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第11章 開拓と聖霊の森創り?
11-19 鬼人の街に侵入?
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なんとなく俺達に関しては理不尽ではあるが・・・まあ、マリエル様の時みたいに、下手な事をして女神であるシルク様の信者が減るのも事を考えたら、俺が対処するのもしょうが無いと思われる。
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ただ俺が密かに思っていたのは、今回の件でいちばん被害を受けるのは、無害な鬼人達とエルフ達である事は間違いない。それを今回ろくに調べないで、冒険者達をけしかけたみたいな状態になっているので、それが鬼人やエルフ達に対して公になれば、女神であるシルク様に対する信仰心は減るはずだ。
・・・と、まあ確かに今回の件で、ホントに何も手を下さなかったら、間違いなく女神シルク様は鬼人達とエルフ達は信仰心は無くなっていただろう。
でも、それならシルク様のお気に入りである使徒であるヒミコ達だけでも、ホントの事を話せばいいのにと話を持ちかけたが、冒険者達の間では相当大事になっているとかで、それも既に出来なくなってしまっているらしい。
しかも、最近ちょくちょく鬼人達が、人族に対して危害を加えて来ている事実もあったとかで、今更辞めろと言う事が出来ないらしいのである。まあその鬼人は恐らく擬態しているオーガ達だろうが、その辺は見抜ける者がいなかったようなので、今となっては真実かどうかは解らないと思う。
それでシルク様は俺達のところに来るまでの間、神界でそれらの怪しい資料を全て調べ、ついでに裏付けも取ったが既に今更の状態なので、俺、いや俺達に泣き付くに事にしたらしく、その件に関してはちゃんとフィーナ様の了承も得たみたいだ。
「いや、そんな事する前に、どうにかすればいいのに・・・なんで、今更・・・」
まあ実際、俺的には納得できないところだが、既に成り行き状態となっているし、今回の件で大体理解しているうえに、何故かミナとユアがシャナ姫とエリーゼ姫に結構仲良く打ち解けている。
それにミナとユアが2人に、俺が如何にかしてくれる筈だとか話して安心させていたのだ。
「・・・なに?結局俺が如何にかしなくちゃいけない事になってる訳ね」
まあ、どう足掻いても結局のところは、俺がどうにかしなくちゃいけない事には変わらないのだ・・・・。このところ何故か俺は貧乏くじを引きまくっている様な?特にシルク様関連で、以前はマリエル様関連ばかりだったのに・・・。
それから・・・鬼人とエルフ達に今起きてる事に対してと、今後の対処についてシルク様の要望と話を聞いて、既に5時間ほど経っている。実は今現在早朝なのだが、昨日の夜にみんなで今後についてどう言う対処をするか食事をしながら考えていたが、突然シルク様がとんでもない事を言い出したので、有無を言わず深夜のウチに急いで出発した。
途中で1時間ほど休憩をして日が登りだしたので、そこからすぐに出発してそれから今現在は通路を何気に歩いている。
・・・それで、現在俺だけがいるところはというと、鬼人の街の中にある中央の道を堂々と歩いているのだが、気配を消しついでに【認識阻害・隠密】のスキルを使用しているので全く気付かれていない状態だ。
それで宮殿のある方向に歩みながら、この街にいる人々の気配を探ってみた。
「う~ん、どう言う事だ?この街にいる人・・・いや、すでにモンスターばっかりだな?それに・・・うん、この街の地上部分にいる奴等のは、殆ど滅ぼしてもいいんでないかい。ちょっとこれは救えるようなレベルの邪気の持ち主じゃないぞ!しかもかなりいる」
既にちょっとした悪巧みとか少し悪意があるなんてレベルの者達じゃなく、完全に邪悪な存在と化している人物?いや、鬼人とエルフがかなりの数いるようだ。後は殆ど擬態した魔獣が多い、それに恐らく魔人族がいた形跡が数箇所残っている。
どうやらこの街にかなりの回数で、出入りをしている様だ。
まあ、今のところこの街にはいないようだが、それでも魔人族達がよく使う転移門に似た転移装置がある事は、間違い無いようだ。
「この独特の波動って、やっぱり・・・あれだよな?まだ、この辺にもあったんだ・・・」
実は以前色々と魔人族関連の事を対処していて解った事なのだが、魔人族の住む世界・・・まあ、魔界というより、アーストリアの裏側の世界であるベルステリアになるのだが、そことこの世界アーストリアを行き来する魔人族専用の転移門みたいなモノがある事が解っている。
しかも、この世界のありとあらゆる場所に点在している事も少し前に、神界の守護天使達に調べてもらい所在を突き止めた。それらは殆ど破壊して使えなくしていた。
ただその転移門に関しては、全く使ってなかったらただの石碑みたいで、とどめにはこのアーストリアにある転移門と違い、門やゲート、それに魔法陣等のようにひと目では区別が付かない。よく見ると区別は付くがその石碑がある場所が見つけくいのが難点である。
だがその転移門を魔人族が何回か使用するウチに、その石碑から魔人族に似た気配が漂い出すというより、魔人族のいる世界であるベルステリア特有の雰囲気が漂ってくるのだ。
まあ実際それを感じれるのは、俺の関係者と女神様達だけなんだけど・・・なんでだろうかな?これだけ解り易いのに?
魔人族に関しては、かなりの邪気を含む感じの気であり、どちらかというと魔獣よりの気を持っている。しかも独特の魔力の持ち主なのですぐに解るし、それに瘴気もかなり出てる状態なので解り易いはずだ。
まあ実際に魔人族に関しては追々どうにかするように考えて、とりあえずはこの後どうするかだ。
しかし、俺は・・・はっきり言ってこき使われてる?戻ったらシルク様とはちょっと今回の件で話さないといけないな。以前の事とあわせて・・・。
「まあ、それよりも、第一目標は幽閉されている鬼人達とエルフ達か?まあ、幸い操られてる人達はこの街にはいないようだしな。それから魔人族の転移門を破壊すればいいかな」
今回の俺へ任務は、あくまで幽閉されている鬼人達の救出が最優先であって、この街の内部にいる擬態した魔獣の壊滅ではない。
実際そっちの方は今こちらに向かって来ている冒険者達に、任せる事にしている。
それにサプライズ付きで、俺自身は少し悪巧みを考えてから色々とトラップをしているが・・・今のところそれは秘密だ。まあ冒険者達が戦闘を開始した時に起動するように仕掛けているので、冒険者達に対してすごく有利に働くようにしてあるのとある出来事がタイミングよく解るようにしている。
それに関しては冒険者達がこの街に来た時の、お楽しみだ。
「さてと、現状の把握と仕掛けは、いいとして」
ある場所で止まり宮殿の入り口が見える前まで来てから周囲を見渡し、それでも全く俺の姿を認識できない門番に視線を向けて、一旦考え込んだ。
「・・・どうやってあの宮殿の中、いや、地下に行くかな?確かシャナ姫達の話じゃ、隠し通路みたいなのがあるって言ってたけど・・・このまま正面から入ってしまおうかな?うん、ここは悩みどころだ!門番は全く俺の事気付いてないみたいだし、ここはあえて・・・」
この鬼人の街へついてから、最初は見つからない様に宮殿の近くへ無属性魔法の【短距離跳躍】で跳躍するつもりであった。
だが防壁の前で試しに気配を消し【認識阻害・隠密】のスキルを使用してみると、門番を遣り過ごす事に成功、全く気付いていないのである。しかも横に立っているのに、なにも感じていない感じで、まあ実際余りにも気配と姿を消す技術が優秀すぎて、そのまま堂々と街の中に入る事が出来て、誰にも気付かれないまま宮殿まで歩いてきてしまっていた。
それならこのまま宮殿の中に入って、地下まで降りて行っても何も問題ないのではと考えて、そのまま欠伸をしている宮殿前の門番の横を堂々と通り中に侵入した。
「大丈夫かよ、ここの護りは?普通なら少しでも異変に気が付けば警戒するだろうに、欠伸をしてるぞこいつら・・・」
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若干呆れながらこのまま行ったら何事も無く、地下に捕らえられた人達を救出できるだろうと思って宮殿の中へと歩みを進めて行った。
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なんとなく俺達に関しては理不尽ではあるが・・・まあ、マリエル様の時みたいに、下手な事をして女神であるシルク様の信者が減るのも事を考えたら、俺が対処するのもしょうが無いと思われる。
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ただ俺が密かに思っていたのは、今回の件でいちばん被害を受けるのは、無害な鬼人達とエルフ達である事は間違いない。それを今回ろくに調べないで、冒険者達をけしかけたみたいな状態になっているので、それが鬼人やエルフ達に対して公になれば、女神であるシルク様に対する信仰心は減るはずだ。
・・・と、まあ確かに今回の件で、ホントに何も手を下さなかったら、間違いなく女神シルク様は鬼人達とエルフ達は信仰心は無くなっていただろう。
でも、それならシルク様のお気に入りである使徒であるヒミコ達だけでも、ホントの事を話せばいいのにと話を持ちかけたが、冒険者達の間では相当大事になっているとかで、それも既に出来なくなってしまっているらしい。
しかも、最近ちょくちょく鬼人達が、人族に対して危害を加えて来ている事実もあったとかで、今更辞めろと言う事が出来ないらしいのである。まあその鬼人は恐らく擬態しているオーガ達だろうが、その辺は見抜ける者がいなかったようなので、今となっては真実かどうかは解らないと思う。
それでシルク様は俺達のところに来るまでの間、神界でそれらの怪しい資料を全て調べ、ついでに裏付けも取ったが既に今更の状態なので、俺、いや俺達に泣き付くに事にしたらしく、その件に関してはちゃんとフィーナ様の了承も得たみたいだ。
「いや、そんな事する前に、どうにかすればいいのに・・・なんで、今更・・・」
まあ実際、俺的には納得できないところだが、既に成り行き状態となっているし、今回の件で大体理解しているうえに、何故かミナとユアがシャナ姫とエリーゼ姫に結構仲良く打ち解けている。
それにミナとユアが2人に、俺が如何にかしてくれる筈だとか話して安心させていたのだ。
「・・・なに?結局俺が如何にかしなくちゃいけない事になってる訳ね」
まあ、どう足掻いても結局のところは、俺がどうにかしなくちゃいけない事には変わらないのだ・・・・。このところ何故か俺は貧乏くじを引きまくっている様な?特にシルク様関連で、以前はマリエル様関連ばかりだったのに・・・。
それから・・・鬼人とエルフ達に今起きてる事に対してと、今後の対処についてシルク様の要望と話を聞いて、既に5時間ほど経っている。実は今現在早朝なのだが、昨日の夜にみんなで今後についてどう言う対処をするか食事をしながら考えていたが、突然シルク様がとんでもない事を言い出したので、有無を言わず深夜のウチに急いで出発した。
途中で1時間ほど休憩をして日が登りだしたので、そこからすぐに出発してそれから今現在は通路を何気に歩いている。
・・・それで、現在俺だけがいるところはというと、鬼人の街の中にある中央の道を堂々と歩いているのだが、気配を消しついでに【認識阻害・隠密】のスキルを使用しているので全く気付かれていない状態だ。
それで宮殿のある方向に歩みながら、この街にいる人々の気配を探ってみた。
「う~ん、どう言う事だ?この街にいる人・・・いや、すでにモンスターばっかりだな?それに・・・うん、この街の地上部分にいる奴等のは、殆ど滅ぼしてもいいんでないかい。ちょっとこれは救えるようなレベルの邪気の持ち主じゃないぞ!しかもかなりいる」
既にちょっとした悪巧みとか少し悪意があるなんてレベルの者達じゃなく、完全に邪悪な存在と化している人物?いや、鬼人とエルフがかなりの数いるようだ。後は殆ど擬態した魔獣が多い、それに恐らく魔人族がいた形跡が数箇所残っている。
どうやらこの街にかなりの回数で、出入りをしている様だ。
まあ、今のところこの街にはいないようだが、それでも魔人族達がよく使う転移門に似た転移装置がある事は、間違い無いようだ。
「この独特の波動って、やっぱり・・・あれだよな?まだ、この辺にもあったんだ・・・」
実は以前色々と魔人族関連の事を対処していて解った事なのだが、魔人族の住む世界・・・まあ、魔界というより、アーストリアの裏側の世界であるベルステリアになるのだが、そことこの世界アーストリアを行き来する魔人族専用の転移門みたいなモノがある事が解っている。
しかも、この世界のありとあらゆる場所に点在している事も少し前に、神界の守護天使達に調べてもらい所在を突き止めた。それらは殆ど破壊して使えなくしていた。
ただその転移門に関しては、全く使ってなかったらただの石碑みたいで、とどめにはこのアーストリアにある転移門と違い、門やゲート、それに魔法陣等のようにひと目では区別が付かない。よく見ると区別は付くがその石碑がある場所が見つけくいのが難点である。
だがその転移門を魔人族が何回か使用するウチに、その石碑から魔人族に似た気配が漂い出すというより、魔人族のいる世界であるベルステリア特有の雰囲気が漂ってくるのだ。
まあ実際それを感じれるのは、俺の関係者と女神様達だけなんだけど・・・なんでだろうかな?これだけ解り易いのに?
魔人族に関しては、かなりの邪気を含む感じの気であり、どちらかというと魔獣よりの気を持っている。しかも独特の魔力の持ち主なのですぐに解るし、それに瘴気もかなり出てる状態なので解り易いはずだ。
まあ実際に魔人族に関しては追々どうにかするように考えて、とりあえずはこの後どうするかだ。
しかし、俺は・・・はっきり言ってこき使われてる?戻ったらシルク様とはちょっと今回の件で話さないといけないな。以前の事とあわせて・・・。
「まあ、それよりも、第一目標は幽閉されている鬼人達とエルフ達か?まあ、幸い操られてる人達はこの街にはいないようだしな。それから魔人族の転移門を破壊すればいいかな」
今回の俺へ任務は、あくまで幽閉されている鬼人達の救出が最優先であって、この街の内部にいる擬態した魔獣の壊滅ではない。
実際そっちの方は今こちらに向かって来ている冒険者達に、任せる事にしている。
それにサプライズ付きで、俺自身は少し悪巧みを考えてから色々とトラップをしているが・・・今のところそれは秘密だ。まあ冒険者達が戦闘を開始した時に起動するように仕掛けているので、冒険者達に対してすごく有利に働くようにしてあるのとある出来事がタイミングよく解るようにしている。
それに関しては冒険者達がこの街に来た時の、お楽しみだ。
「さてと、現状の把握と仕掛けは、いいとして」
ある場所で止まり宮殿の入り口が見える前まで来てから周囲を見渡し、それでも全く俺の姿を認識できない門番に視線を向けて、一旦考え込んだ。
「・・・どうやってあの宮殿の中、いや、地下に行くかな?確かシャナ姫達の話じゃ、隠し通路みたいなのがあるって言ってたけど・・・このまま正面から入ってしまおうかな?うん、ここは悩みどころだ!門番は全く俺の事気付いてないみたいだし、ここはあえて・・・」
この鬼人の街へついてから、最初は見つからない様に宮殿の近くへ無属性魔法の【短距離跳躍】で跳躍するつもりであった。
だが防壁の前で試しに気配を消し【認識阻害・隠密】のスキルを使用してみると、門番を遣り過ごす事に成功、全く気付いていないのである。しかも横に立っているのに、なにも感じていない感じで、まあ実際余りにも気配と姿を消す技術が優秀すぎて、そのまま堂々と街の中に入る事が出来て、誰にも気付かれないまま宮殿まで歩いてきてしまっていた。
それならこのまま宮殿の中に入って、地下まで降りて行っても何も問題ないのではと考えて、そのまま欠伸をしている宮殿前の門番の横を堂々と通り中に侵入した。
「大丈夫かよ、ここの護りは?普通なら少しでも異変に気が付けば警戒するだろうに、欠伸をしてるぞこいつら・・・」
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