発とこの突然の騒動は!」
「あら、あなた達!無事戻って来れたのね。さっき隠密行動がばれてたみたいだけど」
「ああ、それはちょっとアイテムの不具合がありまして・・・」
その冒険者グループのリーダーが説明しようとしたが、シズカがその行為をやめさせた。
「今はそれどころではありませんよ!すぐに馬鹿な事を行なった者達のフォローに向かいませんと・・・」
「えっ!どっ、どう言うことですか?」
「シズカ!私とカレンは先行します。おおまかな事を彼らに話して追いかけて来て下さい。ナズナは後ろをついてくる4人に東に行くようにお願いしてください。あなたもシズカの話を聞いたら後ろの4人と東側に向かって下さい。ヒカゲとサヤもシズカのサポートをお願い。それでは私達は先に行くわ!」
それでヒミコは、シズカに先程起こった事の説明をお願いして、ナズナには後ろか来る者達にどう行動するかの説明に向かってもらった。そして、自分はカレン共に西側の方に向けて駆け出して行った。
先行したヒミコとカレンは広場に着くなり、その場にいた鬼人やエルフ(擬態した魔獣)達と戦闘を開始した。
それを皮切りに周囲に慌しく散らばっていた鬼人やエルフ(擬態した魔獣)達がまた広場の方に戻ってくる者や、問題の場所に向かう者等に分かれて行動をしたが、広場の方で本格的な戦闘が開始された途端・・・俺の仕掛けた罠の1つ魔獣の能力が低下する仕掛けが動作したらしくヒミコとカレンの戦闘に関しては、殆ど余裕で呆気なく戦闘に勝利していた。
「えっ!どう言うこと?こいつら見掛けよりも物凄く弱くない?呆気なく勝てたんだけど・・・」
「ええ、そうですね?それに私達、身体強化の魔法を発動している訳ではないのに、物凄く力があふれてきますね?どうしてでしょう・・・」
「ん・・?まっ!いいわ!!とりあえず先程の爆発があった方に行きましょう。恐らくあの者達ではあの数は対処しきれないかもしれないし・・・」
ヒミコとカレンは今の戦闘が呆気なく終った事を不思議に思いながら先を急いだ。
するとすぐにシズカ達4人が合流して、シズカがヒミコに冒険者から聞いた内容を移動しながら報告を行なった。
「ヒミコ様!どうやらここにいる鬼人とエルフ達は、モンスターである事は間違いないようです。先程の冒険者達が倒した者達から魔石が見付ったそうです。しかも、そいつらは擬態もしているようですね」
「やっぱり!でもなんでそんな事が起きてるのかしら?・・・今度シルク様に確認してみましょう。それよりもここの者達は物凄く弱いわよ。私とカレンだけで10体以上を簡単に倒せましたから・・・まあ、それなら先程の広場のその者達もそのままにしてるので、後でちゃんと浄化しないといけないみたいですね」
ヒミコ達がその話をしながら移動していると、多くの鬼人やエルフ達に擬態した魔獣達は、各街の出入口と爆発の起こった場所へと急いで移動していた。
それで実際5人のグループと隠密で行動していた2人組の1つのメンバーとそのメンバーの仲間である支援系と回復系2人の計4人の冒険者が、一緒に行動して東門に向かう途中で鬼人やエルフ達に擬態した魔獣達を倒し、相手を確認しようとしたと同時くらいに俺が組み込んでいたもう1つの仕掛けが動作した。
その仕掛けは、元々だったら俺が鬼人の街のどこかにいて、あるタイミングで動作させる予定だったのだが、邪鬼人達は俺が考えていたのと、ちょうど同じようなタイミングでそれを動作をさせてくれたのだ。
そうそれは俺の仕掛けた擬態を解除させる罠で、その効果を邪鬼人が動作させたのだ。それで街中にいた魔獣達は、全ての擬態が解けて本来の正体を現したのだ。
「おお!ユウ兄。魔獣達の擬態が解けていくよ。これって解呪の効果?」
「ああ、そうだよ。これで上手く行けば・・・鬼人とエルフの種族が今回の件とは別の生き物だという事になればいいかなって思ってさ」
まあ、あわよくば今迄悪さをしていた鬼人とエルフは、実は魔獣が化けていた存在で、その擬態していた姿で悪さをしていたみたいな事を、もし上手くいかなくても既に鬼人とエルフはその大陸からは既にいなくなっていたという事にしたかったのである。
「えっ、ユウマ様!そこまで考えてくれていましたのですか・・・なんで私達の事をそこまで?」
「そうですよ!なんでそこまで私達の種族の事を?」
実際は俺が以前あった騒動の時に見落としていた事が原因のような気がしたし、特に魔人族が関わっていた案件であったので、出来るだけ関係ない者の被害は回避したかったのである。まあ、今回の件に関してはホントだったら女神であるシルク様がしないと行けない様な気もする。
だがこれに関しては、今のところ・・・それどころではないだろうから、今回は特別に俺がフォローしている。
なので今のところは、女神であるシルク様を持ち上げる感じで話を進めておくことにする。
「いやいや、これもシルク様のお願いだからね。ついでにやってるだけだよ。それにこうしておかないと冒険者が関係無い鬼人やエルフ達を徹底的に討伐しかねないからね。それにもしかしたら捕らえて奴隷とかしかねないからね」
まあ、実際には鬼人の街での騒動が一段落したら、正式に今回の件に関しての説明をシルク様の信者達へシルク様自身から通達して貰う事になる。元々は鬼人達だけだったが、どうもエルフ達や人族でない他の種族に対して嫌悪感を抱いているようなので、それを踏まえてちゃんと説明して欲しいと思ってる。
それでそんな事を話している間に、地下施設を映していたモニターにも変化が見えた。それは先程の解呪のトラップが動作した事により、何故か地下施設の空間が真っ白い霧状のガスに覆われて、地下施設の様子が全く見えなくなってしまっているのである。当然換気するモノ等はなく、その霧状のガスが晴れる事は現状ない。
実際、現状何もないから見える必要もないし、当然地下の地表に書かれていた魔法陣も発動する事もない。
それとは別で隠密行動がばれて戦闘が行なわれた時には、魔獣達を弱体化させるトラップが何故か動作していなかった。しかし、ヒミコさん達が戦闘を開始した途端、魔獣の弱体化及び冒険者を強化させるトラップ上手く発動した。
ただし、これまた予想以上の効果が現われた。本来は擬態が解けたオーガとデミゴッドゴブリンの強さが若干下り、冒険者の能力が少し増すぐらいの筈だった。
それなのに正体を現す前にその効果が現われ、それだけではなく正体が現われたとたんオーガに関しては、通常の強さを大幅に下げ感覚的に4分の1程度のオーラになり身体も2分の1程度に小さくなっていた。そのうえ筋肉質の体格も相当しぼんでかなり弱そうに見える状態へと変貌していた。
それとデミゴッドゴブリンの方は、完全に姿が退化してゴブリンナイトやメイジ等へとランクを下げ変化していたのだ。
「えっ?ユウマ様!これどう言う事ですか?魔物達の姿と強さが一気に変わった様に見えたのですが?本来のオーガとデミゴッドゴブリンの姿じゃないですよね」
「えっ!あっ、あれ?なんで相当弱くなっちゃいましたね。まあちょっと手心を加えたけど・・・これは予想以上の効果が出たって事で・・・」
あっれぇぇ、おかしいな俺の予想じゃぁ、モンスター達に関しては少し弱らせる程度だったんだけど?それに冒険者達の身体強化と回復能力を少し上げるだけだったはずなんだけどなぁぁ・・・どうなってんだ?
シャナ姫達が不思議がり尋ねてきたので、簡単に答えておいたのであるが、俺自身も不思議な事が起こっているので、若干答えを言いよどんでしまった。
・
・
・
しかもこれに関しては、現場で相手しているヒミコ達も不思議がっていたのである。
・
・
・
・
・
それで、慌しく動き出した鬼人やエルフ(擬態した魔獣)達を警戒していると思っていたら、突然ヒミコ達が中央広場に向けて駆け出して行ったのであった。
・
・
・
ヒミコ達が駆け出したと同時くらいに、先程隠密がばれて対処していた冒険者がヒミコ達に合流してきた。
「どうしたのですか?ヒミコ様!先程の爆発とこの突然の騒動は!」
「あら、あなた達!無事戻って来れたのね。さっき隠密行動がばれてたみたいだけど」
「ああ、それはちょっとアイテムの不具合がありまして・・・」
その冒険者グループのリーダーが説明しようとしたが、シズカがその行為をやめさせた。
「今はそれどころではありませんよ!すぐに馬鹿な事を行なった者達のフォローに向かいませんと・・・」
「えっ!どっ、どう言うことですか?」
「シズカ!私とカレンは先行します。おおまかな事を彼らに話して追いかけて来て下さい。ナズナは後ろをついてくる4人に東に行くようにお願いしてください。あなたもシズカの話を聞いたら後ろの4人と東側に向かって下さい。ヒカゲとサヤもシズカのサポートをお願い。それでは私達は先に行くわ!」
それでヒミコは、シズカに先程起こった事の説明をお願いして、ナズナには後ろか来る者達にどう行動するかの説明に向かってもらった。そして、自分はカレン共に西側の方に向けて駆け出して行った。
先行したヒミコとカレンは広場に着くなり、その場にいた鬼人やエルフ(擬態した魔獣)達と戦闘を開始した。
それを皮切りに周囲に慌しく散らばっていた鬼人やエルフ(擬態した魔獣)達がまた広場の方に戻ってくる者や、問題の場所に向かう者等に分かれて行動をしたが、広場の方で本格的な戦闘が開始された途端・・・俺の仕掛けた罠の1つ魔獣の能力が低下する仕掛けが動作したらしくヒミコとカレンの戦闘に関しては、殆ど余裕で呆気なく戦闘に勝利していた。
「えっ!どう言うこと?こいつら見掛けよりも物凄く弱くない?呆気なく勝てたんだけど・・・」
「ええ、そうですね?それに私達、身体強化の魔法を発動している訳ではないのに、物凄く力があふれてきますね?どうしてでしょう・・・」
「ん・・?まっ!いいわ!!とりあえず先程の爆発があった方に行きましょう。恐らくあの者達ではあの数は対処しきれないかもしれないし・・・」
ヒミコとカレンは今の戦闘が呆気なく終った事を不思議に思いながら先を急いだ。
するとすぐにシズカ達4人が合流して、シズカがヒミコに冒険者から聞いた内容を移動しながら報告を行なった。
「ヒミコ様!どうやらここにいる鬼人とエルフ達は、モンスターである事は間違いないようです。先程の冒険者達が倒した者達から魔石が見付ったそうです。しかも、そいつらは擬態もしているようですね」
「やっぱり!でもなんでそんな事が起きてるのかしら?・・・今度シルク様に確認してみましょう。それよりもここの者達は物凄く弱いわよ。私とカレンだけで10体以上を簡単に倒せましたから・・・まあ、それなら先程の広場のその者達もそのままにしてるので、後でちゃんと浄化しないといけないみたいですね」
ヒミコ達がその話をしながら移動していると、多くの鬼人やエルフ達に擬態した魔獣達は、各街の出入口と爆発の起こった場所へと急いで移動していた。
それで実際5人のグループと隠密で行動していた2人組の1つのメンバーとそのメンバーの仲間である支援系と回復系2人の計4人の冒険者が、一緒に行動して東門に向かう途中で鬼人やエルフ達に擬態した魔獣達を倒し、相手を確認しようとしたと同時くらいに俺が組み込んでいたもう1つの仕掛けが動作した。
その仕掛けは、元々だったら俺が鬼人の街のどこかにいて、あるタイミングで動作させる予定だったのだが、邪鬼人達は俺が考えていたのと、ちょうど同じようなタイミングでそれを動作をさせてくれたのだ。
そうそれは俺の仕掛けた擬態を解除させる罠で、その効果を邪鬼人が動作させたのだ。それで街中にいた魔獣達は、全ての擬態が解けて本来の正体を現したのだ。
「おお!ユウ兄。魔獣達の擬態が解けていくよ。これって解呪の効果?」
「ああ、そうだよ。これで上手く行けば・・・鬼人とエルフの種族が今回の件とは別の生き物だという事になればいいかなって思ってさ」
まあ、あわよくば今迄悪さをしていた鬼人とエルフは、実は魔獣が化けていた存在で、その擬態していた姿で悪さをしていたみたいな事を、もし上手くいかなくても既に鬼人とエルフはその大陸からは既にいなくなっていたという事にしたかったのである。
「えっ、ユウマ様!そこまで考えてくれていましたのですか・・・なんで私達の事をそこまで?」
「そうですよ!なんでそこまで私達の種族の事を?」
実際は俺が以前あった騒動の時に見落としていた事が原因のような気がしたし、特に魔人族が関わっていた案件であったので、出来るだけ関係ない者の被害は回避したかったのである。まあ、今回の件に関してはホントだったら女神であるシルク様がしないと行けない様な気もする。
だがこれに関しては、今のところ・・・それどころではないだろうから、今回は特別に俺がフォローしている。
なので今のところは、女神であるシルク様を持ち上げる感じで話を進めておくことにする。
「いやいや、これもシルク様のお願いだからね。ついでにやってるだけだよ。それにこうしておかないと冒険者が関係無い鬼人やエルフ達を徹底的に討伐しかねないからね。それにもしかしたら捕らえて奴隷とかしかねないからね」
まあ、実際には鬼人の街での騒動が一段落したら、正式に今回の件に関しての説明をシルク様の信者達へシルク様自身から通達して貰う事になる。元々は鬼人達だけだったが、どうもエルフ達や人族でない他の種族に対して嫌悪感を抱いているようなので、それを踏まえてちゃんと説明して欲しいと思ってる。
それでそんな事を話している間に、地下施設を映していたモニターにも変化が見えた。それは先程の解呪のトラップが動作した事により、何故か地下施設の空間が真っ白い霧状のガスに覆われて、地下施設の様子が全く見えなくなってしまっているのである。当然換気するモノ等はなく、その霧状のガスが晴れる事は現状ない。
実際、現状何もないから見える必要もないし、当然地下の地表に書かれていた魔法陣も発動する事もない。
それとは別で隠密行動がばれて戦闘が行なわれた時には、魔獣達を弱体化させるトラップが何故か動作していなかった。しかし、ヒミコさん達が戦闘を開始した途端、魔獣の弱体化及び冒険者を強化させるトラップ上手く発動した。
ただし、これまた予想以上の効果が現われた。本来は擬態が解けたオーガとデミゴッドゴブリンの強さが若干下り、冒険者の能力が少し増すぐらいの筈だった。
それなのに正体を現す前にその効果が現われ、それだけではなく正体が現われたとたんオーガに関しては、通常の強さを大幅に下げ感覚的に4分の1程度のオーラになり身体も2分の1程度に小さくなっていた。そのうえ筋肉質の体格も相当しぼんでかなり弱そうに見える状態へと変貌していた。
それとデミゴッドゴブリンの方は、完全に姿が退化してゴブリンナイトやメイジ等へとランクを下げ変化していたのだ。
「えっ?ユウマ様!これどう言う事ですか?魔物達の姿と強さが一気に変わった様に見えたのですが?本来のオーガとデミゴッドゴブリンの姿じゃないですよね」
「えっ!あっ、あれ?なんで相当弱くなっちゃいましたね。まあちょっと手心を加えたけど・・・これは予想以上の効果が出たって事で・・・」
あっれぇぇ、おかしいな俺の予想じゃぁ、モンスター達に関しては少し弱らせる程度だったんだけど?それに冒険者達の身体強化と回復能力を少し上げるだけだったはずなんだけどなぁぁ・・・どうなってんだ?
シャナ姫達が不思議がり尋ねてきたので、簡単に答えておいたのであるが、俺自身も不思議な事が起こっているので、若干答えを言いよどんでしまった。
・
・
・
しかもこれに関しては、現場で相手しているヒミコ達も不思議がっていたのである。
・
・
・
0
お気に入りに追加
4,655
あなたにおすすめの小説

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる