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第11章 開拓と聖霊の森創り?
11-18 説明とシルクのお願い?
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シルク様に関しては、よく観察しろと言って女神様の能力を使って貰い確認してもらったら、何故か物凄く驚いていたのである。
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・・・てっいうより、あんたはなんでおかしいと思った時点で、その能力を使わないかな?ホントに・・・まあ、恐らくそんな事を考える前に頭に来たんだろうな!多分。その点ルアちゃんは気が付いていたようだな。シルク様もどこか抜けてるから、この間も創造神の爺様に怒られるんだよ。
それでみんなが理解してくれた事を確認して、それから【全状態異常回復】と【浄化】の聖属性魔法をかける事により、魔獣の擬態が解かれて正体があらわになった。
『Gugayagogo、Gaaagooo!!』
『guuu、Gyaaaa?』
『『・・・・!?』』
それと同時に2体の魔獣は、先程まで流暢に言葉を喋り文句を言っていたが、擬態が解除された途端に喋れなくなったのか呻き声みたいな鳴き声と変化した。
早い話、魔獣達はアイテムか何かで擬態をしていた様で、その際に頭も良くなったのか言葉も当たり前に話せる様になっていたようである。それ浄化して全て解除する事により、思考能力は元の魔獣レベルまで落ち言葉も喋れないようになったようだ。
その事が解っただけでもかなり攻略に進展できるし、そこからの話は結構簡単に終った。やはりどうやら魔人族が関わっている事がかなり有力的になってきたのである。
何せシャナ姫達の話の中で、鬼人ではない怪しい人物達の姿を幽閉される前に城の中で確認したと言う説明もあったからである。
そもそもなんでそんな怪しい奴らを街に、特に城の内部に入れたのが不思議であったが、どうやらこの前シルク様が説明しに鬼人の街に行った時に、対応した大臣にそもそもの原因であるようだ。
「まあ、その話は今後対処するからいいとして、あと昏睡状態の鬼人とエルフ達はどうします?そんな大臣がいるならもしかしたら・・・」
最初はシルク様の話をして、シャナ姫達とエリーゼ姫達に確認した後に治療しようと考えていたが・・・その件に関してはとりあえず保留にする事にした。まあ、エルフの方は恐らく問題等はなく裏切り者はいないと思うのだが、何故これだけのエルフの民が、鬼人達と一緒に行動しているかだ。
「そういえばさぁ、なんでシャナちゃん達の鬼人さん達のところに、エリーゼちゃん達のエルフさん達が一緒に行動してるの?擬態の方は解ったんだけど、それでもおかしくないかな?種族が違うのに・・・」
ミナが種族が違うのに行動を共にしている事を、不思議に思い尋ねると、続けてユアが語り掛けた。
「そうだよね。鬼人の人達だけなら解るけど、エルフの人達がいるなんて、私達が聞いた内容とは少し違う様な感じだよね。シルク様そういえば、以前確か鬼人さん達が言う事聞かないからとか言ってなかったですか?」
確かにユアが言うように、以前俺達には鬼人が言う事聞かないから、もう滅ぼしていいとか物騒な事を言ってたな?でも、その時はシャナ姫達の話は出てこな無かったよな?それにエルフの事も・・・いったいどういう事だ。
「あっ、やばっ!この間だ余りにもその事が頭にきてたから、あとの事ちゃんとユウマさん達に説明するの忘れてた。えっとね・・・」
シルク様の説明では、以前シルク様が鬼人の最高権力者であるシャナ姫の父親、まあ王様みたいな人に会いに行ったのが事の始まりで、その時に側近である大臣達に説明と話を持ちかけたが、その時点で門前払いを受けたそうである。実際ここまではこの間だ聞いた話ではあるが、どうやらその門前払いされた時に散々文句を言われたので頭にきていたらしい。
それでその後、神界に戻り鬼人の内情を調べると、シャナ姫とその父親を含む王制派の人々は、既に亡き者にされている可能性が高い事が解り、それを企てたのが大臣達側近の面々とエルフの上層部であることが浮上してきたのであったそうで、それで余計に頭にきていてそこからは詳しく調べてなかった事もこの時知った。
それで今回、ミナとユアが連絡してきた後に、徹底的に今まで見逃していた部分の調査を行ない、どうやら一部の鬼人が今回の案件を企て、同じく野心をむき出しだったエルフ達の数名がこの件に首を突っ込んでいる事が判明したそうだ。それでどうやら操られている者達は反対勢力であるエルフの民主派と王制派の者が、恐らく殆どであるだろうと説明してくれた。早い話、操られている人達は巻き込まれた人達である可能性が高いらしい。
それで現在その鬼人とエルフの土地には、その悪巧みをしている者が表に立って動かしていて、その他の民達が殆ど人質の状態になっているそうである。しかも反抗的な人物達は、操られるか地下施設に幽閉されているらしい。
それでとりあえずは、その両方の街と里、それに村等に関しては、シルク様のところで如何にかするつもりらしいのだが、このままでは関係のない者達に被害が出るかもと言う事になっていた。
何故、そこにたどりついたかと言うと、シルク様が俺達にお願いした後、ろくに調べもせずに先走ってヒミコ達に討伐の指示を出していたようだ。
「うーん、そうなのよね。ちょっと困ったなぁ・・・誰か私のお願いを聞いてくれないかなぁぁ?」
シルクはそう言葉を発しながら、何故かユウマの方に視線を向けたのである。
・・・なんだ、このなんとも言えない雰囲気は?それに何をシャナ姫達から聞いたんだ?
「なあ、ミナ!これ?どう言う事なんだ?」
この状況が俺だけが飲み込めていないような気がする?それでしょうがなく横にいるミナに尋ねてみたのである。まあ、ユアに聞いてみてもいいのだが、ユアに関してはルアちゃんと共にシャナ姫達の話を聞いているようだ。
「あっ、それね!どうやらシャナちゃん達の、鬼人さん達の住んでる街の地下でシャナちゃん達のお父さん達が捕らわれたままなんだって、それで・・・」
俺がホンのちょっと違う事を考えてる間に、その辺の話をしていたようだ。
それで簡単な話を聞くところによると、シルク様は今回の件で相当頭に来ていたので、既にレールファ大陸で各都市や街の冒険者に以前より上がっていた案件で、鬼人達と周辺のエルフ達が何かを暗躍している事を伝えられていたので、この際だから悪い事を考えている鬼人やエルフ達の事を討伐対象にする事を了承してしまったらしい。
それで今回、実は生きていたシャナ姫達を確認して、そのうえシャナ姫達と一緒に捕らわれていた鬼人達を救い出す算段を話していた様ではあるが、どうやら現状は無理だがユウマになら可能なのではという話になっていた様なのだ。
「はっ?なに、それって、俺にそれをやれって事なのか?しかも俺が断らないで受ける事が前提で・・・」
「うん、そうらしいよ!頑張ってね。ユウ兄!」
「・・・っと、言う事でユウマさん。お願い!そうしないとこのままじゃ、いい鬼人達とエルフ達が全滅しちゃうの」
いや、それを許可したのはシルク様でしょうが、それを訂正すりゃいいのに、なんで俺に頼むんだ?ヒミコさん達に頼めばいいだろうに?
まあ、この後にルアちゃんからこそっと教えて貰ったが、今回の件に関しては事情というより、内情を知っている俺達に対しては女神であっても弱みを見せるが、シルク様直々に加護する者達には出来るだけそういう意見を覆すとか弱みを見せたくないらしい。
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なんとなく俺達に関しては理不尽ではあるが・・・まあ、マリエル様の時みたいに、下手な事をして女神であるシルク様の信者が減るのも事を考えたら、俺が対処するのもしょうが無いと思われる。
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シルク様に関しては、よく観察しろと言って女神様の能力を使って貰い確認してもらったら、何故か物凄く驚いていたのである。
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・・・てっいうより、あんたはなんでおかしいと思った時点で、その能力を使わないかな?ホントに・・・まあ、恐らくそんな事を考える前に頭に来たんだろうな!多分。その点ルアちゃんは気が付いていたようだな。シルク様もどこか抜けてるから、この間も創造神の爺様に怒られるんだよ。
それでみんなが理解してくれた事を確認して、それから【全状態異常回復】と【浄化】の聖属性魔法をかける事により、魔獣の擬態が解かれて正体があらわになった。
『Gugayagogo、Gaaagooo!!』
『guuu、Gyaaaa?』
『『・・・・!?』』
それと同時に2体の魔獣は、先程まで流暢に言葉を喋り文句を言っていたが、擬態が解除された途端に喋れなくなったのか呻き声みたいな鳴き声と変化した。
早い話、魔獣達はアイテムか何かで擬態をしていた様で、その際に頭も良くなったのか言葉も当たり前に話せる様になっていたようである。それ浄化して全て解除する事により、思考能力は元の魔獣レベルまで落ち言葉も喋れないようになったようだ。
その事が解っただけでもかなり攻略に進展できるし、そこからの話は結構簡単に終った。やはりどうやら魔人族が関わっている事がかなり有力的になってきたのである。
何せシャナ姫達の話の中で、鬼人ではない怪しい人物達の姿を幽閉される前に城の中で確認したと言う説明もあったからである。
そもそもなんでそんな怪しい奴らを街に、特に城の内部に入れたのが不思議であったが、どうやらこの前シルク様が説明しに鬼人の街に行った時に、対応した大臣にそもそもの原因であるようだ。
「まあ、その話は今後対処するからいいとして、あと昏睡状態の鬼人とエルフ達はどうします?そんな大臣がいるならもしかしたら・・・」
最初はシルク様の話をして、シャナ姫達とエリーゼ姫達に確認した後に治療しようと考えていたが・・・その件に関してはとりあえず保留にする事にした。まあ、エルフの方は恐らく問題等はなく裏切り者はいないと思うのだが、何故これだけのエルフの民が、鬼人達と一緒に行動しているかだ。
「そういえばさぁ、なんでシャナちゃん達の鬼人さん達のところに、エリーゼちゃん達のエルフさん達が一緒に行動してるの?擬態の方は解ったんだけど、それでもおかしくないかな?種族が違うのに・・・」
ミナが種族が違うのに行動を共にしている事を、不思議に思い尋ねると、続けてユアが語り掛けた。
「そうだよね。鬼人の人達だけなら解るけど、エルフの人達がいるなんて、私達が聞いた内容とは少し違う様な感じだよね。シルク様そういえば、以前確か鬼人さん達が言う事聞かないからとか言ってなかったですか?」
確かにユアが言うように、以前俺達には鬼人が言う事聞かないから、もう滅ぼしていいとか物騒な事を言ってたな?でも、その時はシャナ姫達の話は出てこな無かったよな?それにエルフの事も・・・いったいどういう事だ。
「あっ、やばっ!この間だ余りにもその事が頭にきてたから、あとの事ちゃんとユウマさん達に説明するの忘れてた。えっとね・・・」
シルク様の説明では、以前シルク様が鬼人の最高権力者であるシャナ姫の父親、まあ王様みたいな人に会いに行ったのが事の始まりで、その時に側近である大臣達に説明と話を持ちかけたが、その時点で門前払いを受けたそうである。実際ここまではこの間だ聞いた話ではあるが、どうやらその門前払いされた時に散々文句を言われたので頭にきていたらしい。
それでその後、神界に戻り鬼人の内情を調べると、シャナ姫とその父親を含む王制派の人々は、既に亡き者にされている可能性が高い事が解り、それを企てたのが大臣達側近の面々とエルフの上層部であることが浮上してきたのであったそうで、それで余計に頭にきていてそこからは詳しく調べてなかった事もこの時知った。
それで今回、ミナとユアが連絡してきた後に、徹底的に今まで見逃していた部分の調査を行ない、どうやら一部の鬼人が今回の案件を企て、同じく野心をむき出しだったエルフ達の数名がこの件に首を突っ込んでいる事が判明したそうだ。それでどうやら操られている者達は反対勢力であるエルフの民主派と王制派の者が、恐らく殆どであるだろうと説明してくれた。早い話、操られている人達は巻き込まれた人達である可能性が高いらしい。
それで現在その鬼人とエルフの土地には、その悪巧みをしている者が表に立って動かしていて、その他の民達が殆ど人質の状態になっているそうである。しかも反抗的な人物達は、操られるか地下施設に幽閉されているらしい。
それでとりあえずは、その両方の街と里、それに村等に関しては、シルク様のところで如何にかするつもりらしいのだが、このままでは関係のない者達に被害が出るかもと言う事になっていた。
何故、そこにたどりついたかと言うと、シルク様が俺達にお願いした後、ろくに調べもせずに先走ってヒミコ達に討伐の指示を出していたようだ。
「うーん、そうなのよね。ちょっと困ったなぁ・・・誰か私のお願いを聞いてくれないかなぁぁ?」
シルクはそう言葉を発しながら、何故かユウマの方に視線を向けたのである。
・・・なんだ、このなんとも言えない雰囲気は?それに何をシャナ姫達から聞いたんだ?
「なあ、ミナ!これ?どう言う事なんだ?」
この状況が俺だけが飲み込めていないような気がする?それでしょうがなく横にいるミナに尋ねてみたのである。まあ、ユアに聞いてみてもいいのだが、ユアに関してはルアちゃんと共にシャナ姫達の話を聞いているようだ。
「あっ、それね!どうやらシャナちゃん達の、鬼人さん達の住んでる街の地下でシャナちゃん達のお父さん達が捕らわれたままなんだって、それで・・・」
俺がホンのちょっと違う事を考えてる間に、その辺の話をしていたようだ。
それで簡単な話を聞くところによると、シルク様は今回の件で相当頭に来ていたので、既にレールファ大陸で各都市や街の冒険者に以前より上がっていた案件で、鬼人達と周辺のエルフ達が何かを暗躍している事を伝えられていたので、この際だから悪い事を考えている鬼人やエルフ達の事を討伐対象にする事を了承してしまったらしい。
それで今回、実は生きていたシャナ姫達を確認して、そのうえシャナ姫達と一緒に捕らわれていた鬼人達を救い出す算段を話していた様ではあるが、どうやら現状は無理だがユウマになら可能なのではという話になっていた様なのだ。
「はっ?なに、それって、俺にそれをやれって事なのか?しかも俺が断らないで受ける事が前提で・・・」
「うん、そうらしいよ!頑張ってね。ユウ兄!」
「・・・っと、言う事でユウマさん。お願い!そうしないとこのままじゃ、いい鬼人達とエルフ達が全滅しちゃうの」
いや、それを許可したのはシルク様でしょうが、それを訂正すりゃいいのに、なんで俺に頼むんだ?ヒミコさん達に頼めばいいだろうに?
まあ、この後にルアちゃんからこそっと教えて貰ったが、今回の件に関しては事情というより、内情を知っている俺達に対しては女神であっても弱みを見せるが、シルク様直々に加護する者達には出来るだけそういう意見を覆すとか弱みを見せたくないらしい。
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